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名前がまだ決まっていないそうですが、「白オコ」か「イタオコ」にしょうかということだそうです。 イタオコというネーミングから、どんなものなのか、大体想像がつきますか? 白オコだと、中身は想像つかないかもしれませんが、外観の白さに由来するネーミングだということはわかりますよね。 ふふふ、謎ですよね。 では、その謎解きをいたしましょう。 さてさて、まずは麺を炒めて焼き色を付け、サクラエビと天かすを乗せる。 その隣で野菜部分を焼き始めますが、豚肉ともやしから焼き始めるという、変わった順番ですね。 その豚肉ともやしの上にキャベツです。 そして、本来なら仕上げのタイミングで出てくるはずの卵が既にこの段階で出てくる。 そして、野菜部分を卵の上に載せて、ひっくり返す。 すると、卵が野菜部分の上に来ます。 そうなんですよ。生地の代わりなんです。 通常なら、このたまごの位置には小麦粉の生地が来ているはずですね。小麦粉の生地が野菜の上に来るから、それがフタの役目をして野菜が蒸し焼きになるわけです。しかし、生地がメインの大阪のお好み焼きと違って、広島のお好み焼きでは生地はあくまでフタ。食感的にはあまり重要な役割を果たしません。そこでお店によっては、生地をできるだけ小さくして存在感をなくそうとしたり、逆に生地に味を付けたり、パリッとさせたりして、生地の存在感を出そうとする店もあります。広島のお好み焼きにとって、生地をどうするかというのは、かなり悩ましい問題なのです。 このはるみは、そういうことなら、いっそ生地などなくしてしまえという大革命をやってしまった、広島で唯一の店なのです。 こうなると「お好み焼き=粉もの」という常識を完全に覆してしまっていますよね。 まさに革命なのです。 そして、もう一つ革命的なのが、この仕上げの味付け。 塩とオレガノと粉チーズを配合されたものを振りかけて、オリーブオイルをかけるという、イタリアンな仕上がりなのです。なので、「イタオコ」というネーミングにしようかなと思っていらっしゃるというわけ。 さらに言えば、こういう仕上げだと、外観が白くなるので、「白オコ」でもいいかなぁと思っていらっしゃるというわけですよ。 お好み焼きの直接の祖先は一銭洋食ですが、ソースを使うから洋風なイメージがあるので、一銭洋食とか洋食焼とか言われてきたのです。そのソースを使わないんですから、お好み焼きの歴史から言ったら大革命なんですよ。(ただし、ソースを使わないお好み焼きは、革命的ではありますが、はるみだけではありません)。 しかも、そもそも生地がないから粉ものではないという意味でも、革命的。 というわけで、はるみさんに久しぶりに行ったら、二つの革命を同時に起こしたという、大革命のお好み焼きでした。 この大革命のお好み焼きに「白オコ」と名付けるか「イタオコ」と名付けるか。 皆さんもぜひこのお好み焼きを食べてみて、考えてみてください。 |
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2014年10月18日
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