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「その手があったか」と膝を打つ、独創的なお好み焼きをいただきました。 独創的と言っても、見た目はあまり独創的な印象ではないかもしれませんが、他ではめったに見られないユニークなお好み焼きなのです。 まず、何より独創的なのは麺の仕上げですよ。 なんと、こちらのお店は、磯野の生麺を2分40秒もゆでている(驚)!! 麺の茹で時間って、当然ながら、味や食感を大きく左右するわけですよ。 磯野の生麺の場合、磯野製麺推奨は茹で時間2分10秒。しかし、食べ応えのある固めの茹で加減が流行りなので、1分50秒とか1分40秒であげているお店も多いです。中には1分30秒という店もあって、ラーメンの麺でいえば、バリ固とかハリガネとかいう感じになるわけです。ただそこまで短くすると、個性が強すぎて、好き嫌いがはっきり分かれてきます。 逆にゆで時間を長くすると伸びた感じになってしまうはずなので、2分40秒というのは大丈夫なのか?と言いたくなる。しかもこちらの大樹さんでは、2分40秒茹でた麺を、水でしめるというわけでもなく、湯切りもそこそこに、ゆで汁ごと一気に鉄板の上へ。大丈夫かなと思ってみていると、この後、鉄板の上に置いている時間がすごく長いのですね。油を少しかけて炒めていきますが、水分がしっかり飛んで、表面も固めに焼き上がって、そこそこの麺パリ状態になってくるんですね。表面がしっかり焼けて、中はやわらかいという、見事な食感に仕上がります。 ただ、食感はいいとしても、麺の香りや旨みみたいなものは、茹で時間が長すぎれば失われるはずですね。この点、こちらのお店では、麺に醤油だれをかけて風味をプラスしていますね。それと、削り節もしっかりかけていらっしゃいます。きちんと調味することで、風味良く仕上げることにも成功しているわけですね。 この醤油だれ的なものは、キャベツにもかけられます。また削り節を、生地をひいた後にも、野菜部分にもかけていて、香りはとても大切にされていることがわかります。 そして、香りという点で最大のポイントは、ミルで挽きかける、フレッシュなホワイトペッパーですね。 はっとするくらい爽やかで、コショウってこんなにいい香りがするものだったのかと、嬉しくなるくらいです。 さて、こちらの大樹さん、ミシュラン広島にも掲載された名店ですから、前からぜひうかがいたいと思っていたのですけどね、何と言っても場所がわかりにくい。カーナビがあっても迷います。 でも、そんな店なのに、いつも行列ができているんですよ。大都会ならいざ知らず、広島あたりで行列ができるって、よほどのことですけどね。 でも、実際、私も食べてみて、この店は行列ができて当然だなと思います。 大樹さん、道に迷っても、行列に並んででも、食べてみる価値のあるお好み焼きだと思います。 お好み焼き 大樹(ひろき) 広島市安芸区船越南3-28-28 電話:082‐823-1677 http://www.htv.jp/weblog/okonomiyaki/2010/05/post-7.html http://tabelog.com/hiroshima/A3401/A340105/34002051/ |
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2015年09月16日
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