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広島でも有数のお好み焼き激戦区、五日市の名店、「ぼう。」で、お好み焼きをいただきました。 (この写真は、光の加減で、実際より赤っぽく写ってしまっています。) 大きめに引いた生地に、思わず嬉しくなるくらいたっぷりのキャベツ。広島のお好み焼きは、通常150グラムくらいのキャベツを使いますが、こちらのお店のキャベツは、200グラムは優に超えているでしょう。 麺は磯野の生めんで、片面麺パリなので、パリッとしたところと、ツルっとモチっとしたところが、両方味わえるタイプ。 そして、半熟とろとろ、というか生に近いくらいのタイミングで仕上げた卵が、このパリッとした麺と絡み合う、食感の面白さ。 もちろん、生地もかなり粘りのある生地で、焼き上げるとサクッとクリスピーだし、豚肉も幻想ポークで、食材にもこだわっているしと、こだわりがたくさんあります。 実においしいお好み焼きです。 こちらのお好み焼き、口に入れたときにまず感じるのは、片面麺パリの麺の美味さですが、やはりポイントになっているのはキャベツの処理の上手さでしょうね。 鉄板で食べていると、食べるのに苦労するくらいお好み焼きが熱いんですね。 聞けば、やはり、鉄板の温度は高めに設定していて、鉄板の裏のバーナーも通常より鉄板に近い位置につけているとのこと。 この強めの火だから、キャベツにしっかり火を通せるし、麺もパリッと焼きあがる。 しかし、逆に焦げ付きやすくもなるはずですが、キャベツ部分を途中で一回ひっくり返すことで、キャベツの焦げ付きや、豚肉が焼けすぎて堅くなることを、回避する。 鉄板も19ミリと厚めだそうで、このことも、鉄板の温度が変化しにくく、仕上がりが一定になります。 と、こんな見えないところにも、いろいろ工夫があって、あの大量のキャベツに、うまく火が通るのですね。 広島のお好み焼きは、粉ものというよりはキャベツ料理。 具材の中で一番分量が多いのはキャベツです。 このキャベツがいい味になってこそ、他の食材の良さも生きてくる。 キャベツの味は、広島のお好み焼きの土台なのです。 その、土台が完璧にできた、とてもおいしいお好み焼きです。 さて、もう一品、こちらのお店の想像力が生み出した、ユニークな逸品「まぜそば」です。 今広島で流行りの汁なし担担麺に似ていますが、そうではなくて、いうなれば、焼かない焼きそば。 磯野の生めんをゆでて、オタフクのスパイシーソースをベースに味を調合。 器の中で混ぜ合わせていただくという、焼かない焼きそばが、この「まぜそば」。 混ぜるとこんな感じですね。 天かすは、高橋商店さんというところのものだそうですが、甘みがあって、クリスピーで、実においしい。 いやぁ、とっても、美味しい焼きそば・・・いや、まぜそばでした。 実は、広島のお好み焼き屋さんにとって、焼きそばというのは、ちょっと難しいメニューなんですよね。 というのは、鉄板の上に麺や具材を大きく広げるので、かなりのスペースをとるのです。 焼きそばを作ること自体が大変だし、焼きそばを焼いている間、お好み焼きを焼くスペースがなくなってしまうのも大変なのです。 しかし、このまぜそばなら、そういう問題がすべてクリアできる! 提供が容易で、食べておいしい。 お店にも、お客さんんも、どちらにも嬉しい、画期的なメニューなのです。 ぼう。さん、基本が完璧にできているうえに、こんなクリエイティブなメニューも生み出せるという、素晴らしいお店です。 |
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いつも先生の解説っぷりは名人の域に達していると思いますが、来年ぐらいには待望のお好み焼き本出してもいいんじゃないですかねぇ…。
2013/11/2(土) 午後 10:35 [ ヨシー ]
↑強く同意。働けー
2013/11/3(日) 午前 5:20
ヨシーさん
そうですよね、頑張ります(^^ゞ
2013/11/5(火) 午前 0:06
にゃーごさん
ですよね。頑張ります(^^ゞ
2013/11/5(火) 午前 0:06