日本はアジアを代表する経済大国であるが、かっては朝鮮や中国の方がはるかに高い文化を もっていた。大陸から多くの人々が海を渡って日本にやって来て、窯業、紡績、農業など、 幅広い分野で活躍し、日本の発展に大きく貢献した。 須恵器とよばれる上質の土器をつくった人びとが陶部(すえべ)で、鉄器をつくる鍛冶部 (かぬちべ)、こういった人びとにちなむ地名が、須恵、錦織の地名として残っている。 その他、「狛」「秦」「綾」など渡来人に由来した地名がある。 季刊「湖国と文化」(2004年4月:91号)より |
地名のルーツ
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滋賀県の地名を由来を中心にして、勝手気ままに・・
地名について「疑問・質問」を頂くと、調査。結果は期待しないでね。出典は、「角川日本地名大辞典」が多い。もともと地名というものは、そこに住み始めた人々が、あるいはその周辺に住む人々が、その土地をほかの土地と区別して呼ぶために付けた名前です。 したがって、意味をもった言葉で、”その土地の特徴を端的に表わす”ように付けるのが本来の原則です。その名前を聞けば、その言葉の意味を理解できる人であれば誰でも、すぐに「あの土地だな」と直感できるような意味をもつものでなければ、人々の間での意志の疎通が行われないのです。意味のないただの音、単なる符号では、それをあらかじめ約束した人々の間では合い言葉として通用しても、それ以外の人には場所を特定する「地名」として理解できないのです。興味ある見方です。いただきました。
古代の境界は、集落のある平地を囲む山の上り口におかれていた。また、台地から下っていく坂が境界とされることもあった。
「坂」と「境」とは関係が深く、何かを分けることを「裂く」といい、この語が「さか」になり「さかい」に変わった。「坂」のつく地名のところが、村境になっているところが多い。
季刊「湖国と文化」(2004年4月:91号)より
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「宮」のつく地名は、村落を守る神がいるところ、神の領域をあらわすところである。神社のある小高いところを「宮岡」、「宮後」「宮前」は神社の前後方、神社がおかれたところは「やしろ」の地名である。神名や神社名が地名になる場合もあり、「稲荷」「八幡」などその例である。 滋賀県内で「宮」字の地名は20数か所ある。「寺」についても同様で、その数は「宮」よりかなり多く、80数か所ある。 季刊「湖国と文化」(2004年4月:91号)より |
滋賀県は日本列島のほぼ中央部にあたり、湖北・湖西部は日本海型気候、湖南部は瀬戸内形気候、南東部が太平洋気候に属するとされている。 琵琶湖をたたえる近江盆地とその周りを囲む山地よりなり、山や川が多く、変化のある気候条件の影響をうけ、植物は豊富で、動物相も多種多様である。 地名についても、動植物に因むものが多い。 季刊「湖国と文化」(2004年4月:91号)より |







