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青島で、お好み焼きのルーツとも言われる煎餅(ジェンピン)をいただきました。 日本の煎餅(せんべい)と同じ字ですが、中国語で「煎」は煎じるという意味ではなく焼くという意味で、餅もモチではなく小麦粉を水で溶いたものを整形したものです。つまり、中国のジェンピンは、クレープのようなものなんですね。 お好み焼きの直接のルーツは、いわゆる「一銭洋食」でして、これまたクレープのようなもの。このクレープの具材を増やせば広島風の重ね焼き、粉を増やせば関西風の混ぜ焼きになります。 その一銭洋食のさらにその先が何だったのかというと、文字焼き(小麦粉を水で溶いたもので文字を書くように焼く駄菓子)で、さらにその先には千利休が茶席で出したという麩の焼きという茶菓子になるといわれています。(同じ麩の焼きから、純粋に菓子として発展したものとして「きんつば」があります)。 さらにその祖先となると、これがなかなか難しいのですが、韓国のチヂミ、そして、今回ご紹介する中国の煎餅(ジェンピン)がルーツだろうといわれています。もっともこれもね、小麦粉を水で溶いたもので包む料理って、クレープを初め世界中にあるわけで、その進化プロセスは一言では語れない複雑なものになるはずなのですけどね。 さてさて、何はともあれ、そのジェンピンを見ていただきましょう。 ジェンピンを作るのは、こんなふうに、小麦粉を水で溶いたものを、丸く伸ばしていくところから始まります。 クレープと同じですね。 その上に、卵を割って、これも全体に薄く延ばします。 ひっくり返して、卵が下(つまり鉄板に接する状態)にします。 ソースを塗る。 といっても、日本のソースとは違います。 味噌系の醤(ジャン)ですね。 ねぎを散らします。 これはね、天かすみたいなものなんですけど、なんなんでしょうね。 とにかく、ぱりっとして、香ばしくて美味しい、おせんべいのようなものです。 レタスを乗せて、、、 包みます。 まさにクレープですね。 そえを、バサッとビニール袋に入れて、渡されます。 立ち食い的な感じなので、写真がなかなかとりにくいですけど、まぁ、こんな感じです。 生地に卵を塗った後にひっくり返していますから、卵が外側に来ます。 中身はこんな感じです。 クレープの柔らかい感じと、天かす(?)とレタスの、シャキッとパリッとした食感のコントラスト。 卵の旨みと、ジャンの味と風味。 シンプルながら、実によくできた、食べ物です。 とってもおいしい。 しかも、たったの5元(80円くらい)。 これはほんとにいいです! すごく気に入ったので、別の店でも食べてみました。 この写真のほうが、ビニールが透明なので、外観がわかりやすいですね。 まさにクレープ。 ううむ、ジェンピン、とってもおいしいです。 広島のお好み焼きのルーツは、間違いなくこれですね。 ※よろしければ、こちらの記事も併せてご覧ください。 2009年7月14日:お好み焼きの原点、一銭洋食 http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/33516674.html 2012年2月10日:新ちゃんでお好み焼きの歴史を考える http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/39457992.html |
旅行記
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青島出張報告、今日は青島のスーパー事情をご覧いただきましょう。 カルフール、イオン2軒、ハイセンスと4軒(3社)見て回りました。 3社まとめてご覧いただきますが、まぁ、とにかく長い記事です。 写真41枚(笑) ま、とにかく、ご覧いただきましょう。 まずは一番面白かったカルフールから。 フランス系企業ですけどね、家楽福という名前で中国で100店舗運営しているというだけあって、実に見事に現地化している気がします。 日本人の目から見て、まず驚くのは、肉の売り場ですね。 もちろん、世界的に見れば、日本人の肉の食べ方のほうが変わっているのでしょうね。 このブログでもヨーロッパのスーパーの様子を何度か記事にしていますが、日本人から見ると「怖い」と感じることもあるほどです。 まぁ、こんな感じで、鶏が丸ごとというのは、日本でもないことはないですね。 最近はコストコなんかで、日本でもこういう光景をよく見るようになりました。 まぁ、こんなのもね、日本の中華料理屋さんなんかでも見かけます。 こういうのもね、日本でも食べますね。 でも、これは初めて見ました。 もっとも、フランス料理なんかでもジビエの類なので、こういうのを食べない日本人のほうが、世界的には特殊なのかもしれませんが。 こちらは精肉売り場。 この鍵棒で引っ掛けて、ビニール袋に入れてレジに持っていきます。 日本では、あまり見かけない売り方ですね。 こういうのもね。 日本以外の国ではよく見る光景ですが、日本人には見慣れないので、驚きますね。 逆に、これはこれで、意外な光景でした。 薄切りの肉なんて、日本のスーパーくらいにしかないのだろうと思っていたら、しゃぶしゃぶ用くらいの薄さにスライスした肉が、一枚一枚ロール状になって冷凍されています。 火鍋の流行で、こういう薄切りの肉も、需要があるのだそうです。 こんな服を着た方にも遭遇しました。 どうやら、有名な日式ラーメン店の制服らしい(笑) トマトが4元(だいたい60円くらい)って、安いなぁと思ったら、、、 なんと、この辺の価格表示は「500グラム当たり」で表示するのが普通らしい。 500グラム60円って、日本式に「100グラム当たり」だったら12円! 激安ですね! さてさて、青島は、海に面していることもあって、海産物が良く獲れます。 特に、干物なんかは有名で、こちらは干しサクラエビ。 でも、魚のほうは、量こそ多いものの、冷凍のものが多いみたいですね。 お、なんだ、いけすに入った新鮮な魚もあるじゃないか! ・・・と思ったら・・・ ほほう、すっぽんですか。 そして、鯉か。 なんと、こんなものまで!! これ、どうやって食べるんでしょうね? そして、こんなものの専用売り場まであるのが驚きでした。 なんと、ナマコらしいんですよ。 これ、結構高級食材なんだそうでして、お役人などへの大事な贈り物と言えばナマコなんだそうですよ。 3580元といえば5万円くらいですから、確かに高級品ですね。 こんなものも売っていました。 セミの子らしいです。 こないだイナゴを食べたばかりだったので、この勢いでセミも行ってしまえ! ということで、食べで見ました。 カラッと炒ってあって香ばしく、塩味と唐辛子味の後を引くおいしさでした。 私、食糧難になっても、昆虫食べて生きていけるかも(笑) むしろ、昆虫より、こういう毒々しい色使いのほうが苦手ですねえ。 とはいえ、これを毒々しいと感じること自体が、先入観というか、固定観念というか、食文化の違いということなのでしょうけれど。。。 もの自体はソーセージですから、どうってことはないのですけどね。 こういうのは、美味しそうですね。 ソーセージ(というかハムか)をゼラチン質でくるんだものです。 でも、これは、食べる気しないですねえ。。。 まぁ、ピータンは日本でもよく食べますし、むしろ好きですけど、それをペースト状にして腸詰にする・・・ ちょっと、これは、今後の課題ということで・・・(^^ゞ ドリアン! 日本人にとって、なんともうれしいのは、お茶売り場ですね。 こんなに質のいいお茶が、こんな値段で買えるのか! 日本に入ったら、きっとこの10倍の値段・・・いや、そもそも、日本に入ってこないんじゃないだろうか。 こんなに大きくて、立派で、香りのいい茶葉を日本で見たことがない!というレベルのものがずらっと並びます。 というわけで、日本とはいろんな違いを感じる現地スーパーですが、こういう作業風景も、日本では考えられませんね。お客さんがいようといまいとお構いなし。 そうそう、売り場中どこを見ても、店員さんだらけで、しかも店員さん同士が、ずうっとしゃべっているというのも、中国的なのかなと思いました。 こういう陳列も、大胆だなぁ・・・(^^ゞ いやぁ、中国のスーパーは面白い。 さてさて、今度はイオンをご覧いただきましょう。 カルフールとは全然違って、まるで日本に戻ってきたのかという感じですね。 お店の作りも、客層も、先ほどのカルフールとはだいぶ違うようです。 今、焼きチーズケーキが大流行だそうで、行列ができていました。 「しんせん館」の名称で、お寿司とかもたくさん売っています。 さすが日系ですね。 そして、お好み焼きもあるのです! 総菜コーナーに鉄板が設置されておりまして、関西風だけでなく、広島風のお好み焼きも作られています! この日は、日本食品フェアが開催されていて、オタフクソースさんも出店を出されていました。 結構繁盛していました。 現地のマーケットの様子など、営業担当のWさんに聞こうとすると、お客さんが寄ってくるんですね。どうやら、サクラとして売り上げに貢献できたようです(笑) 現地の中国人の方ももちろんですが、日本人の現地駐在の方などもいらっしゃって、現地駐在の様子とか、オタフクソースのこととか、いろいろお話ししました。 最初は、この忙しいのに取材って申し訳ないなと思っていただけですが、結果的に売り上げにも結構協力できた気がします♪ そして、こちらがハイセンス。 台湾系のショッピングセンターですね。 こちらは、富裕層がターゲットです。 食品売り場もこんな感じ。 もう、お店の作りも、客層も、何もかも違います。 ま、ひまだと店員さんが集まって雑談しているのは、どこでも同じみたいですけどね。 これが問題だという認識は全くないんですね。 こういうのが気になるのも、日本人ならではの先入観というか、文化の違いということなんでしょうね。 こういう高級店になると、日本製のものがたくさんあるんですよ。 オタフクソースさんのソースも2段ならんでいます。 さらに、酢の売り場とか、焼肉のたれとか、あちこちにオタフク製品が置かれています。 レジですけど、レジの担当者もスーツだし、サービスカウンターの担当者もブラックスーツです。 どうでしょう。 スーパー3軒、一気にご覧いただきましたけど、ものすごく違いますよね。 品揃えも、店のつくりも、客層も。 これだけで即断するのもいかがなものかとは思いますが、格差という言葉が、どうしても頭をよぎります。 ま、でもね、それはそれで、この国の形です。 とても勉強になりました。 |
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青島出張報告、小ネタ第二弾、機内食編です。 ううむ、パンとチャーハンと漬物って・・・ お、帰路の機内食は少し期待できるかな? なんだか大きな箱があるぞ! ん?ううむ。。。 まぁ、でも、こちらはまぁ美味しかったです。 ごちそうさまでした♪ |
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青島出張報告、今日はちょっと微妙に風邪気味でして、気合の入ったネタが書けないので、小ネタです(^^ゞ 地滑り注意・・・なるほど、そういう言い方になりますか(笑) インタンネット。 まぁ、そう聞こえたんでしょうね(笑) 百奇、百力滋。 元気が出そうですね。 シュークリーム味は、斬新でした(笑) 小熊餅。 なんだか、かわいらしい。 百夢多咖喱って、なんだか、良い夢が見られそうです。 もはやこれは何と読むのかわからない・・・と思ったら、愛思必はエスビーなのか? 金牌咖喱がゴールデンカレーか。 なるほど、なるほど。 そして、これは・・・? 鉄板焼きか。 ふむふむ・・・・えっ? 鉄板焼 御神戸・・・?! 神戸ビーフかと思ったら、どうやら海鮮のようですね。。。 そもそも神戸に御をつけるか・・・? 青島、楽しい街です(笑) |
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青島出張報告の続きです。 なんだかんだ言って、美味しい中華料理を食べたかったんだろうと邪推しているあなた! でも、それはね、この後の過酷な調査に備えるために、味覚の基準を確認するためのウォームアップなのです。 あくまで仕事です!仕事! ちなみに、中国では席次が日本以上にうるさいらしい。 間違いが起きないように、ホストが座る席は、ナプキンの折り方も違っています。 このホストの右隣がメインゲストが座る席らしいです。 アサリなんですけど、こんなに大ぶりで、身の詰まった浅利は見たことがありません。 青島はね、海があるので、魚介類が豊富なのです。 すごい美味しさ! シイタケですといってしまえばそれだけなのですが、香りも、歯ごたえも、これは絶品。 チャーハン! 正直、日本の米のほうが好みです。 でも、薄味で上品な味付けで、それでいてボリュームがあり、日本ではなかなか食べられないチャーハンですね。 美味しい牛肉でした。 牛肉のレベルは、どんどん上がっていくらしいです。 トマトと卵のスープ。 このあたりは、トマトをよく食べるらしい。 何のことはない、青菜の炒め物ですが、にんにくの風味と塩加減が絶妙で美味。 にんにく、塩、醤というのが、このあたりの味の基本なのかな。 シャコです! シャコってね、広島ではよくとれますから、生のシャコを塩ゆでにしたりして食べますけど、普通の日本人にとっては寿司の上にちょこんと載っている程度のちょっとなじみの薄い食材ですよね。 でも、これがうまいんだなぁ、 肉厚でねえ、歯ごたえがあって、旨みがあって、これはいいですねえ! デザートのフルーツの、この包丁使いのこまやかさ。 中国って、基本的におおざっぱなイメージがありますけど、こだわるところはこだわるんですよね。 結局「こだわるポイントが違う」というだけのことなんですよね。 日本人の常識では測れないところが、異文化理解の難しさですね。 それにしても、、、 細「中国の人って、こんな美味しいものしょっちゅう食べて、よく太りませんねえ」 R「こんな美味しいもの、しょっちゅう食べているわけないじゃないですか!太れるようなものを毎日食べている人なんて、ほんの一握りですよ!」 そうなのか・・・・ そうなんだ、それはそうですよね。。。 よし、それじゃぁ、普通の人が普通に食べているものを、見に行こうじゃありませんか! さぁ、食うぞ・・・あ、いや、研究するぞ(^^ゞ (続く) |



