今日は「あがり框」という、喫茶店で慰問演奏をおこないました。
「框」は“かまち”と読みますが、ここは喫茶店と、奥にはフリースペースがあり、ボランティアの方が様々な活動が出来るように約20畳ほどの広さの会場があります。今日はそこでお年寄りの方を呼んでオカリナの演奏をしました。
「あがり框」とは、昔の玄関は敷居の高さが高く、敷居に上がるためにに、一段の石の台がありました。それを「あがり框(かまち)」というそうであります。
私はなぜそのような名前を付けたのかとお聞きしたところ、この喫茶店の他に介護タクシーも営まれており、自身が障がい者やお年寄りの介護をする中で、全部は手助けできないけれども、お年寄りや障がい者の出来ないところを自分たちが手助けをする、その「ちょっとした心遣い」があれば、障がいを持つ人もお年寄りも、普通に暮らせる。そのちょっとした手助けという意味で“あがり框”、敷居に上がる前の補助の一段目という意味で、この名前にしたそうです。
私はこのお話を聞き、議員として市民のために全部は出来ませんが、市民のためにとはどういう事かということを考えさせられました。初心忘るべからず。本当に大切なことであります。
オーナー夫婦の心遣いが、この店の名前になっていることにすごく感動を覚えました。
今日はグループホームから5名のお年寄りと付き添いの方が来ておりました。最高齢97歳。お耳が不自由になってきたと話されておりましたが、私が「川の流れのように」を演奏したところ、突然歌い出しました。私の演奏に合わせて歌い出したことに、付き添いのヘルパーさんもびっくりしておりました。音楽の力はすごいと感じた瞬間です。
最後にこのお婆ちゃん。丁寧に立って握手を求めてきました。私もすごく感動を致しました。
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さて、ここのオーナーの息子さんはちょっと帯広では有名な息子さんで、名前は中村嘉磨智(なかむら かまち)くんといいます。そう、あの「山田かまち」からとったそうですが、嘉磨智くんの詩も、あの「山田かまち」に劣らず天性の感性というものが光っています。彼は今中学2年生。小学校2年生から詩を書き始め、現在140編の詩があります。たぶん小学校の時に書いた詩と思いますが、ひとつを紹介します。
『一しゅん』
一しゅんの
でき事
まばたきをする時の
一しゅん
一しゅんが
つながりかさなりあった時
時間ができる
一旬のかたまりが
この世界を
動かしている
そして中学2年生のときの詩
『心の中』
約束を守ろうとする心の中
約束を守れない自分
心の中の事が
実行できない自分が
一番
くやしい
そのくやしさが
心のくもとなる
そのくもが
晴れた時
自分が変わる時
中村嘉磨智くん。将来日本の詩人として大きく飛躍することを
楽しみにしております。嘉磨智くん、がんばれ!
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