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今日は、愛媛県の三島高校の皆さんをお迎えして、大学体験イベント「1DC」を実施しました。大学体験イベントといっても、よくある模擬講義とは違います。大学体験「テーマパーク」です。 どんなテーマパークかといいますと、大学ですから、勉強していただくわけです(写真の研修体験の部分)。しかし、テーマパークですからね、ただ勉強していただいてもテーマパークになりません。 このテーマパーク、実はいろんな企業で働いたり、働いて得たお金で買い物をしたりして、生活をする場なのです(写真の勤労体験の部分)。そして、研修を受けて資格を取ると、給料が3倍になるということになっています。 つまりどんどん資格を取って、どんどん稼いで、幸せになってもらおうというわけです。 こんな風にして、経済活動の疑似体験をしているうちに、いつの間にか学ぶことの意義が理解できて、経済の基礎知識も身につくというプログラムなのです。 そして、全てが今日一日限りの架空の企業での体験を通じて得られるものなので、このテーマパークを「1 Day Company」と呼んでおります。 さて、では、どんな体験をするかということですが、こちらはポスター制作会社の風景です。CG研修を受けて、CGマイスターという資格を取って働きます。たとえば、証券会社からの依頼で「株のお求めは細井証券まで」なんてポスターをつくったり、1DC警察からの依頼で、警察官募集のポスターを作ったりします。 CM制作会社では、各会社の商品を売り出すCMの企画を考えます。マーケティング研修を受けて、マーケティング・マイスターの資格を取って働きます。研修課題でCMを作ってもらったのですが、なかなか面白い企画がでました。たとえば。タレントのス○ンヌさんを起用したカップヌードルのCMを考えてくれた人がいて、「私、難しいことはよくわからないけど、カップヌードルはお湯を入れるだけだから簡単です」と言わせるとか。そんなCM、ほんとにありそうですね。 TV局では、実際にカメラやマイクなどの機材を持ち出して、研修風景や学内施設の紹介ビデオを作ってもらいました。撮ったビデオは早速編集して、閉会式の時に、皆で楽しく鑑賞しました。 このTV研修、TV局では、本学メディア・ビジネス学科の林ゼミの皆さんに全面的にお世話になっております。林先生、林ゼミの皆さん、ありがとうございました。 昼食も、自分で働いて稼いだお金でとっていただきます。ウェイトレスも、もちろん高校生。サービス研修を受けて、サービス・マイスターの資格を取ってから働きます。 こちらは、株価が暴落し、なんとか早く売り抜けようとあわてている株主の皆さんです。せっかく稼いだお金で投資したのに・・・と大騒ぎ。証券会社のほうも大変で、売り注文を受けて、証券会社が自己売買で買い取っていたら、運転資金が足りなくなってしまいました。銀行から運転資金を証券会社に補てんするという事態になりました。この写真は、銀行からの資金を警察(腕章をつけてます)が運んできたところです。 最後は確定申告をしていただきます。税務署員役の学生が、税金の計算の仕方を説明して回っているところです。税率は3割とちょっと高めですが、資格をたくさん取ると所得控除があったりして、少し税金が安くなります。 こちらの写真は、1DCで使った架空の通貨、株券、スケジュール表、会場マップなどの小物類。テーマパークですからね、楽しんでいただけるように、こういう小物類はちょっとこだわって作っています。 その甲斐あってか、今日は皆さん、楽しんで帰っていただけたのではないかと思っています。 さて、ビジネス教育というのは、ハーバードがケース・スタディ・メソッドを開発して以来、これといって画期的なメソッドは出てきておりません。しかしこういう教育方法は、必ずしも日本の18歳には適当でない気がします。高校生にとってビジネスの世界というのは、なにか遠い外国にあるように縁遠く感じられるもの。もちろん、毎日ビジネスに囲まれて生きているわけだから、良く考えれば身近な存在のはずなんですが、身近すぎて意識しないのかもしれません。 そこでビジネスの世界を実感してもらおうとケーススタディをやったりするわけですが、下手をするとさらに縁遠く感じてしまうこともあるようです。ハーバードのケースでよくあるような、GEのCEOになったつもりで、事業部の統廃合を考えるなんていうのは、私にとっても縁遠いですからね(苦笑)。 そんなわけで「日本の18歳に、ビジネスの面白さを分かってもらうにはどうすればいいか」というのを考えた一つの答えが、この1DCです。 「日本の18歳に最適なビジネス教育の入り口」 それを提供するために行ったのが、1DCなのでした。 ※こういうプログラムを実施できるのも、事務局のサポート、ゼミ生諸君の献身的な働きがあればこそです。みなさん、いつもありがとう。 ※1DCは丸一日かけて行うイベントですが、本学では、もっと短いエクササイズを通じて、通常の講義の中で体感的にビジネスを学んでいくプログラムもたくさん開発中です。それもまた追い追いご紹介いたしましょう。
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高校生向け講義
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市商高校(広島市立商業高等学校)の皆さんとの高大コラボ授業、今日がいよいよ最終回でした。今日は、市商の皆さんに本学にお越しいただいて、成果の発表会を行いました。 今回は、広島市民球場前にあるコンビニのオーナーになったつもりで、経営改善策の提案をしてもらいました。現在の市民球場は、移転することが決まっていますから、市民球場移転後の経営活性化策を事前に考えてきてもらいました。 ただ、最近になって、市民球場跡地利用案の一つとして、水族館を作るという案が浮上してきました。そこで今日は、市民球場の跡地に水族館が出来たらどうするかということで、事前に考えてきていただいた案を急きょ修正してもらいました。経営活性化のために、一押し商品を考えるか、イベントを考えてもらい、それをPRするためのポスターを作ってもらいました。 わずか30分強しか作業時間がなかったのですが、皆さん、もうこの手の課題にはだいぶ慣れてくれたようで、アイディアがどんどん出てきて、作業も手際よく進んだようです。 発表の準備が出来たら、本学の一番大きな教室(631教室)に移動して、発表会を行いました。 こちらのチームは、審査員特別賞に輝いた「移動コンビニ」というアイディアです。 市民球場跡地には、すぐ横に平和記念公園もあり、また広島県庁をはじめとする官庁街やオフィス街も広がっています。いろんなイベントがあったり、忙しいビジネスマンがたくさんいて、あちこちにビジネスチャンスがある。そうなれば、待つよりも出かけようということだそうで、高校生にはなかなか思いつかないアイディアだなというのが授賞理由です。 こちらは、優秀賞(2位)に輝いた「セルフサービス弁当」というアイディアです。水族館ができようが何だろうが、コンビニは弁当だ!という基本にあえて忠実に、しかしただの弁当では面白くないということでセルフサービスで好きなものを顧客が容器に詰めるという要素をプラス。基本に忠実に、しかも少しひねりを入れてありきたりにならないように工夫したという点が評価されました。 こちらがグランプリ(1位)に輝いた「イルカ弁当」というアイディアです。2位の「セルフサービス弁当」と同様に、コンビニは弁当だという基本に忠実に、しかし水族館ができるという状況の変化をうまく利用したというところが授賞理由です。2位のチームと大きな差はないのですが、「こんな弁当あったら売れそうだね」と審査員全員納得してしまったというプレゼンの説得力の差が、1位と2位の差だったかも知れません。 ほかにも、いろいろ面白いアイディアが沢山出ました。 また、これらの写真を見ていただいただけでは、ただ面白いだけの発表に見えるかもしれませんが、それだけではないのです。ほとんどすべての発表に、お店のテーマ(コンセプト)、品ぞろえ、イベントなどにきちんと一貫性のありました。そしてこれもほとんどのチームが、売り上げ見込みや費用見込みなどまで踏み込んで考えてくていました。 「売る側の立場なんて考えたこともなかったけど、考えられるようになった」という感想を言ってくれるチームがありましたが、本当にそうなんだろうと思います。 新たな物の見方(これが理論とか概念とかいうものですね)を身につけるのが勉強の意義です。 いい授業ができたなと、教えたほうも実感が持てる発表会でした。
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今日は結構あちこち行きました。 今日ご紹介するのは、あちこち行った先の一つ、広島市立商業とのコラボ授業です。 自分の家の近所のコンビニを見てくるようにという事前課題が出してありまして、その事前課題を踏まえ、自分の家の近所のコンビニに改善提案をするのが今日の課題です。 ポストイットを使って、「どんな顧客がいるのか」「どんなニーズを持っているのか」「どんな商品がニーズに合うか」を考えていきます。 こちらのチームは絵入りでかなりの力作。絵が入るとイメージがわきやすいですよね。なかなかいいです。 最後に、アイディアを改善策としてまとめて、発表しました。 この手の課題も皆さん慣れてきたのか、ニーズと品ぞろえがなかなかうまく合うようになってきました。 いい感じです。 年度末の発表会に向けて、ラストスパートをかけましょう! 期待してます! ※今日はこれからさらに出かけます。昨日の1DC打ち合わせのご紹介も、食生活支援プロジェクトのご紹介もまた後日!メモ帳用のペンのご紹介も、また後日ということで、ご了承ください。乞うご期待!
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今日は市商(広島市立商業高等学校)での高大コラボ授業の、会計編です。 |
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今日も三島高校の話題の続きです。 |



