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アフィニス音楽祭 合同オーケストラ演奏会 2015年8月25日 JMSアステールプラザ大ホール 広島交響楽団&アフィニス音楽祭祝祭管弦楽団 指揮:秋山和慶 コンサートマスター:佐久間聡一 曲目 ラベル/組曲「クープランの墓」 R.シュトラウス/メタモルフォーゼン:23の独奏弦楽器のための習作 チャイコフスキー/交響曲第5番 ホ短調 作品64 ものすごい演奏会でした。 プロなのに、まるで高校球児並みの気合を見せてくれた、奇跡の名演。 プロの技量と、高校球児の気合ですよ。 これが一緒になったらさぞすごいと思うでしょ。 いやぁ、もう、ほんとに、ほんとに、すごかったですよ! アフィニス音楽祭というのは、全国のオーケストラから選りすぐりのメンバーが集まって、欧米から著名な演奏家を招いてセミナーをやったり、一緒に演奏会をやったり、街角コンサートをやったりと、10日間にわたっていろいろな音楽イベントを行う音楽の祭典。 最終日の昨晩(25日は)はその音楽祭の締めくくりで、全参加者での合同オーケストラ演奏会だったのです。 各地からの選りすぐりのメンバーだけあって、個人技がすごいんですね。 一曲目のクープランの墓は、その個人技のすごさが実感できる素晴らしい演奏。 二曲目のメタモルフォーゼンは、23人で演奏するのですが、23人全員やってることが違うんですね。CDで聴く限り、こんなに複雑なことをやっているんだとは全く分からない。23もの動きを一つの曲にまとめ上げる構築力がすごい。 そして、なんといっても、圧巻は三曲目のチャイコフスキーの交響曲第5番。ものすごい熱演で、音量の大きさもすごいのですが、大音量なのに演奏が全く粗くならず、音がピシッとそろって、キレがすごいんですよ。流れも良くってねぇ、気がついたら終わっていたという感じで、もっともっと聞いていたかった。 オーケストラって、こんなにすごい音がするものだったのかと、終始圧倒されっぱなしでした。 ちなみに、今回のアフィニス音楽祭、仙台フィルの水野さんも参加されていたのです。 水野さんは、私の高校の先輩で、そのご縁で東日本大震災の後、広島にお越しいただいてチャリティコンサートを開催したことなどもあります。 そんなご縁で、同じファゴットのヘンリック・ラビーンさん@ケルンWDR放送交響楽団など、いろんな方をご紹介いただいて、何度も飲みに行きました。 演奏会のほうも、21日の室内楽の演奏会も聞かせていただきました。これもまたとっても素晴らしい。 というわけで、この10日間は、仕事が終わると、水野さん他と飲みに行ったり、演奏会を聞きに行ったり、音楽三昧の10日間。 昨晩はその総仕上げにふさわしい、本当に素晴らしい演奏会でした。 私、普段は、ほぼ一日中、何か音楽を聴いているのです。 職業柄一人でいる時間が多いということもありますが、まぁとにかく好きなんですね。 でも、そんな私でも、今日は音楽を一切聞いていません。 昨晩のあの演奏会の余韻が消えるのが嫌だからです。 こんな気分になったのは初めてです。 いやぁ、アフィニス音楽祭、素晴らしいですねえ。 広島では2009年から隔年で開催されているようですが、今後もぜひぜひ続けていただきたい。 しっかり応援していきたいと思います! |

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