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パワフルなお好み焼きです。 下町のパワーというのかなんというのか、もうとにかくボリュームがすごい! このお好み焼き、通常の2倍近くあります。 生地を引いた後に魚粉(ゴマ入り)をかけ、その上にすぐに味付けしたソバを乗せるという伝統的な焼き方。 その上にキャベツを載せますが、これが通常の2倍近い。 さらにその上に、豚バラ肉を5枚です。通常は2〜3枚ですから、これも2倍ですね。 これをひっくり返して蒸して、クレープ状に伸ばした卵の上にのせるわけですが、なんとこの卵は二黄卵が二個。これも二倍ですね。 これをもう一度ひっくり返して、卵が上になって出来上がりですが、さらにその上にガーリックパウダーを大量にかける。これも間違いなく普通の店の二倍はかける。 というわけで、何もかも普通の店の二倍近いボリュームのあるお好み焼きが、この店の「シングル」と呼ばれるお好み焼きです。 このシングルがなんと600円、イカ天が70円、ネギは無料。普通の店は650円から750円ですから、普通の店より安いくらいですね。量が2倍で、普通の店より安いって、激安ですね。 ちなみに、この店の「レディース」と呼ばれるお好み焼きが、普通のお店で出てくるお好み焼きのサイズです。レディースはなんと450円とこれまた格安です。 食べきれなければ、持ち帰り用に容器に入れてもくれるし、容器代も無料です。容器代を取られる店も多いのですが、この店は嫌な顔一つせず、気持ちよく対応してくれます。 さて、そのボリュームのあるお好み焼きを、こういう状況で焼いていきます。 これはもうお好み焼き工場という感じですね。 すごい勢いです。 この写真を撮ったのが14:25なんですよ。ランチタイムはとっくに過ぎているはずなのに、この忙しさ。 実はね、三八で修業したというお好み焼き屋さんって結構多くて、ぜひ食べてみたいと思って何度も来ているのですが、いつもあまりの混雑ぶりにあきらめて帰っていたのです。しかし、この時間帯でこんなに込んでいるんなら、多分すいている時間というのはないのだろうと思って、意を決して食べてきました。 でもね、この店、こんなに大量に焼いているのに、鉄板で食べられるのは最大3人くらい。テーブル席は7〜8席かな。ということは最大10人くらいしか店内では食べられないわけです。 なのにこれだけ大量に焼き続けているのは、まず、電話で予約して持ちかえる客が多いのです。もう次から次へとひっきりなしに注文が入ります。 そして、なんと、この店、手が空いた時には「見込み生産」をやります。つまり、何の予約も注文もないのに、見込みで焼くんですね。そうすると、飛び込みでやってきた客が、「シングル一枚ありますか?」とか言って買いにくるわけです。で、「はい、ありますよ」と売れていく。 私も、結構いろんなお好み焼き屋さんを見てきたつもりですが、見込み生産をやるお好み焼き屋さんというのは初めてです。 この写真で、もうひとつ面白いのは、写真右手に写っているソバの山。 この店では、そばにあらかじめ天かすを混ぜ込んで、こうやって、鉄板の上に置いておきます。 多分10玉分くらいあるんじゃないでしょうか。 それにソースをからめて、目分量で取り分けていくわけです。 で、このものすごい勢いに押されて、まるでこのお好み焼き工場の隅で、賄いを食べている感じになるのですが、でも焼き手の女性がとてもフレンドリーで、結構楽しいです。 すごく忙しくしているのに、客に何か頼まれればまずそれを優先するんですね。 客のほうをちゃんと見ていて、話しかけてくれたりもします。 焼「ごめんね、狭くて」 細「いやあ、迫力があっていいですよ」 焼「そう?じゃ、もっと迫力だそうか(笑)」と言って、身を乗り出す。 細「これ、ボリュームたっぷりで食べきれんなあ」 焼「無理せんでええよ。無理せんでええけど・・・罰金(笑)」 というわけで、とにかく、下町のパワー全開のお好み焼きでした。 |
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2010年03月28日
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