|
既にブログで一度紹介しておりますが、やっぱりこの「白いアイツ乗せ」は、美味しいなぁ。 オタフクソースの「激辛」が、クリームで程よくバランスが取れ、ネギと削り節の効果でクラムチャウダーのような味わいになるという、面白いお好み焼きです。 マスターが元パティシェというこのお店ならではの、ユニークなお好み焼きです。 夏場はキャベツの糖度が下がる時期。 このキャベツの糖度が下がった分、いろんな工夫をして味を補うのが、この時期のお好み焼き屋さんの腕の見せ所なんですね。 「辛さ」というのは、夏向きメニューの定番ではあるのですが、キャベツの糖度が落ちたところに辛さだけ追加しても、ただ辛いだけであまり面白くない。 その点、この「白いアイツ乗せ」は、辛さだけでなく、旨味も補ってくれて、究極の夏向きお好み焼きとも言えますね。 実に見事なお好み焼きです。 ところで、夏と言えば・・・・ そう、かき氷も、いいですね。 なんと、ju-shi(十四)では、この夏からかき氷もはじめられたのだそうです。 今週は、「苺」と「つぶつぶミカン」の二種類。 両方頂きたかったので、ハーフサイズにしていただきました。 普段は、この約2倍の量がありますが、なんと、それで380円! そんなに安くていいのか・・・と、客の方が心配になってしまいます。。。 しかも、なんと・・・ これが、そのシロップなんですけど、なんとハンドメイドなんですね。 つぶつぶミカンは、生のミカンの粒をばらしてあるので、粒粒の食感が面白い。さっぱりした程よい酸味に、控えめな甘さが、実にさっぱりして、とっても美味しい。 イチゴの方も生のイチゴを使って、実に贅沢な作り。とろんとしたまったり感のある、シロップというよりソースという感じで、それでいながら生のイチゴらしいフレッシュな酸味がほのかにあって、ものすごい美味しさです。 これで380円でほんとにいいのか!!!!? ところで、このお好み焼き屋さんとかき氷というのは、広島では、実に深いつながりがあるのです。 広島のお好み焼きは、広島市中心部の屋台で生まれ、住宅街の主婦の副業として、広まっていきます。 戦後、住宅街の主婦の副業と言えば、駄菓子屋が多く、その一番の売り物が、かき氷だったんですね。エアコンもアイスクリームも、扇風機さえまだ存在しない暑い夏に、一杯10円で涼がとれるかき氷は、夏場の救世主。ほんとに良く売れたらしいです。 ところが、かき氷は冬になると売れません。 そこで、かき氷のシロップを卸していた一部の食品問屋が、冬場の主力商品として推奨していったのが、お好み焼きだったのです。 やがて、このお好み焼きが普及してくると、冬場だけの食べ物だったお好み焼きが、春になっても売られるようになり、エアコンの普及とともに夏もやるようになり、かき氷に変わってお好み焼きが主力商品になっていきます。 さらに、アイスクリームがスーパーなどで手軽に買えるようになり、店頭から、かき氷が消えて、お好み焼きだけが売られるようになっていきます。 お好み焼き屋さんの原点でありながら、お好み焼き屋さんから消えてしまったかき氷。 それがこうして、お好み焼き屋さんの店頭に戻ってくる。 ju-shi(十四)のかき氷に、お好み焼き屋さんの原点回帰を見る思いがして、ものすごく懐かしい思いがしました。 もちろん、戦後すぐのことなど経験したこともないわけだし、ju-shi(十四)のかき氷は、元パティシェのマスターの腕でとびっきりのスウィーツに生まれ変わっているのですから、懐かしいなんて言うのもおかしいんですけどね(笑) ああ、でも、懐かしいなぁ。。。 とっても幸せな気分になれる、かき氷でした。 ※このかき氷、現在名前募集中です!何か思いついた方はぜひお知らせください!店主に伝えます! 鉄板Dining ju-shi 〜十四〜 広島市南区的場町1丁目3-11-2 Tel/Fax 082-258-2771 http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/37622950.html http://ameblo.jp/teppanyaki-ju-shi/ |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2012年07月23日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]



