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グリムス、3本目が大人の樹になりました。 今回は、普通の樹になりましたね。 一本目も二本目も、変わった形だったので、意外でした。 そして、こちらが、リアルタイム画像です。 引き続き、成長を見守ってくださる皆さん、こちらをご覧ください ↓↓ http://www.gremz.com/blog_swf.swf?fid=ecb565cd82de68494c294dc8d4b419a0 http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/21512846.html さぁ、4本目はどんな樹になるでしょうか。
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2009年03月29日
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デンマーク王立歌劇場にて、モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚(Le Nozze di Figaro)」を観ました。デンマーク語では「Figaros bryllup 」というらしいです。 Stage director: Kasper Bech Holten Set designer: Steffen Aarfing Costume designer: Marie í Dali Lighting designer: Jesper Kongshaug Conductors: Thomas Søndergård Figaro: Ludvig Lindström Susanna: Gisela Stille Conte Almaviva: Audun Iversen Rosina, Contessa Almaviva: Ylva Kihlberg Cherubino: Elisabeth Jansson The Royal Danish Opera Chorus The Royal Danish Orchestra このフィガロの結婚、まず、音楽的には、軽快で颯爽とした、いい演奏だったと思います。 まず序曲が、速めのテンポで軽快に始まります。 指揮者のThomas Søndergård というかた、初めて知りましたが、きびきびとしたわかりやすい指揮ぶりで、オケをうまくリードしてます。 歌手の皆さんも、若々しくていいですね。 フィガロにしてもスザンナにしても若い役なのですから、あまり年配の大御所の歌手が演じるには無理があると思います。 今回は、実に役にマッチしたいい声の歌手の方でした。 というわけで、今回のこのフィガロ、もし音楽的にどうだと言われれば、「いい演奏だね」で終わりです。 しかし・・・・・・ どうですか!? なんですか!? なんなんだ、これは!?!?!?! そう、今回のフィガロの結婚、思いっきり現代風な演出になっているんですねぇ。 なんと、この写真が、フィガロとスザンナです。 フィガロの服装にご注目! なんと、このフィガロ、サッカーチームという設定になっているんですね。 フィガロの結婚と言えば、伯爵家の使用人のフィガロとスザンナが結婚するのだけども、伯爵がスザンヌに何かとちょっかいを出すもので、フィガロ、スザンナ、伯爵夫人の嫉妬心を利用して伯爵を懲らしめようとするというはなしなんですが・・・ 確かに、伯爵は伯爵と呼ばれていますから、今回のフィガロでも、伯爵のままです。 台詞も音符もモーツァルトが作ったままなのに、設定が、すっかり変えられている。 こちらの写真は、スザンナとケルビーノ。 ケルビーノはお調子者で、城内のいろんな女性にちょっかいを出し、ついに伯爵夫人にまでちょっかいを出したために、伯爵に軍隊の士官に任ぜられセビリヤに飛ばされてしまうという役です。 これが今回のフィガロでは、別のサッカーチームにトレードされるということになってしまう。 もちろん、音符も台詞もすべてモーツァルトが作ったとおりなのです。 ただ、衣装やら小道具やら、演技やらで、それとわかるのです。 テキストが全く同じなのに、文脈が全く変えられてしまっている!! こちらはバルトロとマルチェリーナ。 第一幕で、マルチェリーナが、聞こえよがしにスザンナの皮肉を言うシーンがありますが、今回は携帯電話を片手に電話の相手とスザンナのうわさ話をするというシーンになっていました。 ここでも、音符も台詞も変えていないのに、文脈が完全に変えられている!! こちらが伯爵と伯爵夫人。 お互いに伯爵だの伯爵夫人だのと呼ばれてはいますが、サッカーチームのオーナー兼スター選手か何かかなという感じの設定になってまして、きっとサッカー好きの大富豪か何かなのだろうと納得してしまいます。 ここでも、音符も台詞も変えていないのに、文脈が完全に変えられている!! 唯一難しいのは、伯爵がスザンナと姦通することで、いったん自分で廃止した領主権(いわゆる初夜権)の復活を狙っているという部分です。 しかし、考えてみると、台詞としては「あの権利」くらいの遠回しな言い方しか出てこないのですね。 モーツァルトもさすがに権力に面と向かって対決するような台詞は入れにくいので、遠回しな言い方しかしていないというわけでしょう。 おかげで、なんとでも解釈が可能になるというわけです。 いやぁ、ほんと、今回のフィガロの結婚には驚かされました。 音符も台詞も一つも変えていないのに、文脈を変えることで全く違った意味を持たせてしまう。 もし今回のフィガロを、CDにでもしたなら、誰もなんの疑問も持たずに、「ああ、フィガロの結婚だね」と言うでしょう。 こういうのをテキストの自律性と言うのでしょうか。 ほんとに、音符も台詞も一つも変えていないんです。 ただ文脈だけが変わっていて、そのために意味が全く変わってしまう。 これだけ矛盾なく、すべてを変換できる解を見つけた演出家の能力には脱帽です。 いやぁ、オペラはこういう楽しみ方もできるんですね。 面白いものを見せてもらいました。 ※今回の記事の写真は、デンマーク王立歌劇場のウェブサイトからお借りしました。
http://www.kglteater.dk/Forestillinger/Opera/Opera_08_09/Figaros_bryllup.aspx |
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デンマークの王立歌劇場です。 コペンハーゲンの中心街ストロイエを抜けて王様の新広場(コンゲンス・ニュートーゥ)の前にあります。 なんと1748年建造という、伝統ある歌劇場です。 今回は、ここでモーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」を観てきました。 内部はこういう感じになっております。 幕間にはここでコーヒーを飲んだりワインを飲んだりするわけです。 はい、それでは、ホール内にご案内いたしましょう。 今回の席は、この写真の赤丸を付けたあたりの最前列です。 結構いい席が取れました。 この席で、622Dkk(日本円でだいたい1万円ちょっと)ですから、日本国内では考えられない安さでしょう。 ちょうど王立歌劇場のウェブサイトにあったこの写真、私の席から見たのとほぼ同じアングルです。 いやぁ、ヨーロッパのオペラハウスは、座ってるだけで幸せな気分になります♪ さて、ここで観たオペラ「フィガロの結婚」については、別の記事で解説いたしましょう。
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