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いやはや、すごい本ができました。
著者で広島汁なし担担麺普及委員長の加藤さんからいただきました、『広島汁なし担担麺:新ご当地グルメの誕生』。

ここ数年ですっかり広島の新ご当地グルメに急成長した「汁なし担担麺」。
この本を読めば、汁なし担々麺とは何かという解説はもちろん、お店の紹介、周辺業界、周辺地域への浸透など、汁なし担々麺の全てがわかります
食べ歩きマップもついているし、広島市民はもちろん、広島に観光やビジネスでお越しになる方も、ぜひこの本を携えて汁なし担々麺の食べ歩きをしていただきたいですね。



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ちなみに、私も、ちょこっと載せていただいています。
(稲葉さんも登場します)

私の紹介のところに「マーケティングと社会や文化とのかかわりなどを研究」と書いてくださってますが、そういう観点からすると、この本は素晴らしい本です。

広島市内では、現在専門店が20軒くらい、ラーメン屋さんやお好み焼き屋さんなど専門店ではないところで提供されているものも含めれば200軒以上になっているといわれています。でも、そのほとんどが、ほんのここ数年のうちに汁なし担々麺の提供を始めたお店です。つまり、何もないところから、一つの業界が成立して、新たな食文化が定着する全プロセスが追えるわけです。
私は、広島のお好み焼きについて、同じことをやりたいと思っていますが、昭和20年代に焼け跡で何が起こったのかとか、さっぱりわからないことが多いです。でも汁なし担々麺なら、最近のことですから、どこで何が起きたのか、かなり正確に事実関係を調査できる。
もちろん、最近のことなら何でもいいわけではなくて、一過性のブームなら、わざわざ追いかける意味もないわけですが、汁なし担々麺はここ数年ですっかり広島の食文化として定着した感があります。

加藤さんの、この格好の研究対象を見極めるセンスの良さと、それを一気呵成に調べ上げてしまうフットワークの良さは、尊敬に値します。

と、こう書くと、「ただ汁なし担々麺が好きなだけなんですから、そんなに持ち上げないで下さいよ」と加藤さんに言われそうです。
でも、ご本人がどう思おうと、この本は、単なるグルメガイドを超えて、研究資料としても価値がある。

いやはや、すごい本ができました。


なんて、汁なし担々麺のことばかり考えていると、無性に汁なし担々麺が食べたくなってきました(笑)
ああ、キング軒に行きたい。。。



加藤ひさつぐ(2014)
広島汁なし担担麺:新ご当地グルメの誕生
ザメディアジョン

(Amazonでも買えます)


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