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火曜日に市商(広島市立商業高校)で行う高大コラボ授業のネタを収集するために、広島市南区の「皆実町中通商店街(みなみまちなかどおりしょうてんがい)」に取材に行ってきました。 広電宇品線の皆実町六丁目電停から旧陸軍被服廠へと延びる、長い商店街です。元々は、電停から被服廠(ひふくしょう)へと通勤する人たちの通勤ルートに自然発生的にできた商店街。それゆえに「被服廠通り」という通称でもよばれています。 戦後、被服廠がなくなってからは、広島大学の学生がこのあたりに下宿するケースが多く、学生街として、にぎわった時期もあったのだとか。しかし、広大が東広島に移転してからは、そのにぎわいも消え、かなりさびしい状態になっています。 私が広島に来た15年前には、既に、このような状態でした。 結構長いんですよ、この商店街。 商店街を抜けると、大きな幹線道路がありまして、これを渡ったところが旧被服廠。 電柱の向こうに、瓦屋根だけ見えているんですが、わかるでしょうか? といっても、分かりにくいですね。 こちらが、その旧被服廠。 かなり大きな工場ですね。 歴史的な建造物だし、修復して何かに使えないのかという話も良く出ますが、いろいろ難しい問題があるようですね。 もっとも、今では、ちょっとさびしいことになっていますね。 こんな感じです。 こんな感じ・・・ 松の湯さん、今年の1月末で廃業だそうです。 実はね、私、あるテレビ番組でコメンテーターをしていたことがありまして、この商店街の取材をしたことがあるんですよ。 もう5年前ですね。 その時は、この松の湯さんも取材させてもらいました。 昭和40年開業だそうですが・・・ 他にも、5年前に取材させてもらったときにあったはずの店が、何件もなくなっていました。 頑張っているお店が何件かあったのですが・・・ 寂しいですね。 そして、こんなものも見つけました。 お店が、住宅に代わっていること自体寂しいですが、その軒先にスーパーの宅配サービスのボックスがあるなんて・・・ 商店街のど真ん中ですよ・・・ 推測ですが、商店街のど真ん中に住んでいる人でさえ生活に必要なものを、この商店街の中で揃えられないという状態になっているのでしょう。 しかし、忙しそうにしている店もあります。 このお店は、業務用の精肉卸店。 商店街そのものの人出は減っても、商店街の外のニーズをつかめれば、それはそれでやっていけるわけですね。 こんな風に、新たにリニューアルして頑張っている店もあります。 商店街と言うよりは住宅街化しつつありますが、それゆえに人は住んでいますからね、地域住民のためのお店は残りますね。 なぜか理美容院が6軒もあります。 子供服のリサイクルショップなんかもできてました。 さて、今回、高校生に課題として考えてほしいのは、この状況です。 実は昨年、この皆実町商店街の目の前に、ゆめタウン広島という大型SCができたのです。 売り場面積38750平米の大型施設。 (広島市内のSCの状況については、以前書いた記事をご覧ください。) 大型店と言うと、中小小売店の敵と言うような見方が定着していますが、必ずしもそうとばかりは言えません。 この大型SCがあるおかげで、目の前に万単位の人が、毎日やってくるのです。 この人たちのニーズをうまくつかめばいいわけです。 といっても、商店街と言うのは、自然発生型商業集積。 SCのような管理型商業集積と違いますから、柔軟なテナントミックスができるわけではありません。 そういう意味では、なかなか難しい問題ではありますが、何か出来ることがあるはずです。 明らかに、ここに人がいるんですから! この商店街が、被服廠通りと呼ばれて栄えたころと同じように、この電停は、毎日多くの買い物客をここへ運んできています。 何か出来ることはあるはずですね。 今度の授業で、市商のみんなと一緒に考えてみたいと思います。
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今日は、アサイチで、広島市のお隣、廿日市市の某女子高に出前講義に行っておりました。 今回は、高校の主催でも、大学の主催でもなく、企画会社の主催です。いろんな大学に声をかけて、進路説明会をやって上前を撥ねる業者がいるのです。もう10年近く前でしょうか、初めてこういう業者の存在を知った時には、驚きましたが、今では当たり前の光景です。 最近、こういう単発の出前講義は若手の先生に行っていただくことが多いのですが、今日と明日は本学の一般入試でして、監督に駆り出されている人が多く、人の手配がつかないので私が行くことになりました。 まぁしかし、そんな裏の事情は、もちろん高校生には関係なくて、皆さん、ほんとに熱心に聞いてくださいました。 今日は、コンビニの製販統合の話を主にお話ししましたが、ニーズが違えばビジネスのやり方も違ってくるということを、コペンハーゲンのスーパーやストックホルムのセブンイレブンやベルリンの危険なソーセージ売りの話をネタに、お話しました。 さらに、ビジネスというのは、ニーズに合わせるだけでなく、時としてニーズを創り出すという話を、昨年4月に本学の前に開業したイオンモール広島祇園ショッピングセンターによる立地創造の話をネタにさせていただきました。 ブログネタだけで講義ができてしまうのが、我ながら呆れますが・・・(笑) なにはともあれ、皆さん、とても熱心に聞いてくれて、講義していて楽しかったです。
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