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今日は、広島市立商業(略して市商)での高大コラボレーション授業。 ちょっと遅いのですが、夏休み課題の発表会でした。 もちろん、夏休み課題自体は、できていたわけですが、それを一ひねり入れていただいて、完成度を高めて発表してもらおうとこういうわけです。 さて、夏休みの課題がどんな課題だったかといいますと、ビジネスの「衝撃の現場写真」を撮影してきて解説してほしいというわけです。 まぁ「衝撃の現場写真」なんていうと、ちょっと大げさなのですが、「お、これは!?」という写真を撮ってきて、それを専門用語を使って説明するというのが課題です。 グループの、他のメンバーの発表を聞いて、グループ代表を一人選びます。 そして、代表の課題をもとに、全員で発表準備して、発表してもらいます。 ちょっと画像が見えにくいですが、これはスーパーの食品コーナー。 同じような商品が並んでいるが、なぜ一つだけ安いものがあるのか!? 品質が悪いわけでもないし・・・なぜだ!? それはプライベート・ブランドだからだそうです。 もちろん、プライベート・ブランドだとなぜ安くなるのかという点について、さらなる考察が必要なのは言うまでもありませんが、「あ、これ安いじゃん」と何も考えずに買い物をしている、普通の女子高生よりは飛躍的にビジネスセンスがあがったのは間違いありません。 こちらも画像が見にくいですが、自動販売機の写真です。 なぜ缶ジュースや缶コーヒーが、同じ値段なのか!? 中身は全部違うのに・・・なぜだ!? こういう現象を慣習価格という、だそうです。 早い話が「相場」です。 もちろん、これも何故に慣習価格が成立する商品とそうでない商品があるのかとか、なぜ120円という価格で落ち着くのかという問題についての考察も欲しいところ。欲を言えば、慣習価格が、屈折需要曲線という特殊な形の需要曲線を導き出すことも知ってほしいところです。 しかしね、これまた何も考えずに毎日缶コーヒーを飲んでいる、その辺の高校生よりは、格段にビジネスセンスがあがったのは間違いありません。 専門用語というのは、日常の言葉で語るよりも、現実がよりよく理解できるようになるから使う意味があるわけです。 そういう意味では、教科書に載っている専門用語の定義を暗記させて、覚えたかどうかテストするなんていうことはあまり意味がありません。もちろん、用語の理解が間違っていれば問題ですが、それでビジネスセンスが上がるというたぐいのものでは全くありません。 むしろ、彼女らがしたように、「あ、これがプライベートブランドか」とか「あ、これが慣習価格か」と、習った専門用語と現実とが対応づけられることのほうが重要です。 あくまで私見ですが、日本の教育は、教科書で習うことというのは、自分の生きている世界とは別のことという意識を学習者に植え付けてしまうような指導スタイルが多い気がします。 今日の授業は、厳密にいえばおかしなところはまだあるけれども、それよりも習ったことが自分の生きている世界の現実の問題としてピンとくることのほうを優先してみたというわけです。 市商の皆さん、ブログ見てるよね!? そういう意図だったんだけど、伝わったかな? え、なに? ああ、その表情は「伝わった」って感じだね(笑) ↓↓↓ 「マーケティングー」だそうです。 よかった、よかった(笑) ※24日の金曜日にも、もう一クラス、同じ内容の授業をします。
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ためになりました!
プライベート・ブランド(ああ あれだな、シルーの付いている)
慣習価格・・ふんふん
教科書と現実を結びつけ、自分のものにする考え・調べる思考になるし、いい授業ですねえ。
2008/10/22(水) 午前 10:00
わたしも今日、総合の時間の経済班の体験実習発表会をやったところです。
ある意味専門外で疲れましたが、彼らが現実と専門用語を結び付けて話そうとしている姿がうれしかったです。
こういう学習を、大学に来てもらって、じゃなくて、現場でもっとやれたらいいんですよね。しかもほんとうは総合の時間で、じゃなくて。
社会科教育、がんばらねば!
あ、それじゃ、大学のよさを売り込めなくなるから、だめ?(笑)
ところで、この手法、面白そうなので、うちの総合学習の続きで使わせてもらおうかな♪
2008/10/22(水) 午後 2:04
次郎兄さん、最近やらせ写真、多すぎ(笑)
2008/10/22(水) 午後 2:06 [ ウプサラ花子 ]
専門用語では最後の写真の彼女が言ってる。
「まーけてぃんぐ〜〜!」って言うのが一番良かったですね。
最近みんなより遅れて「えど・はるみ」さんを知った、テレビを見ないなおです。
(*^。^*)
2008/10/22(水) 午後 6:07
初めまして。ケイさんの所から来ました。
ケイさんのブログは、守備範囲広くて、いろいろな記事があって面白いですね。
オタフクの画像見るのも初めて。。
慣習価格という言葉も、、。娘にも教えます。
実生活と結びついた授業、いいですね。
私、食材関係のお仕事始めてから、飲食店にいくと、テナント料、設備費、人件費が気になってしまって、あ、原価率はこれくらいのお料理なのか〜と、、、。
なので、新しい商業ビルに入ってる流行(?)のお店からは、足が遠くなっていまいました、、。
2008/10/22(水) 午後 7:18
そうでしょうか?(最後の可愛い女の子)
細井さんの顔をみて満月より丸いとびっくりしているのでは、、、、
(爆)
2008/10/22(水) 午後 8:01
この最後のマーケティングー ポスターに使えますね♪
傑作ですが、細井先生へのポチではなく、この子へのポチポチ!
2008/10/22(水) 午後 8:37
いいな〜、考える授業。こういうの、大事ですよね。
・・・満月より丸いんですか。そりゃ凄い〜(^m^)
ぐ〜!
2008/10/22(水) 午後 10:59
ところで屈折した需要が描く曲線って、なんですか?
ほんとは酢漬けが食べたいんだけど遠まわしにキャビアチューブを手に入れようとするって、こと?
2008/10/22(水) 午後 11:25
ガビィさん
ありがとうございます。
そうなんですよ。
丸暗記じゃなくて、身につくかというところが大事ですね。
2008/10/23(木) 午前 0:41
にゃーごさん
これはぜひ大学の専売特許に・・・と言いたいところですが、高校への導入の方がスムースに行くケースが多いんですよ。
担任の先生がクラスをきちんと掌握してくださってるでしょ。
だから、課題への取り組みがスムースなんですね。
大学の講義にこういうスタイルを持ち込むには、クラスがない分、導入に結構コツがいるんですよ。
2008/10/23(木) 午前 0:44
花子!!
まぁその話はいずれゆっくり、、、ゴホゴホッ、、、(汗)
2008/10/23(木) 午前 0:46 [ ウプサラ次郎 ]
なおさん
実は私もテレビはあまり好きじゃありません。
テレビがなくても全く苦になりません。
よくそれでマーケティングの研究ができるものだと、たまに自分で心配になることがありますが・・・(^^ゞ
2008/10/23(木) 午前 0:48
たまきゅうさん
コメントありがとうございます。
ブログ時々拝見させていただいております。
素敵なお宅もさることながら、見事に整理されていて、写真に写せる状態になっているところが素敵です(笑)
で、お店に入った時のその気持、よくわかります。学会の流なんかで、マーケティングの学者ばっかりで飲みに行くと、たまきゅうさんのような方が大勢集まったような状態になりまして、酔った勢いで店の人に、インタビューし始める人まで出てくる始末・・・秦で見ている分には面白いですが(^^ゞ
2008/10/23(木) 午前 0:56
jhata先生
私の顔が満月より丸い!?
「そんなことないよなぁ」と何人か聞いてみたところ・・・
「いやぁ、どうでしょう、ははははは」
という返事しか返ってきませんでした(笑)
2008/10/23(木) 午前 0:59
ウプサラ太郎さん
ポチありがとうございます。
本人に伝えておきます。
で、ポスターねぇ。
みんなでマーケティングを勉強しようとか?
ビジネスプランコンテストなんかやる場合は、確かに実にいポスターになりそうですね。
受験生募集にも使えるかも。
ちょっと彼女と交渉してみます(笑)
2008/10/23(木) 午前 1:01
めぐみぃさん
ブリュッセルでもぐ〜は見れるんですね。ロケフリですか。
満月より丸いかどうかについては・・・
こんど授業で聞いてみます(笑)
2008/10/23(木) 午前 1:04
にゃーごさん
屈折需要曲線、よくわかってるじゃないですか!
専門用語は、こういう風に、実感しながら覚えましょうね(笑)
2008/10/23(木) 午前 1:09
かなり、出遅れましたが。
記事はリアルタイムで読んでいました(笑)
「考える」授業・・・いいですね〜。
憧れます!というか、学生時代にそういう授業を受けたかった!!
市商の皆さん☆
これは、かなり貴重な体験だということを、しっかり覚えていてくださいね!←えらそう・・・m(__)m
2008/10/26(日) 午前 3:41