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2018年6月、三度目のウィーン。 三度目ではあるのですが、こちらヴェルデヴェーレ宮殿は初訪問。 結局、出張ですから、空き時間が少なく、行けるところも限られてくるのですね。なので、このヴェルデヴェーレ宮殿のような観光名所でも、三度目のウィーンにして初訪問というようなことになるわけです。 今回も、学会が終わった日の午後の遅い時間、わずかな空き時間を使っての駆け足訪問です。 さて、ヴェルデヴェーレ宮殿といえば、クリムトのコレクションが多いことでも有名です。 実は私、クリムトって、そんなに好きではないのです。 嫌いということもないのですが、よくわからないという感じでしょうか。 良いと思うこともあれば、そうでもないこともあり、、、 ヴェルデヴェーレ宮殿にこれまで足が向かなかったのは、そのあたりも理由の一つです。 しかし、やはり、実物を見れば、良さがわかるかもしれない。 そう思って、今回は、クリムト・ツアーをするぞと思って行ってきたわけです。 クリムトと言えば、装飾的な人物画が有名でしょうけれど、こういう風景画は好きです。 ちょっと幻想的で、色合いも落ち着いていて、しっくりきます。 人物画も、こういう感じならよくわかる気がしますが、普通と言えば普通でしょうか。 1897年から98年にかけての作品。 1906年になるとこうなる。 やはりこうなると、私にはわかりませんでした。 良くなったと思えることもあるし、逆におかしくなったと思えることもあるし、見るときの気分で結構変わります。 でも、なぜか惹かれる部分もあります。 個性的なのは認めます。 結局、よくわからない。 そして、皆さん、一番のお目当てはこれですね。 接吻 Der Kuss (Liebespaar)。 画集で初めて見たときは衝撃的でした。 実物を見ても、やはり、衝撃的なのは確か。 好きかと言われると、よくわからない。 しかし、ぐっと惹かれるものがあるのは確かです。 不思議な絵です。 ヴェルデヴェーレからホテルに帰る前に、大急ぎで美術史博物館へ。 (写真は、美術史博物館の真正面にある科学史博物館。建物の外観はほぼ同じですが。) この美術館2009年の学会出張の際にも訪問しています。とても大きな美術館です。 この日はもう夕方であまり時間がありませんでしたので、とても回り切れないのはわかっていたのですが、2009年に見落としていたものがあったので、それだけでも見たいと思って、行ってきました。 こちらです。 そう、エントランスホールの装飾をクリムトが手掛けているんですね。 結局、クリムトは、実物を見てもわかりませんでした。 好みではないということなのでしょうか。 惹かれる部分もあるものの、良いのか悪いのか、わからない。 まぁ、でも、それも含めて、いい経験になりました。 |
旅行記
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日本の美術館と違って撮影フリーなんですね。
日本の場合は「著作権」どうのこうのっていう見解も有りますが
美術館の監視員やっている私も良く説明できません。
お客さんも海外の美術館によく行かれる方は
撮影不可というのを納得いただけないこと多いです。
日本の場合は昔ある理由で決まったことを金科玉条として
守り続けるという風土が有りますね、特にお役所の場合。
まあ、クリムト展なんて日本でやったら
さぞかし、お客さんの動員図れると思いますね。
クリムトの「接吻」はなにか凄いなあと
図録見ただけでも感じます。
2018/12/31(月) 午後 1:01
Hosoi先生は正直ですね。クリムト、私も含めて、わからない、けれども有名だから何となく認める、みたいな人が多いかと思います(笑)
接吻を焼き付けたマグカップを持っていて使っていますが、華やかさはあれど、モーニングに使うのは生々しすぎて手が伸びません。
2018/12/31(月) 午後 10:10
> みかんジュースさん
そうですね。海外の美術館では、撮影OKの方が普通だと思います。
とはいえ、実物の魅力を完全に写し取れるわけもなく、それどころか、この記事の通りの稚拙な写真がせいぜいでしょうから、撮っても大した意味はないのですけどね(^^;
2018/12/31(月) 午後 11:42
> ひめにゃんさん
ああ、その感じ、よくわかります。買うけど、使うかどうか悩む。そうそう、私にとっても、クリムトって、そんな感じです(笑)
2018/12/31(月) 午後 11:44
Hosoi先生♪新年&新年号の今年もよろしくです♪絵画も音楽も「好きか嫌いか」のファクターって、能動&受動どちらも悩ましい問題ですね 悩〜
2019/1/2(水) 午後 2:11