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ついにやってまいりました、八昌 五日市店! 八昌と言えば薬研堀の八昌のことですが、実はこの五日市店の店主こそが薬研堀八昌を起こされた方なのです。薬研堀の店を弟子に譲り、こちらの店を開業されたのだそうです。 さぁいったい、どんなお好み焼きを食べさせてくれるのか!? というわけで、出てきたお好み焼きがこの写真ですが、「???」と、はてなマークいっぱいで「おいおい」と突っ込みながら写真を撮りました。 作るプロセスはかなり薬研堀の八昌に近かったのですが、仕上がりの美しさが全くない。 写真の真ん中の部分、麺だけがはみ出している。 写真左側、お好み焼きの生地部分だけが、まるで関西風のように分厚くなっている。 写真右側、卵の白身だけがはみ出していて、写真に写っていませんが黄身はさらにはみ出している。 これが本当にあの八昌を作り上げた親父さんのお好み焼きなのか!?!? そんなことを考えながら半信半疑で、お好み焼きを食べ始めると、お好み焼きの世界の奥の深さを思い知らされる結果になりました。 端のほうの、生地とキャベツだけで、他の具材が入らずソースもかからない、ただそれだけの一片が、なぜか驚くほどうまい。 キャベツが甘い。 生地がもちもちしていてうまい。 そばはそばで、ぱりっとおいしく焼けている。 豚肉はかりっと焼けて味わいがある。 一つ一つの具材が、とにかくうまいのです。 だから、一つの具材しかない部分も楽しめるし、いろんな具材がきっちり重なり合った部分ももちろん、楽しめる。 調味料も濃い部分と薄い部分があって、あるところは具材の味のみ、あるところはソース味、あるところは塩味、あるところは胡椒の風味と、場所によって味が違う。 ここでもう一度今回のお好み焼きの写真を見てください。 この一見でたらめで雑な仕事に見えるこの写真が、実は見事な円熟の境地を示すものなのです。 ピカソの絵が子供の落書きのように見えても子供には描けないのと同じなのかもしれません。 雑なのではなく、あえて崩しているんですね。 実際、この一見雑に見えるお好み焼きですが、途中の工程はとても丁寧。 八昌系の特徴である生地を楕円に引くところから始まり、たっぷりの野菜にたっぷりの天かす、豚肉3枚で、つなぎの生地をたっぷりかけてひっくり返す。 返した後は、忘れているんじゃないかというくらいじっくり蒸らし、ぱりぱりの麺とあわせて、二黄卵に上に載せて半熟でひっくり返してできあがり。 写真のキャベツの焦げが見えますか? キャベツにしっかり火が通り、水気を飛ばし、甘みを引き出し、微妙な焦げ加減が味わいにもなるという八昌系独特の焼き方です。 当たり前ですが、八昌系の基本的な作り方に忠実です。 (ただし、生地の楕円は薬研掘の八晶と比べると真円に近いです) しかし、その重ね方の絶妙な崩し加減で、仕上がりが全く違ってくる、 ここのお好み焼きを食べると、薬研堀八昌のあの神経質なまでに丁寧な仕事が、この境地に達するための基礎練習に思えてしまいます。 もはやこれは技術というより芸術ですね。 お好み焼きの新たな一面を見いだした一品です。 ごちそうさまでした! 八昌 五日市店 広島県佐伯区五日市中央1-3-33 http://hamanet.jp/kaishoku/detail.aspx?txtKshopcd=2303 http://r.tabelog.com/hiroshima/A3401/A340106/34002563/ ※ちなみに八昌といえば、竹屋町に「元祖八昌」という店があります。八昌の本当の発祥の地はここのようです。10年以上前に一度いったことがあって、これといって印象に残ったことはないのですが、再度訪れてみなければならないと思っています。 http://www.chugoku-np.co.jp/okonomi/naka/0822438776.html http://hamanet.jp/kaishoku/detail.aspx?txtKshopcd=709 <現時点の「広島風お好み焼き食べ歩き」暫定順位> これまでブログでご紹介したお店のみを対象にした、独断と偏見による、暫定順位です。 おいしいお好み焼き屋さんしか紹介しておりませんので、順位はついていても、すべてかなりの僅差でほぼ同点と思っていただいて結構です。 このランキング、おいしいと思った店しか紹介していません。 1位 胡桃屋:http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/28951049.html 2位 八昌(五日市) この記事です。 3位 粋-SUI-:http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/30723479.html 4位 八昌(薬研堀): http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/31820182.html 5位 長久:http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/32100215.html 6位 そぞ:http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/29954093.html 7位 いっちゃん:http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/30337406.html 8位 かんらん車:http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/32260478.html 9位 大野:http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/31437606.html 10位 大ちゃん:http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/29364512.html |
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にせものさん
ソースなしでもおいしいと感じる店は、ほかにも何軒かあります。
そして、意外なことに、ソースがなくてもおいしいと初めて感じたのが「オタフクソースお好み焼き課」のミキティさんという方の焼いたお好み焼きでした。
オタフクソース、恐るべし!?
2009/7/6(月) 午後 9:49
にゃーごさん
すみません、記事を生地に修正させていただきました(^^ゞ
で、週末に必ずお好み焼きかって?
それに近いでしょうね。
ここで紹介しているのは、氷山の一角です。
2009/7/6(月) 午後 9:50
ぶたままんさん
言葉の引き出しが豊富?
いやぁそれほどでも(嬉)
で、え、ま・・・まるくなる・・・う・・・絶句(苦笑)
2009/7/6(月) 午後 9:52
サクラノさん
1位にすべきか、2位にすべきか、かなり迷いました。
常識的なお好み焼きを超越しているところで、この八昌(五日市)と胡桃屋の2件は出色です。
どちらが1位でもおかしくなのですが、新しいお好み焼きのカタチを既に完成しているという点で、胡桃屋を1位としました。
とても難しい判断です。
願わくは3位の粋に、八昌(五日市)の境地に達してほしい。この3位の粋はまだ20代の後半くらいの若い店主なんですが、機械のように正確に見事なお好み焼きを焼くのです。まだ若いのに、実に高い完成度。この後の成長ぶりが楽しみです。
4位の八昌(薬研堀)も、若手の養成道場として機能しているようで、数々の有名店の店主を輩出しています。ここからもまた、粋の店主のような基本を完璧にマスターした、今後のホープが生まれてくることでしょう。
楽しみです。
2009/7/6(月) 午後 10:00
ぶどうさん
そうなんです、2位です。難しい判断でした。
でも、このわざと崩すという境地、ほんとのプロでなければできません。
で、ぶどうさんのお好み焼きもぜひいただいてみたいものです。
プロとは違いますから、自分でやってみよう、食べることを楽しもうという、その気持ちが食べるものに伝わって来るかどうかが勝負だと思います。
ぶどうさんが作られるのですから、そういうお好み焼きであることはまず疑う余地がない。
ぜひいただいてみたいです!!
2009/7/6(月) 午後 10:03
ぴよぴよさん
八昌(五日市)、こんどぜひ行きましょう。
八昌(薬研堀)を作り上げた店主が、このあとどういう境地に達したのか。とても面白いですよ。
それにしても、ぴよぴよさんといい、ぶどうさん、のん兵衛さん・・・
広島人でも自分で焼かない人が多い広島風のお好み焼きを自分で焼くという方が、ここに3人も集っているとは!!
これはお好み焼きオフ会をやるしかありませんね!!(笑)
2009/7/6(月) 午後 10:05
う〜ん♪
美味しそうですが。
1位から10位までを一気に見てみたいです(笑)
お仕事、一段落しましたか?
お疲れ様です〜(~_~)
2009/7/6(月) 午後 11:46
渡邊ケイさん
おかげさまで、仕事のほうは一段落ですね。
といっても大きな仕事があるときは、しわ寄せでストップしている用事がたくさんあるので、それはそれでまぁなにかと・・・
ま、働いていれば、みんないろいろありますね(笑)
2009/7/7(火) 午前 0:08
そのお店はないけど・・・(T_T)
近くのお好みやき屋さんで近づけて焼いてみましょう。
2009/7/7(火) 午前 8:52
ひめにゃんさん
近くのお好み焼き屋さんもいいですが、ぜひ一度広島まで、食べにお越し下さい!!
もちろん、お近くのお好み焼き屋さんも、ご自宅のお好み焼きも、それぞれに良さがあるものですけどね♪
2009/7/7(火) 午後 11:45
私、こちらのお好み焼き記事、大好きです^^
食べ物の感想って、実際食べたことのない人にとっては
「へえー、あっそう」で終わってしまいがちですが
先生のは、自分も食べたかのような気分になれるし
ホントに食べたいと思わせてくれるんですよね〜。
どうですか??副業として、どっかに原稿売り込んでみるのは??(笑)
2009/7/7(火) 午後 11:49
またまた67号さん、そんなにおだてちゃって(嬉)
今度、オランダまでお持ちしましょうか・・・って、さすがにそれは無理ですが。
でも、そうですか?
いいですか?この記事?
お世辞と分かっていても、ちょっと嬉しいです♪
2009/7/7(火) 午後 11:57
八昌の原点が五日市にあったとは、しりませんでした。
近くなので一度行ってみたいと思います。
お好み焼きに詳しいですね。ポチッ☆
2009/7/11(土) 午前 7:32
トリッチさん
そうなんですよ。ま、ほんとの元祖は竹屋町らしいのですけどね。
五日市、かなりお好み焼き激戦区ですよね。
少し通ってみようかと思っています。
あ、ぽちありがとうございます!!
2009/7/11(土) 午前 10:03
お好み焼きの奥深さを感じる記事ですね〜
パリっと焼けたとこでビールが進みそうです。
2009/7/12(日) 午後 4:25
tomoさん
奥が深いんですよ。
もちろん、ビールも進みますので、ぜひ広島までお越しください!!
2009/7/12(日) 午後 11:25
初めまして!^^/
私も、来月行ってみようと思ってるんで、楽しみにしています! 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
ありがとうございました・・・♪
2009/8/15(土) 午後 11:30
かよぴいさん
ご訪問&コメントありがとうございます。
ここはおいしいですよ。
是非行ってみてください♪
2009/8/16(日) 午前 0:29
五日市にあったとですか!
あの八昌が?
今度行って見ますね〜!
2011/10/12(水) 午前 0:00
SAKUZZOさん
そうなんです。ぜひ行ってみてください♪
2011/10/13(木) 午前 10:15