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お好み焼き:鉄華

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はじめて鉄華に行きましたが、いつも通りのおいしさでした。

え、初めての店で「いつもどおり」ってなにかって?
実はこちらのお店は、十四郎さんから独立されて、この3月にオープンされたお店なんですね。
焼き方も、材料も、十四郎の時のままだそうで、それゆえに「いつもどおり」のおいしさだというわけです。



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さて、この写真が、今回オープンされたお店の名前の由来です。
十四郎時代からそうなのですが、こちらのお店では、磯野の生麺をゆであげたあと、こんな風に鉄板の上で、お好み焼きに巻き付けるんですね。
この様子を見たお客さんが、鉄板の上に花が咲いたようだといったことから、鉄華という店名を思いついたのだそうです。

こういう作り方をする店は珍しいですが、確かにこれは理にかなった作り方なんですね。
まず、こうすることで、野菜がしっかり蒸しあがります。この店では、野菜部分には、霧吹きで日本酒を吹きかけているので、そのせっかくの香りを飛ばしきってしまわないという意味でも、この焼き方は有効なんじゃないかなと思います。日本酒をかけること自体は、大野あたりでもやりますが、隠し味程度になるように、程よく日本酒感を飛ばすには、この方法がちょうどいいのでしょう。
また、麺のほうは、鉄板に接した面が麺パリになり、接していない麺は持っちりしたままの食感が残ります。このもちもちとパリパリの両方の食感が残るというだけなら、いわゆる片面麺パリにすればいいわけですが、こんな風に野菜部分に巻き付けた状態で片面麺パリになるということにも意味があります。というのは、このあと、麺を野菜部分からはぎとって、お好み焼きの形にしていく、つまり丸くしていくわけですが、この過程で、麺を再度ほぐしてまとめることになるわけです。これで、パリッとした部分と、もちもちのままの部分が、ランダムに混ざり合って、しかも麺と麺の間に程よく空気が入って、はらっとほぐれた状態になるんですね。これがまた、独特の食感になって、美味しいんですね♪

ちなみに、この写真は、もちろん、一人分ではありません。
この日は、お店に着くと、まとまった注文がちょうと先に入っていたところで、16人分焼いていらっしゃったところだったのです。
鉄華さん、今回オープンされたお店は、46席とだいぶ広くなったようなんですね。お店も広くなって、こういう大勢のお客さんにも対応できるようになり、ますます発展が期待されますね。

ぜひ、頑張ってほしいです。



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