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もう20年以上前のこと、岩波新書で「書斎の王様」という本を読みました。いろんな著名人の書斎術に関するリーディングスでした。
その中に「本は自衛隊みたいなものだ」という一節がありました。
本は自衛隊みたいなもので、あちこち攻めていくというよりも、戦場になる可能性のある地域(研究分野)に守備隊として配置しておかなければならない。いざそこが戦場になった時に、自衛隊がいないと降伏するしかないけれど、いれば応戦することができる。
と、まぁ、こんな話です。
要は、気になるテーマの本はとりあえず読まなくてもいいから買って置いておけという話ですが、たとえがうまくて、ずっと印象に残っています。
さて、この写真は、その自衛隊読書の実践の現場写真。
あるテーマで原稿を書くことになりまして、そのテーマに関連しそうな本(自衛隊)が、戦場(原稿を書くことになったテーマ)に、各方面から集結してきたところです。どれも読まれないまま数年間書棚で眠っていた本ばかりですが、いざ鎌倉となれば一気にこうして終結して、臨戦態勢がとれます。必要になってからいちいち集めるのでは間に合いませんし、そもそも読みたくても絶版だったりするものもある。原稿を書くテーマが決まってから、本をそろえるのでは、開戦後に軍備を整えるようなもので、間に合いません。
自衛隊読書、有効に機能しているようです!!
もっとも、ほんとに機能していると言えるかどうかは、原稿が書きあがるまでわかりませんね。
脱稿予定は8月31日。
それまでにこれを全部読んで、原稿を書いて・・・・・・・
ちょっと自信がなくなってきました(苦笑)
※この自衛隊読書、もはや「書斎の王様」がどこに行ったかもわからず、リーディングスなので、どなたの説だったかも忘れてしまいました。こういう紹介の仕方は、あまり適切ではないのですが、ご容赦ください。
※補足です。英語の論文については、電子化がどんどん進んでいますので、この自衛隊読書の必要がなくなってきたように思います。あるテーマで原稿を書くと決まってから、検索をかけて、論文をDLするということができるようになってきました。世の中どんどん変わっていきます。
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