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今日は学会のパーティでした。 学会会場のボッコーニ大学からほど近い・・・といっても20分くらい歩かされましたが・・・ナヴィリオ地区という、運河沿いにおしゃれなバールやレストランが立ち並ぶにぎやかな通りです。 それにしても、このにぎやかさは、さすがにちょっとどうなのか。。。 集合場所に行ってみると、すごい人だかりなので、ちょっと遠巻きに見ていました。 8時半集合で、ま、当然なのですが、8時半には何も起こらない。 9時過ぎになって、初めてお店に移動します。 こういう時間設定って、ヨーロッパでは良くあることですが、日本人的にはあり得ませんね(笑) さて、これまた例によって、乾杯も何もなく勝手にあちこちで食べ始めるので、同僚に協力してもらって、乾杯のやらせ写真を取るところからスタートです(笑) さて、今日のパーティは85ユーロもとられています。 普段の食事は20ユーロから30ユーロで十分足りるので、この美食の国で普段の倍以上のお金を出したら、一体どんなに美味しいものが食べられるのかと、期待が膨らみます♪ 前菜のサラダ。 イタリアでサラダと言えば、ルッコラなどの葉物野菜に、オリーブオイルと塩(お好みでバルサミコや胡椒)でもかけて食べるだけですが、ショウガやハーブが使われていて、ちょっと中華サラダっぽい雰囲気で手が込んでいる。 とはいえ、高級食材は一切使われておらず、納得がいくようないかないような。。。 リゾットとラザニア。 これは、まぁ、どちらも大変美味しい。 サフランがいい感じできいていて、糸唐辛子がピリリと良く突き抜ける辛さで、素材の良さを感じます。 ただ、まぁ、このセコンドはどうなのか。 仔牛でしょうけれど、ヨーロッパの牛肉と言うのは、「これ、何の肉?豚肉?鶏肉?」という感じで、日本の美味しい牛肉とは全く別種の食べ物。 そう、それはまるで、コーンビーフのような、繊維がポロポロになった、日本人の味覚では全くおいしいと感じられない、味気ない食べ物。 これなら先月フィンランドで食べたトナカイの肉のほうが、はるかに日本の牛肉のイメージに近い。 でも、店の雰囲気からしても、周りのイタリア人の喜びようからしても、多分これは彼らの味覚では美味しいんだと思います。 ピッツェリアあたりで、6〜7ユーロくらいのピザでも食べているほうが、はるかに美味しく感じますが、、、でも、ピザなんて所詮庶民の食べ物なんでしょうね。まともなリストランテでピザはないのかと言って、「うちはリストランテだから」とうやうやしく断られたことがあります。 考えてみると、私も、アメリカの方に懐石料理を食べていただいて、「頼むからいっぺんに持ってきてくれ」と、まったく喜ばれなかったことがあります。お好み焼きや広島風のピリカラつけ麺は喜んでくれたのに。 やはり、その現地の最高のものと言うのは、現地人の評価基準を身につけていないよそ者にとっては、美味しくもなんともない。。。時として、まずいとさえ感じるものなのだなとつくづく実感した料理でした。 考えてみると、マンチェスターで食べたプディング(血やレバーが入った黒いやつ)も、ウィーンで食べた血をたっぷり混ぜたミートボールも、ポーランドで食べた血のソーセージも・・・そう言えば、フィンランドでも血のソーセージがあったな・・・やはり肉と言うものに関する、味覚の基準が、ものすごく日本人と違うんだというのを改めて実感しました。 これは、美味いとかまずいとかいうことではなくて、評価基準そのものが違うんでしょうね。 「名物にうまいものなし」とは良くいったものだと思います。 ドルチェのティラミスは、まぁ美味しいですけど、こんなあっさりしたティラミスも初めてで、やはり日本との味覚の違いを感じます。 というわけで、実に勉強になりました。 普段の食事の倍以上の値段を払って、普段よりも全くおいしくない料理を食べたわけですが、得るものがいろいろありました。 得るものがあったと言えば、このナヴィリオ地区の夜のにぎわいもまた、興味深いですね。 平日の夜24時過ぎだというのに、実ににぎわっています。 平日の昼時にお店でお酒を飲んでいる人もいるわけで、そのまま飲み続けたら、ほとんど一日中飲んでいるんでしょうかねえ。 日本でも、土曜日ならあり得ないこともないですが、平日ですからねえ。 イタリアって、GDPでみたら、必ずしも裕福な国ではないはずですが、こののんびりとした暮らしぶりがなぜ可能になるのか。 いろいろ考えさせられる一日でした。 |
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2011年06月24日
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