|
広島経済大学キャリアアップ・プログラム「ビジネスウーマンのためのキャリアデザイン」が始まりました。講師は本学の上田みどり教授。これから6週間、毎週木曜日に開講します。
多くの女性のキャリアは、M字型を描きます。就職して最初のピークを迎えた後、結婚、出産、育児などでキャリアの谷に入ります。いかにしてこの谷から抜け出して、第二のピークに向かうかを考えてみようというのが、この講座。
第一回目の今日は、上田先生のこれまでの人生をモデルに、M字型のキャリアというのがどういうものなのかということをお話しいただきました。上田先生は、お仕事をされた後家庭に入られるのですが、一念発起して、好きだった英文学を勉強しなおすために大学院に入られるのが36歳。大学の教員として第二のキャリアを歩みだすのは41歳の時のこと。
現在では、本学の教授であることはもちろんですが、学外でもご講演や某オーケストラの理事など、多彩な活動を展開されていらっしゃって、まさにM字キャリアの第二のピークに到達されております。
それにしても、アメリカ文学がご専門の上田先生がなぜキャリアを論じられるのかと疑問に思われる向きもあるかもしれません。しかし上田先生によれば「文学とは人の生き方を学ぶこと」だそうです。キャリアというのはその人生の大半を占めるものですから、ご関心があるのは当然です。また「女性は、女性として生まれるのではなく、女性として育てられるのだ」というボーボワールの言葉を紹介されていましたが、女性らしさを押し付けられることが多いもの。女性のキャリアには、その時代時代の女性像が色濃く映し出されるものでもあるわけです。
上田先生、今日は、こんなお話で講義を締めくくられました。
働くというのは、傍を楽にすること。
商売というのは、笑いを売って皆を幸せにすること。
そのためには利己的になってはいけないが、個がしっかりしていなければたんに流されるだけ。
利己的にならないようにしながら、主張すべきことはきちんと主張しなければならない。
主張するためには、勉強がいる。
それも、知性だけではだめだ。
知性と感性をバランスよく磨け。
いやはや、今日は私も学生に戻った気分で、まじめにノートをとりました。
さて「文学とは人の人生を学ぶこと」という上田先生の言葉のとおり、この講座では理屈よりも「人の人生」からダイレクトに学んでいこうと思います。
来週は、当ブログご常連、オタフクソースのFさんの人生を学びます。
ご期待ください。
広島経済大学キャリアアップ・プログラム
http://www.hue.ac.jp/lecture/careerup/index.html
ビジネスウーマンのためのキャリアデザイン
http://www.hue.ac.jp/lecture/careerup/syllabus/stepup06.html
|