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●「ういろう」

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このお店は、小田原宿を紹介するTV番組などで取りあげられていますから、お馴染みでしょう。
「外郎=ういろう」は、この家の苗字なのだそうです。

私としては「ういろう」は名古屋のものだと思い込んでいたので・・
                 (♪白・黒・抹茶・小豆・コーヒー・柚子・さくら〜〜 Ww)
小田原で「ういろう」?!って、ビックリです。

日本全国にお菓子のういろうはあるようで、どこが発祥ってハッキリしていないんだそうです。

このお店は、元々は腹痛などに効く薬を製造・販売していた。
ここから東海道を西へ行くには、厳しい箱根八里越えがあるので、昔の旅人は事前に薬を買い求めたのでしょう。

各地への売り込みのプロモーションに、菓子のういろうをつけて売り上げに貢献したとか・・・

・・んでもって、お腹の弱い歌舞伎役者が、ここの薬を飲んで調子が良くなったので、
      歌舞伎の演目「外郎売り」を上演。 今で言えば、抜群のプロジェクトですねぇ・・!

入り口を入ると、正面には「ういろう」だけではなく、わらび餅やら練切りなどの菓子が並び、
本来のお商売だった薬は、ズズーッと脇におかれて、対面販売されていました。
店内には「外郎博物館」があり、製薬の資料が展示されているそうです。

お城のような建物は、開業当時からこのようだったそうです。
                        小田原のPRに努めていたのでしょうか・・

なお、店舗内の天井は折り上げになっていましたが、撮影は許可して戴けませんでした。


小田原市内を通る旧道、つまり国道一号線沿いに、城かと見まごうような堂々とした店舗を構える店がある。
小田原名物の「ういろう」を売る、その名も「ういろう」という薬屋兼菓子屋だ。
菓子のういろうは説明するまでもなく、よく知られたういろうだが、ここでは薬の「ういろう」(正式名は「透頂香」)も調剤・販売しているのだ。

店内は菓子を売るコーナーと、薬局コーナーに分かれており、薬局には薬剤師も常勤している。
もっとも、ここで調剤するのは「透頂香」などういろうに伝わる漢方薬のみで、一般的な病院の処方箋などは受け付けていない。

そもそも「ういろう」とは何なのか。そこが問題である。
ういろうを経営する外郎家(または宇野家)の始祖は、陳延祐という中国の人物である。
陳家は支那台州(現中国浙江省)で当時既に千四百余年も続いていた公家の家柄だ。
延祐は元の順宗皇帝の頃、大医院並びに礼部員外郎(れいぶいんがいろう)という役職にあったが、元が明に滅ぼされると二朝に仕えることを恥じて日本に渡った。正平23年(1368)のことである。

延祐は筑前博多に入り、官職名の一部をとって、更に官職名と間違えられないよう読み方も変えて、陳外郎(ちんういろう)と名乗るようになった。
医術卜筮(いじゅつぼくぜい)に詳しかったことから、将軍足利義満に再三に渡って京に招かれたが、遂に京に上ることを果たさず剃髪して帰依した。

その後、息子の大年宗奇が義満の招きに応じ、外郎家は後小松天皇の時代に京都に移った。
朝廷の典医並びに外国信使の接待及禁裏や幕府の諸制度顧問となった宗奇は、幕府の傍らに邸宅を与えられ、手厚く保護された。
後に宗奇は朝廷の命で明に一時的に戻るが、その際に霊宝丹という薬の処方を持ち帰った。

その効能は広く知られ、当時、貴紳はこぞってこの珍薬を求め、冠の下に入れて持ち歩いていた。
冠の隙間から取り出しては服用することが流行ったが、夏の暑い折に冠の中に薬を入れておくと、頭の熱で薬の表面が溶けて香りを発したため、時の天皇より「透頂香」(とうちんこう)の名を賜った。
頂(頭)から透して香る、という意味だ。と同時に、外郎家で作られる薬の意で、透頂香は「ういろう」とも呼ばれるようになった。

宗奇の孫(外郎家四代目)の祖田は徳が高く非凡であったため、時の将軍足利義政に重用され、祖田のふたりの子のうち、長兄の定治(五代目)を足利氏の祖籍である宇野源氏の世継とし、十六菊と五七桐の家紋を与えた。
そのため、定治以来、外郎家は宇野姓も持つようになり、今も外郎/宇野家では菊桐の紋を使用している。
その定治は永正元年(1504)に北条早雲に招かれて小田原に下り、「陳外郎宇野藤右衛門定治」と名乗り、菊桐紋を門戸に冠した豪勢な八棟造りの家屋を建てて住まわった。

屋根を幾重にも巡らせた八棟造りの建物は、幾度となく倒壊や焼失の憂き目に遭ってきたが、外郎家の子孫は定治の遺言を守り、その都度は建て直し続けてきた。
関東大震災(大正12年)以降、しばらく仮店舗の時代が続いたが、平成9年になって現代の八棟造りの建物が再建された。
その際に発掘された古い皿などは、外郎家に受け継がれてきた貴重な資料や道具類と共に店の奥にある明治18年(1885)築の蔵の中で展示されている(平成17年夏より一般公開)。

話を500年前に戻そう。小田原での外郎/宇野家は北条氏から特別の知遇を受け、莫大な家禄も与えられていた。八代目光治の頃、豊臣秀吉による小田原攻めが始まり、光治も小田原の陣中軍に加わって籠城した。

小田原落城後、秀吉は北条氏の一族家臣を全て小田原から追放したが、外郎家に限って「誠に由緒深き家柄であるから、城下に留まり存続するように」と命じた。
以来、外郎家は野に下って医薬に専心するようになったという。身分は商人となったものの、その後も外郎家は歴代の小田原城主に手厚く保護されたという。

江戸時代の浮世絵などに見られる「ういらう」とは、外郎家が小田原で一般に販売していた薬の透頂香のことである。
また、一部の浮世絵に見えるように、外郎家の大店の内には狩野元信の筆による虎の絵が飾ってあったことから、ういろうは「虎屋」とも呼ばれることもあったという。

東海道を往来する諸大名はもとより、庶民もこの薬を求めて道中の常備薬や土産としたことから、ういろうは諸国に知れ渡っていたが、歌舞伎の二代目市川団十郎が登場する有名な逸話が、更にういろうの名を広めた。

                                  ーーHP「和菓子街道」より転載ーー


●「小田原宿なりわい交流館」

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小田原市内にある、名産品や老舗を巻き込んでの「街かど博物館」の中間点にある施設。

昭和7年(1932)に建てられた旧網問屋を再整備した建物で、出桁造りになっています。
ここでひと休み。お茶もいただけます。

この他にも、まだまだ梅干しや蒲鉾、削り節などの老舗に伝統建築を伝える建物が残っていますので、
小田原の旧東海道を中心とした市内を巡るのも楽しいですね。


私は、残念ながら時間切れになってしまいましたが、日々のつれづれに、また食材を求めがてら訪問してみることにしましょう・・・



                             (本町1丁目ほか 2012年4月17日)

この記事に

  • まるでお城ですね。

    歴史あるお店なんですね。

    houzan

    2012/4/29(日) 午前 9:15

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    私としては山行の予備食はいつも「ういろう」でした。その歴史が分かってうれしいです。ういろうと言えば名古屋だと思いますよね。それがへェーですよ。おもしろい話です。ポチッ
    小田原第二の外郎城ですね。 難攻不落だろうね。

    [ donpancho ]

    2012/4/29(日) 午前 9:49

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    私も行きました。驚きの発見みたいなものが店内にありました。
    で、メガネ市場の本店が道路を挟んで向かい側にあった記憶があります。

    戸部パパの闘病日記3

    2012/4/29(日) 午前 10:54

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    houzanさん、古そうですよね〜。
    お店にいる人もネクタイをしてキチンとしてらっしゃいました。

    Architec

    2012/4/29(日) 午後 0:35

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    パンチョさん、私は蒸しようかんはあんまり好きじゃないです。
    食べるのは、せいぜい清水の「追分ようかん」くらいですかね・・
    なかなか波瀾万丈な一族のようで・・ポチありがとうございます。

    Architec

    2012/4/29(日) 午後 0:38

    返信する
  • ここはちゃんと訪ねたことはないんですよねェ・・・・
    客商売なんだから店内撮影くらいさせてくれてもいいのに!
    お客さんも気分よくなって1本くらい余分に買うかもしれないのにねェ・・・僕なら買っちゃうな。。。。。

    [ E49FXN ]

    2012/4/29(日) 午後 0:39

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    戸部パパさん、お菓子を買おうと思いましたが、冷蔵だの冷凍だのと保管がめんどくさいようで、すぐ帰るわけじゃないから止めました。

    ・・・向かいのことは気がつきませんでしたね〜

    Architec

    2012/4/29(日) 午後 0:41

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    E49さん、ねぇ〜!そうでしょう??
    「天井くらいいいじゃないか」と私も心の中でつぶやきました。
    私も、好きでないけど、無理してういろう買っちゃうかも(*^^)v
    和菓子は試食しましたが、美味しかったですよ。

    Architec

    2012/4/29(日) 午後 0:45

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    これってお店なの〜????(@_@)立派すぎてすごいねえ。
    ういろうは大好きだよん。滅多に食べれないけど。

    へ〜他にも梅干し屋さん、乾物屋さんとか、風情あるんだろうね。

    想碧

    2012/4/30(月) 午前 0:09

    返信する
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    碧ちゃん、小田原城もビックリ!って感じよね。
    ういろうが好きなんだ〜。私は若いとき食べて、あまりインパクトがない味だったので、それからあまり食べてないけど、体にはいいかもねぇ。

    古いお店もポツポツあるだけだから、宝探しのようなもんだね〜(笑)

    Architec

    2012/4/30(月) 午前 6:18

    返信する

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