とある機関紙の編集後記
◆許せない事件が東京・秋葉原で起こった。普段でさえ人の多い秋葉原で、しかも歩行者天国の日を狙った計画的な犯罪だ。17名が死傷、内7名の尊い命が犠牲になった。福井県までナイフを買いに行ったことも驚きだし、「ダガーナイフ」という言葉も初めて耳にした。我が子を亡くされた親御さんや関係者の心情は察するに余りある。「くやしい」「絶対に許せない」という気持ちではないだろうかと思う。
◆「自分の境遇に絶望し、人生がいやになった。」というが、だからといって人の命を奪うことは許されることではあるまい。
◆この種の事件が起こると、ニュースの解説者たちは「事件が起きた背景には・・・がある。」といつも口にする。あたかも事件を起こした責任が加害者にあるのではなく、社会にあるかのように、私は事件が起きた背景を分析する必要はあると思うが、そのことにより加害者の責任が軽くなる印象を与えるのはどうかと思う。理由はどうあれ事件の責任はあくまで加害者にあると思っている。秋葉原の事件を模倣した犯罪が連鎖することを危惧している。
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