ミシュランガイド広島版が発売されます!来る5月17日、ミシュランガイド広島版が発売されます。お好み焼店は掲載されるのか? 掲載されるとすればどの店なのか? お好み焼研究家(自称)の私のところにも、各方面から、お問い合わせを頻繁に頂くようになりました。 そこで「私ならこの店を載せる」というお店を、独断と偏見でリストアップしてみたいと思います! 1.お好み焼の基本を重視するなら いっちゃんかもしれませんね。 広島のお好み焼きというのは、クレープ状に生地をひいた上に、具材を重ねて行く重ね焼き。 特に、その具材の中でも、大半を占めるのがキャベツです。キャベツは自然の素材ですから、糖度も水分量も固さも毎日違うわけです。その毎日性質の違う素材を、毎日同じ味に仕上げて行く。その日その日のキャベツの性質を見抜いて、その良さを最大限に引き出していく。これこそが、広島のお好み焼屋さんの最大の腕の見せ所です。 こういう観点で選ぶなら、いっちゃんでしょうね。 ただね、調味料もほとんど使わず、薄味で、素材の味で勝負するタイプの店なんですよ。 一口目のインパクトを大事にする食品業界のトレンドの対極を行くタイプの店なのです。 だから、悩ましいのは、この店がもしミシュランガイドに載ったとして、観光客の方なんかがガイドを読んでこの店に来ても、その良さがすぐに分かってもらえるのかどうか、ということなんですよね。。。 しかし、お好み焼き通の間では、かなり評価の評価の高い店です。 あれこれおいしいものを食べあるいた美食家が、最後は白いご飯とみそ汁にたどり着くような、そんな良さがあるのです。 同じように、基本が良くできている店としては、ちゅうりっぷがあげられます。 月ちゃんもそうなんですけどね、こういう小さな家庭的なお店は、調査員の目にとまる可能性が低いかもしれませんね。 得もあるかもしれませんね。 それだけでなく、LOPEZは、いろんな意味で革命的な店です。 八昌(薬研堀)から引き継いだものを完成させ、その上に、オリジナルなものを加えて行きます。 磯野の生麺の処理にしても、味付けの仕方にしても、ハラペーニョなどオリジナルなトッピングも、、、現在の広島のお好み焼きの進化方向のほとんどがこの店から生まれてくると言っても過言ではない。 それもこれもグァテマラ人という、広島ではないところにルーツを持つ、外部者の視点が様々な革新を生んだということがあるのではないかと思います。 このLOPEZ出身の店もまた、どこがミシュランに掲載されてもおかしくない。 この店の土台の上に、セロリパウダーの独特の風味づけを加えたやまさ家、キャベツの旨味を引き出すことに徹底的にこだわったおてつ、麺の処理に徹底的にこだわったMasaruなど、弟子が皆それぞれ独自の進化を遂げて素晴らしい名店に育っています。 3.創造性を重視するとなれば 寄り家。でしょうね。寄り家焼きという看板メニュー自体が面白いですが、オリジナルのトッピングメニューが面白いです。ju-shi(十四)もなかなかですね。 寄り家。 のレベルまで飛んでしまうとやり過ぎだと言われれば、ひで家かな。オーソドックスなお好み焼の範囲内で、それでいて生地、調理プロセスなど、随所に革新があります。 はせがわも面白いですね。ソバとライスを混ぜる「ソバライ」がウリのひらのの系列ですが、調理プロセス一つ一つのこだわり、そしてあの分厚い豚肉。本家を超えていると思います。 こうさかも面白いですね。あの麺パリとフワトロ卵のコンビネーションは、見事ですね。 さて、今回は審査員の立場になったつもりで予想してみました。 もちろん、個人的には、お薦めしたいお店が他にもたくさんあります。 しかし、今回は審査員が1、2、3のどれかの基準でお店を選ぶのではないかという仮定のもとに、推測してみました。 ただ、日本食の良さというのは、素材の持ち味を最大限に生かすところにあるはずです。 そういう店を選んでこそ、ミシュランが日本でミシュランガイドを出す意味があるとすれば、1の基準で掲載店を選んでくるのかもしれません。 いずれにしても、大阪版ミシュランではお好み焼きは掲載されなかったわけですからね、広島版で掲載されるとすれば、どの店が載ったとしても、掲載されること自体がすごいことですね! 実はね、ここ数日かなり調査しまして、このリストのうちの一軒が載ることはかなり濃厚になってきたようです。 どういうことになるか、出版が楽しみです! |
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僕なら『かんらん車』『LOPEZ』『貴家。』です。
2013/4/29(月) 午前 5:20 [ D-day ]
D-dayさん
さすがですね。
かんらん車とは、通なところをお選びになる。キャベツの和名「かんらん」を冠するだけあって、かんらん車のキャベツの味も良いですね!貴家。の麺パリ、素材へのこだわりもすごいですね。LOPEZに関しては、私も強く同意です!
かんらん車:http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/32260478.html
貴家。:http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/34518459.html
2013/4/29(月) 午前 7:43
そうそう、素材の美味しさを活かさないと…(^◇^)
我が夫のように、マヨネーズをしこたま掛けて食べるなど「邪道」じゃあ〜(@_@;)
2013/4/29(月) 午後 2:00
ジーナさん
今回のミシュランで注目なのは、素材の持ち味を生かしたお好み焼店が選ばれるかどうかというところだと思うんですよね。ミシュランの調査員について「本当に分かっているのか」なんて言われることがありますが、どういうお店を選ぶかが、一つの試金石になると思っています。
2013/4/29(月) 午後 2:17
記事を読んで想像するだけで大接戦!(笑)なのがわかります。
いっそのこと、Hosoi先生が「ミシュランお好み焼き編」の審査員を務められたらいかがでしょうか?
2013/4/29(月) 午後 5:54
ほんと、、
教授の元へ非公式にでも問い合わせがあるんじゃないですか?
(*^。^*)
2013/4/29(月) 午後 6:50
こわいなあ、ミシュランの調査員を審査する細井さん…
2013/4/29(月) 午後 7:43
ひめにゃんさん
ミシュランお好み焼き編の審査員!!
させていただけるものなら、喜んでお引き受けしますが、問題は、そもそもミシュラン「お好み焼き編」なんていうものができるかどうか、ですよね(笑)
2013/4/29(月) 午後 10:16
なおさん
問い合わせというのはないのですが、このブログの記事を読んでくれているといいなぁなんて思ったりしていますが、どうでしょうね。
2013/4/29(月) 午後 10:19
にゃーごさん
実はね、あちこちのお店に、「ミシュラン来た?」と聞いて回っているのですが、ミシュランの調査員って、結構広島のお好み焼のことが分かっているかも!という気がしています。そのへんの観光ガイドブックなんかよりも、かなり信頼できる、良い本になるかも♪
2013/4/29(月) 午後 10:22