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今日はこちらに行ってまいりました。 そう、クラシック・ファンなら誰もが憧れる、Musikvereinでございます(嬉)。 え、この建物を見ただけでは、わからない? では、内部の写真ならどうですか? はい、どうですか?! この美しいホール! そう、お正月恒例のウィーン・フィルのニューイヤーコンサートなどでおなじみの、ムジークフェライン(楽友協会)大ホールです。 今日は、「Klassik Hits im Goldenen Saal」、つまり「黄金の間でクラシックの名曲を」と題するコンサートが行われました。 いやあ、まさに黄金の間! 美しいですなあ。 もっとも、今日は、いわゆる子供コンサートみたいなものでして、あまり本格的なコンサートではないのです。 しかも、オケは、ウィーン・フィル(Wiener Philharmoniker)ではなくて、ウィーン交響楽団(Wiener Symphoniker)でした。 曲目は以下の通りです。 Wolfgang Amadeus Mozart
Ouvertüre zur Oper "Die Zauberflöte", KV 620(オペラ「魔笛」序曲)
Peter Iljitsch Tschaikowskij
Ausschnitte aus dem Ballett "Schwanensee", op. 20(白鳥の湖)
Nicolai Rimskij-KorsakowFlug der Schwäne Auftritt Rotbart mit Odile Pas de deux Siegfried mit Odile Tanz der Schwäne
"Scheherazade". Symphonische Suite aus "Tausendundeine Nacht", op. 35 - 4. Satz(シェヘラザード)
--- Pause ---
Peter Iljitsch Tschaikowskij
このプログラムを見る限り、まぁ、いかにも子供向けコンサートという感じですし、オケもVPOではなくVSOだということで、正直な話あまり期待していませんでした。ムジークフェラインの大ホールが見れればそれでいいやというくらいの軽い気持ちで行きました。
Ausschnitte aus dem Ballett "Der Nußknacker", op. 71(くるみ割り人形)
Edvard GriegOuvertüre Marsch Fee Dragee Blumenwalzer Russischer Tanz Ausschnitte aus dem Ballett "Dornröschen", op. 66 Silberfee Goldfee
"In der Halle des Bergkönigs" aus der "Peer Gynt" Suite Nr. 1, op. 46(ペールギュント第一組曲)
しかしね、実際聞いてみたら、ものすごいうまさでした。 この誰もが知っている、まぁ言葉は悪いですが、手あかにまみれた感じのあるこのプログラムで、こんなに感動できるものかと・・・ ムジークフェライン大ホール、予想以上によく響くホールで、どんな小さな音でもすうっと通る。 逆に、音が大きくなると残響が残りすぎるので、下手なオケがやると、音量が上がると音が団子になってわけがわからなくなるはず。 しかし、そんなことは全くなかった。 ピアニシモからフォルテシモまで、ものすごくダイナミックレンジの広い、それでいて全く濁らない、見事な演奏でした。 くるみ割り人形にしても、シェヘラザードにしても、ペールギュントにしても、速くて大音量の軽快なフレーズが多いですが、これがおもしろいくらい見事に決まって痛快でした。 VSOなんて、VPOに比べれば、だいぶ格下のはずなのに・・・というか、だいたい「今日は同じウィーンでも、VSOのほうだからさ・・・」なんて馬鹿にされるオケなのに、それなのにこのうまさ! ウィーンはやっぱり、驚くほどレベルが高い。 野球に例えて言うならば、ウィーンってところはメジャーリーグですね! こんな素晴らしい演奏が、こんな素晴らしいホールで聴けて、しかも29ユーロ(4千円弱)だなんて、ウィーンってホントにいいですね。
幸せです♪ |

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