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3月下旬の仙台出張でいろいろとお世話になった、オタフクソース仙台営業所です! 東北6県を管轄する、オタフクソースの最前線基地です。 営業所の前に立ってらっしゃるのは、仙台営業所のK所長。 いろいろお仕事のお話を聞かせていただいたり、あちこち連れて行っていただいたり、大変お世話になりました。 その右側で、営業車に販促用の資材を積み込んでいるのは、営業のFさん。 仙台支店5年目だそうで、頑張ってます。 この営業所では、お好み焼き屋さんの開業準備のための研修もできるようになっています。 おかめちゃんが開業した頃はまだこの仙台営業所がなくて、東京支店まで研修を受けに行ったそうですが、今ではこの仙台営業所で研修が受けられます。 実際、この仙台営業所で研修を受けて開業するお好み焼き屋さんが、出てきたようですね。 きっと東北でも広島風のお好み焼き屋さんが増えていくことでしょう。 この仙台営業所も、震災の時にはすぐ近くまで津波が来たらしいですし、取引先の被害なんかもあったし、ほんとにいろいろ大変だったようです。 もちろん、そうでなくても、広島の本社とは何もかも違う環境で、ほんと最前線基地という感じです。 お好み焼き研究のためには、東北のような広島と食文化の違うところで頑張っている最前線の営業所で起きていることは、とても参考になりました。 おかげでものすごく研究が進みました。 体重も少し増えましたが・・・(笑) いずれにしても、仙台営業所の皆さん、今回は大変お世話になりました。 ありがとうございました!! |
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3月に仙台に行った際、にゃーごさんに連れていっていただいた、広島風お好み焼き「おかめちゃん」です。 これは、もう、広島でも十分通用する、本格的かつオーソドックスな、正統派のお好み焼きですね。 一言で言うと、キャベツの甘みがしっかり出て、カツオの香りがとてもいい、美味しいお好み焼きです。 と、一言で言えばそれで終わりなのですが、仙台の方もご覧になると思うので、ちょっといつもより丁寧に解説してみましょう。 広島風お好み焼きは、関西風の混ぜ焼きと違って、具材を重ねていく重ね焼きです。 まず、小麦粉の生地をクレープ状に引いた上に、鰹節を振り、キャベツ、もやし、天かす、豚肉、ここに削り節を振って、ひっくり返します。 具材の山の上にきた生地がふたの役割をして、具材が蒸し焼きになります。 いろんなスパイス類を使うお店もあって、それはそれもいいのですが、こちらのお店はシンプルに鰹節と削り節! これがまた、いい香りを出してくれます。 これを麺と合わせます。 麺は、広島風お好み焼き専用に開発された磯野製麺の生麺を使っています。少し柔らかめにゆでてもちもちした弾力を出した後、湯きりをして、鉄板の上で焼いています。磯野の麺は、断面が四角で鉄板と接する麺が多く、パリッと焼けるのです。 もちもちとパリパリのちょうどいいバランスです。 この麺の上に、蒸し上がった野菜をのせます。 そしてそれを、クレープ状に広げた卵の上に乗せ、卵に火が通ったところでひっくり返して、ソースを塗ると、写真のようなお好み焼きができるわけです。 こちらのお店、奇をてらったようなことはせず、比較的オーソドックスな広島風お好み焼きの作り方で作られています。 しかし、基本が完璧です。 一番大事なキャベツの甘みがしっかり引き出されて、カツオの風味が良く効いている。 こういう基本が良くできているから、とても美味しいです。 さて、こちらはにゃーごさんの食べていたお好み焼き。 なんていうメニューだったか忘れましたが、麺ダブルで、納豆かけてましたね。だから、私が食べたのよりもかなり大きい。しかも、お好み焼きの中には、チーズとかキムチとか入ってます。 まぁ、にゃーごさんもなにかとたいへんなことが多いようですから、ときにはこうしてしっかり食べて、元気付けてもらうのがいいでしょう。 ・・・にしても、良く食べるなぁ(笑) さて、お好み焼きを食べ終わって、店の奥に目をやると、なにやら見慣れないものが。。。 なんと、オタフクソースの「ソース製造50周年記念ソース」。 オタフクソースがソースを作るのは昭和25年(1950年)のことですから、2000年のソース?! これはおそらく広島のお好み焼き屋さんにも残ってないでしょうね。 こちらのお店は、もう開業されて20年近くたつようなので、こういう古いものも残ってるんですね。 おかめちゃん、もともとラーメン屋さんをされていたらしいのです。 だけど、元ラーメン屋さんを居抜きで借りたのに、なぜか鉄板があったらしいのです。 そこでラーメン屋さんをやっていたら、オタフクソースの営業マンの方が立ち寄られた。 そして、お好み焼き屋さんをやらないかという話になったというのですね。 当時はまだ、オタフクソースの仙台営業所がなかったので、東京支店に研修を受けに行ったそうなんですね。 そして、そこでゲスト講師として招かれていたのが、みっちゃんの創業者・井畝満夫(いせみつお)さんだったのだそうです。 どうりで、おかめちゃんのお好み焼き、正統派なわけですね。 いやぁ、正直な話、仙台で、こんなにちゃんとした広島風お好み焼きが食べられるとは、思っていませんでした。 おかめちゃん!! いい店です!! 広島風お好み焼き おかめちゃん 宮城県仙台市泉区実沢字一本橋31-1 TEL 022-376-7868 http://okamechan.info/index.html http://r.tabelog.com/miyagi/A0401/A040104/4008914/ <補足> 1枚めの写真に写っているのは、「イカ天そば入り、ネギトッピング」。これは、広島なら「肉玉ソバ、イカ天、ネギ」というオーダーになるわけです。広島ではこういうオーダーの仕方は全店共通で、肉玉ソバか肉玉うどんかを選択し、その後に追加で入れる具材を続けて言うというわけです。仙台では、オーダーの仕方のスタンダードのようなものは確立されておらず、お店ごとにメニューに名前がついているようです。もちろん、広島でも、観光客の多いところや、新興住宅地などでは、普通の店なら「肉玉ソバイカ天ネギ」というところを「○○スペシャル」とか、名前を付けているお店もあります。こういうところにも、広島と広島以外の違いを感じられて面白いです。 こちらのお店は、カツオの香りが良く出ていると書きましたが、これは、鰹節と削り節の使い方がキチンと分かっていらっしゃるからです。鰹節は熱で香りが飛びやすいので火から遠いところに、削り節(節粉とか魚粉とかもいいます)はイリコなど鰹節以外の物もブレンドされていてしっかり加熱した方が味も香りもよくなるので火に近いところに置くのがいいのです。鉄板は動かせないので、粉を具材のどの部分にかけるかで火から距離が違ってきます。このお店の火加減は完璧です。 広島風お好み焼きの基本的な作り方について、さらに興味のある方は、作り方を記事にしたことがありますので、そちらご覧ください。 2009年1月12日:広島風お好み焼きの作り方と鑑賞のツボ http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/29000841.html 【追記】 2012-04-19:オタフクソース開発GのFさんよりメールをいただきました。このおかめちゃんで見つけた復刻ソース開発担当はFさんだったのだそうです。この写真を見て、とても懐かしいとおっしゃっています。仙台と広島、ちょっと離れてますが、こういうところでもつながっているんですね♪ |
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