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お好み焼き:大ちゃん

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昨日、キャリアアップ・プログラムの前に、講師の川上先生をお連れしたのがこちら、「おっこん専門店・大ちゃん」です。
http://gourmet.yahoo.co.jp/0006786674/
http://www.chugoku-np.co.jp/okonomi/higashi/0822630410.htm


実は、私がお客様をお連れするのは、だいたいこのお店です。

なぜこのお店をお客様用に使っているかというと、理由は三つあります。

理由その1
まず、場所が広島駅に程近く、遠方からお越しになったお客様をお連れするのにちょうどいいということ。新幹線を降りてすぐ、あるいは新幹線に乗ってお帰りになる前に、こちらでお好み焼きをお召し上がりいただくというわけです。


理由その2
次に、味が最近のトレンドに乗った、ニュー・スタンダートであること。
お客様には、あまり変わったお好み焼きを食べていただくよりは、まずはスタンダードなものを食べていただこうと思うわけです。
しかし、スタンダードといっても「ニュー」スタンダードです。ニュー・スタンダードというのは、ソバをソースで味付けせずに、メンパリに仕上げるスタイルです。広島風のお好み焼きというと、ソバ(中華めん)が入るわけですが、これを焼きそばのようにソースで味をつけるのが、スタンダードなスタイルだったわけです。
しかし、ここ数年、麺をソースで味付けしないスタイルが一般的になってきています。しかも、鉄板の上で、サラダオイルやラードでパリッと焼き上げるというスタイルが、新たなスタンダードになってきているようです。
本来柔らかいはずの麺がところどころパリパリしているわけですが、どの程度のパリパリ加減が適切かというのが、好みのわかれるところ。もちろん好みの問題ですが、私にとっては、この店のパリパリ加減がちょうどいいのです。


理由その3
店員の動きがとても気持ちがいい。
仕事の手際が良い。
5人くらいの若い店員さんが、連携プレイでたくさんのお好み焼きを焼きあげていきますが、すごいチームワークで、何枚ものお好み焼きを次々と仕上げていきます。
その動きに、無駄がなく、私語もなく、見ていて気持ちがいい。
だんだん年をとると「最近の若いもんは・・・」なんて文句を言うことも多くなってきましたが、若い人が若さを生かして見事な仕事をしているのを見るのは、とても気持ちがいいものです。
私は、調理や接客まで料理の一部だと思っているので、そこまで含めて安心できるお店でないと、お客様をお連れする気になれません。


そんなわけで、キャリアアップ・プログラムの講師の皆さんは、だいたいここでお好み焼きを食べてから講演をしていただくというのが、恒例になっています。
この写真も、私がお連れしたお客様の一人、明治大学の竹村先生の撮影された写真です。
既に、一度ブログでご紹介したこともありますし、ブログのトップ画像として使用している写真でもあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/22027341.html


皆さん、広島にお越しの際は、ぜひご一緒に大ちゃんに行きましょう。

おっこん専門店:大ちゃん 光町店
広島県広島市東区光町2−8−15
http://gourmet.yahoo.co.jp/0006786674/
http://www.chugoku-np.co.jp/okonomi/higashi/0822630410.htm

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広島経済大学キャリアアップ・プログラム、今日は受講者の方のための講演会(エクセレンス科目)でした。
今日の講師は関西大学商学部准教授川上智子先生。川上先生は、製品開発の研究がご専門で、日本商業学会賞、日本経営学会賞など、数々の栄冠に輝くこの分野のトップランナー。今日は「製品開発研究の最前線」という演題で、実に興味深いお話をうかがうことができました。


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マーケティングの研究というと「顧客志向」というのが、全ての土台になっているといっても言い過ぎではないわけですが、この「顧客志向」というのが、実は「両刃の剣」でして、時としてビジネスの進むべき方向を見誤らせます。
製品開発の分野でも往々にしてそういうことがあるわけです。顧客のニーズにこたえてヒットしたなという製品ももちろん多いですが、顧客の言うことを聞いたらとんでもない製品ができたなどという例もやはりたくさんあるわけです。
それもそのはずで、顧客というのは基本的に素人ですから、既存製品の漸進的な改良しか思いつきようがないわけです。かりに顧客が革新的なアイディアがあるとしても、それは暗黙知であって、明確に言語化できるようなものではありません。

ではその顧客志向の良い面を製品開発に取り入れていくには、どうすればいいのか。
川上先生が「バランス分化」と呼ぶ組織体制をとっているかどうかが、分かれ道になります。
職能別に分化した体制をとりながら、ジョブローテーションで他部門のモノの考え方も身に付けた、バランスのいい分化のことを言います。ジョブローテーションによって、キャリアやタスクに冗長性が生じることが、多元的な発想を可能にする。これが顧客ニーズを多元的に分析することを可能にし、顧客志向の良い面を製品開発に取り入れていけるようになるというわけです。

川上先生のこうした研究は、マーケティングのエッセンスと、組織体制の問題とを同時に視野に入れた研究成果だけに、日本商業学会賞と日本経営学会賞の同時受賞という、偉業を成し遂げられたわけです。



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さて、そんなお話をいただいて、感激したところで、恒例の「乾杯のやらせ写真」のはずだったのですが・・・
なんと、川上先生、お風邪だそうで、打ち上げには参加されずにお帰りになりました。
もっともご講演中は、体調が悪いなどというそぶりはつゆほども見せず、質疑応答も完ぺきにこなされました。
さすがプロです。
お見事でした。



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というわけで、川上先生ぬきの打ち上げになったわけですが、川上先生のために(?)、今晩いただいた料理を記録しておきましょう。
まずはお刺身の盛り合わせで、スタート。
おいしそうですね。

しかし、お刺身のあとのお料理は・・・すみません、写真をとり忘れました。
「牡蠣のすりおろし入りの茶わん蒸し」なんてのは、牡蠣の風味が抜群で、牡蠣にそんな食べ方があったのかと目からうろこでしたが・・・写真なしです(^^ゞ



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で、この写真は、しめにいただいたおそばです。
広島でおいしいおそばが食べられるお店というのは、実は少ないのですが、こちらのお店、おそばにこだわって作っていらっしゃって、なんと「塩で食べてみてください」ときたもんだ。
おそばを塩で・・・うん、これは、面白い!


川上先生、今度お越しの際は、お連れいたします(笑)


※川上先生をお連れするはずだったお店は「中島康三郎商店」さんです。興味のある方は、検索をかけてみてください。いろいろヒットします。




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最後に、川上先生のご著作をご紹介しておきましょう。

川上智子「顧客志向の新製品開発:マーケティングと技術のインタフェイス」有斐閣

日本商業学会賞と日本経営学会賞を受賞した名著です。

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