A-Pad店長(雇われ)向山 志は空よりも高く

A-Padの雇われ店長。自らしっかり走ることがお店でのサービス向上に繋がると信じ、今日も競技にまい進しております。

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茨城シクロクロス・土浦ステージ

2/24は茨城シクロクロス・土浦ステージでした。

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(写真:たんねん氏)

 

思い起こせば、9月初めの中国のUCIレースに出るために、真夏の河川敷で基礎練しながら『やっぱりシクロクロスは冬の競技だな』とつくづく痛感したあの頃から半年。長いシーズンでしたが、この土浦のレースで今シーズン終了。イイ形で終わりたいところ。

 

土浦は2年前のレースに出ており、今回も細かいところは違うけど、概ね前と同じようのレイアウト。

平坦の高速コースだけど、かなり徐行しないと走れないキャンバーとか、180度ターンなど鋭角なコーナーが多いコース。

 

シーズンの終盤と言うことも有り、スタート地点はのどかな雰囲気。

そんな中で今回の優勝候補筆頭は加藤ケンゴ選手。

今年に入ってJCXのレースでもかなり良い位置走ってるし、ローカルな大会で優勝もしている。

まあ、彼を中心に今日のレースが動いて行くことは間違えない。

 

そんな感じでスタート。

やはりスタートと同時にケンゴが一気に前に出る。最初から全開で後続を千切りにかかる。

もうこうなってしまうと、平坦のレースとは言えパックなんか出来なくてバラバラになる。

自分も序盤は4番手か5番手辺りで様子を見る。


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スタートと同時に動いたケンゴ。一気に差を付けられた(写真:岡元氏)
 

ケンゴが早くも独走態勢になっていたけど、自分の前でケンゴを追っているメンバーは明らかに余裕がなくて、恐らく中盤にタレそうな感じ。しかも、追っているメンバーの後ろに付いていると、後ろなのにあんまり楽じゃない。


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あえて単独で走ってペースを一定に保つ(写真:たんねん氏)
 

このコース、180度ターンが多く、1列にならないと走れないキャンバーとかも有り、パックの後方に入ってしまうとストップ&ゴーが激しくて、かえって脚を削られる。

 

そうなると、もう割り切って、前に人がいようが、後ろにいようが1時間、たんたんと個人タイムトライアルをしようと腹を決める。

他の人のポジション争いには参加せず、ただただ省エネ走法でペースを上げていく。


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自分と同じように省エネ走法だった代田兄さんに一旦追い付かれる。そのまま一緒に行こうかとも思ったけど、リズムが違うので、単独で行くことにした(写真:岡元氏)


 

そうこうしていると、目論見通り、ケンゴ以外の選手を抜いて、中盤に単独2位に上がった。

しかもよくよく前を見てみると、ケンゴとの距離が詰まっている。

『追い付けるなら、とりあえず追い付いてみるか』とここから追走を開始。

一気にペースを上げると足攣ったりしそうなので、少しずつ差を詰めていって、ラスト3周でケンゴに追い付く。


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手が届きそうな位置まで来ても、焦らず一定ペースで差を詰める(写真:たんねん氏)
 
ただ、追い付いてみたのは良いけど、そこからどう動くか全く決めていなかった。
 

とりあえず追い付いた勢いで、そのまま行ってしまえればと、長い直線で仕掛けてみたけど、やはりケンゴもまだまだ脚を残しているらしく、簡単には逃がしてくれない。

 

これで、『イイ感じの直線が有れば千切りに行こう』と言う自分の手の内を見せてしまったし、今の脚の感じも見せてしまった。

打つ手がなくなって、ここから自分を先頭に完全にけん制状態に入る。半端な仕掛けは通用しない相手だから策が思いつかない。

逆にケンゴも直線のダッシュ力を見せられてるから、アタック仕掛けるタイミングを逸していたんじゃないかと思う。


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ラスト2周はお互い決定打を出せずけん制状態(写真:岡元氏)


 
結局そのまま最終周回に突入したが、動きが無いまま最後の直線へ。

この直線が終わるとシケイン⇒シケインの先は1列にならないと走れないキャンバー⇒キャンバー抜けるとすぐにゴールと言う感じ。

 
つまり、シケインに先に入ったらほぼ勝利が確定する。
 

最後の直線で自分が目いっぱいしかけて見たけど、結局ケンゴは降り切れず、おまけに直線最後の緩い左コーナーで勢い余ってコーナーの外側に大きく膨らんでしまう。

 

するとすかさずケンゴがイン側から抜きに来て、外に膨らんだ分を戻そうとする自分と少し交錯。

思わず「悪りぃ、悪りぃ。ごめん!」叫びながらラインを譲る。

 

これでケンゴが先頭に立ちそのままシケインへ。

『あ。こりゃもう2位だな』と諦める。

 
しかし、ケンゴがシケイン通過後の乗車にもたつく。

それを見て反射的に左から抜いて、先頭に立つ。


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ゴール前の直線は短いので、先頭でスプリント開始すればその時点でほぼ優勝が決まる(写真:岡元氏)
 

そこからはキャンバー等細々した箇所を抜けて、短い直線で一気にスプリントし、そのまま先頭でゴール。

もう最後は殆どまぐれ勝ちだった。

 

振り返ってみれば、AJOCCのカテゴリー1での優勝は、20年くらい前、学生の頃に勝った富山シクロクロス以来。

思いがけず、今シーズンラストレースで勝ってしまいました。

 

とうとう40の大台にも乗ってしまいましたが、まだまだやり方次第では前より速くなれるなと感じた今シーズン。

色々得るものが有りましたが、もっと速くなれるよう、サマーシーズンもオフトレを頑張ります。

 
 

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