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こちらが集中講義でお邪魔している流通科学大学です。 神戸市西区学園西町という住所で、最寄り駅は学園都市。 神戸市がまだ「株式会社神戸市」と呼ばれていたころ、この地にできた大学です。 大学に入るとまず出迎えてくれるのが、この方の銅像。 ダイエーの創始者、中内功さんですね。 中内さんは、ダイエーを日本一のスーパーにした後、いろんな事業を展開されましたが、そのうちの一つが教育事業。 時代の流通を担う若者を教育するため、この流通科学大学を創設されました。 そんな経緯もあって、学内には、こんな施設もあります。 中内功記念館ということになってますが、まんなかの「サカエ薬局」というのは、中内功の生家です。これをこの敷地内に移設して、周りのガラス部分を増設、記念館にしています。 サカエ薬局は往時のままそっくり移設されていて、表札もかかっています。 今は亡き中内功がまだ少年だった・・・ まぁ誰だって少年時代はありますが、なんだか感慨深いものがありますね。 実は、私、大学院時代に、中内さんに会ったことがあるんですね。 HUBというダイエー系列のパブで飲んでおりましたら、中内さんが取り巻きをたくさん連れて、現れました。 「お、中内功だ!挨拶してこよう!」 いや、別にあいさつしないといけない義理があったわけじゃありません。面識もありません。しかし、マーケティングなんか研究してて、流通のドンが目の前にいて、あいさつの一つくらい、してこなくちゃね・・・と、まぁ当時は若かったんですね。 名刺持って、「失礼します」って言って、取り巻きの間に割って入りました。 何を話したかはよく覚えていません。緊張してたんでしょうね。 でも、もらった名刺は、ずっと大事に持ってました。再生紙なんですが、文字部分が盛り上がって、やたら高級感のある名刺でした。大学院にダイエーから派遣されてきていた仲間に見せたら、社員の俺でも持ってないのに!とうらやましがられました。 さらに驚いたことに、数日後、中内さんから手紙が届きました。 「謹啓 先日は、錦地にて拝眉の栄を賜りましたこと、大変光栄に存じます・・・」 いやぁ、驚きました。 当時ダイエーと言えば、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、日本の流通をしょって立つリーディングカンパニーでした。 もちろん、本人は秘書に私の名刺を渡して、ここに挨拶状を送っておけと言っただけでしょうけれど、それでもたかが大学院生にこんな挨拶状を送ってくれるとは・・・ 「実るほど首を垂れる稲穂かな」というのはこのことかと思いました。 それ以来、たまに偉い人に会いますが、ほんとに偉い人で、偉そうにしてる人を見たことがありません。 いやぁ、懐かしいです。 あれ、そういえば、中内さんの名刺、どこにあるんだっけ・・・(^^ゞ ※中内功記念館、皆さん興味がおありのようなので、写真を一枚追加してみます。裏側の写真なのですが、中内氏の生家の小ささがよくわかります。ガラスに挟まれた真ん中の部分です。この小さな家で生まれた子供が日本一の会社を作るんですねぇ。アメリカン・ドリームならぬジャパニーズ・ドリームですね。 |
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