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広島経済大学公開講座2008、今年のテーマは「グローバルビジネスの諸相」。
今日から4週間、毎週火曜日に開催します。

今日は、その第一回目、本学教授で国際地域経済学科主任の鈴木文三先生に「海外ビジネス事始」という演題でご講演いただきました。
今日のお話は、早い話が、鈴木先生のマツダ入社以来の自分史です。
しかし、自分史と言っても、普通の人の自分史と違います。
鈴木先生は、本学にお越しになる前は、マツダの海外営業、海外広報の経験が長く、グローバルビジネスのエキスパート。
1968年にマツダが初めて北米に進出するという歴史的な瞬間から、ずっとマツダの海外ビジネスに携わってこられた方です。
そんな鈴木先生の自分史ですから、それはマツダの海外ビジネスの歴史とほぼ重なるわけです。

当初、総合商社のサポートを受けながらわけもわからずカナダに進出。
それが徐々に自前で営業や生産をするようになり、90年代にタイに進出するころには自前でほぼすべてができる多国籍企業。
現在の日本の多国籍企業は、だいたいがこういう歴史を歩んだわけですね。
鈴木先生は、いつもその最前線にいて、全てを一から作ってこられた。
まさに何もかもが「事始」だったわけですね。

さてそんな鈴木先生の今日のお話を一言でいえば、国境を超えるということ。
国境を超えるということは「文化や商習慣の違いがもたらす予期せぬ事態」にどう対処するかということだそうです。

いや、一言でいえばそれだけなんですけどね。
この一言の奥の深さといったら・・・

今日聞いた話で論文が少なくとも2本書けます。
海外出張で役に立つ豆知識みたいなものは、少なくとも5つはあります。
聴きにこれなかった皆さん、残念でしたね・・・

いやぁ、コーディネーターの私が一番勉強させていただきました。


え?
何かひとつくらい教えてくれって?
じゃぁ、一つだけ。



国境ってのは、県境とは決定的に違います。




え?当たり前?
確かにそうでしょう。
でもこれだけで90分語れる人がいるのです。
グローバル化した今日の世界だからこそ、この一言で90分語れる人は強いです。
鈴木先生はそういう人でした。


関連記事
2008年11月17日
広島経済大学公開講座2008:グローバルビジネスの諸相
http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/27367532.html

閉じる コメント(9)

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ちょっと禅問答みたいな終わり方でしたでしょうか(苦笑)
まぁでも細かいことを書き始めると、きりがなくてね・・・
ほんと、今日聴きに来れなかった方、残念でしたねぇ・・・

2008/11/25(火) 午後 11:58 Hosoi

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次郎兄さん
人のお話で論文2本も書いちゃいけませんぜ(笑)

でも、おもしろそうですね。ぜひあとでこっそり講演録見せてください^^

2008/11/26(水) 午前 7:05 [ ウプサラ花子 ]

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はなちゃん
コメントしにくい記事にコメントしていただいてありがとうございます。
面白いエピソードがありすぎで、これ以上書きだすと、書ききれないのですよ。
沖縄返還で右側通行が左側通行にかわるとか、RX-7を北米に導入する際の日本初の発売前のプレビューとか、アメリカでの地鎮祭とか面白い話がいろいろありました。
本学赴任後も、タイの自動車工場にインターンシップ学生を送り込んだら「階級問題」の火種になったなんて話もありました♪

2008/11/26(水) 午前 9:02 [ ウプサラ次郎 ]

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昨日の鈴木先生のご高話、本当に素晴らしかったです。
スケールの大きな演題だっただけに、自分の能力で消化できるかと不安でしたが、とても身近な話題として聴講することが出来ました。
鈴木先生の「自分史」という所以が伝わってきました。
マツダの海外ビジネスの礎を築かれた方の情熱を持って、さまざまな教育の機会にめぐり合える学生は幸せですね♪

2008/11/26(水) 午後 0:36 GIPSY

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GIPSYさん
よかったでしょう。
どうもこの記事では、うまく伝えきれなくて、要約力のなさを悔やんでおります。
でも、ほんと、本学の教員の質は高いですよ。
学生にうまく伝わっていないのが、残念ですが。

2008/11/26(水) 午後 9:48 Hosoi

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花子さんの突っ込みに爆笑!

ベルギーにいると国境がよく分からなくなります。
シェンゲンエリア内だと税関はないし、地上に線がひいてあるわけじゃないし(←当たり前ですが)。特急のりゃ、普通に広島から東京に行くみたいにパリに着いていますです。
国境って人が作ったものなんだよな、なんて実感したりして。

話がそれちゃいましたね〜。すんません。

2008/11/27(木) 午前 1:12 めぐみぃ

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めぐみぃさん
大丈夫です、鈴木先生と共著にしますから(^^ゞ

で、その国境感って、素敵だと思うんですね。
ヨーロッパで学会やったりすると、みんな国内旅行感覚で、いろんな国から集まってきますね。
今年夏に行った学会はウプサラでしたが、来年はマルセイユで、再来年はブダペストです。3月に参加してる学会は、今年はザンクト・ガレン(スイス)でしたが、来年はコペンハーゲン、再来年はタンペレ(フィンランド)です。
こういうのって、今年は東京でやったから、来年は京都でやろうかとかいう国内の学会開催地の決定とほぼ同じ感覚ですね。

ただ、その国境感にたどり着くまでの壁というのも、人の心の中にはあると思うんですね。
それが消えるような素敵な国境体験。
学生にはぜひそういう体験をしてほしいと思います。

2008/11/27(木) 午前 8:29 Hosoi

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国境が消えるような体験、ですか。
子どものころは県境を越えるだけでどきどきでしたよ。
だからって、いま県境を超えるのが国境を越えるほど難しいかというとそうではないんですけど、東北に住んでいると、白河の関はまだまだ越えがたいなあ、とも感じます。
もしかしたら、関東、あるいは西の人にとっては、東北に来るよりほかの国に行くほうが近いんじゃないかって、感じること、あります。

2008/11/27(木) 午後 10:56 nya=^--^=geo

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にゃーごさん
そうですね。外国の方が近く感じるって、ありえますね。
国境にせよ県境にせよ、人為的に作られたボーダーだから、それは意味がないと感じる人が多くなってきているんだけど、一方で文化の壁というか心の壁というか、人為的ではない壁の方がむしろ越えにくいのかもしれないなと思います。
国境というのは、それを超えると制度が変わるという意味では大きな壁なんだけど、制度を理解すれば済む話なんですよね。しかし文化の壁というのは理解すること自体が難しい。

でも、めぐみぃさんなんかはブリュッセルにいながら、広島のローカルなネタでも盛り上がれるわけで、その壁を超えちゃってますね。
みんながそうならにゃーごさんの仕事もスムースに行くのかな?
そうそう、ウプサラ太郎さんの会社は、この文化の壁をロジカルに超える教育力を持っている点で、まさにグローバル企業と呼ぶにふさわしい!

2008/11/28(金) 午前 0:11 Hosoi


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