「テニス」の語源は?
その1、フランス語の「トゥネー」(tenez)=「さあ、いいですか」説。テニスの前身であるフランスの「ジュ・ド・ポーム」がイギリスに伝えられ、そのプレイをはじめるときにプレイヤーが「トゥネー!」と声をかけているのをイギリス人が聞いて、それがゲームの名前になった。
その2、古代エジプトの町の名前「チニス」(Tinnis)説。いまのロウン・テニスが誕生するまでのテニスのボールは中空ではなくボールの中に詰めものをした「詰め球系」のボールでした。その詰めものの材料の一つがアマ布で、そのアマ布の特産地が、ここ「チニス」でした。このチニス産のアマ布がテニスのボールに詰められた、というイメージが重なって、ゲームの名前となった。
その3、「テンズ」(ten’s)が「テニス」(Tennis)になったという説。フランス産の「ジュ・ド・ポーム」と同じように、手の平でボールを打つ、「ファイブズ」というボールゲームがイギリスにはありました。この「ファイブズ」のコートの倍ほどの大きさで「ジュ・ド・ポーム」のプレイがなされましたので、「ファイブズ」の倍で「テンズ」(5×2=10)と名づけた。
その4、「テネッツ」(tenetz)が「テニス」となったという説。イギリスの詩人ガウアーが、今日のテニス・ゲームを指して「テネッツ」という言葉を用いてます。1399年といいますから、ずいぶん、古い話です。これが文献的にたどることのできる最古のものといわれています。
こぼれ話:英語の「Tennis」ということが記録された最古の文献は、シェイクスピアの『ハムレット』(1600年)だと言われています。
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