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今日は、庄原市の庄原格致高校(しょうばらかくちこうこう)と本学をインターネット回線でつないだ遠隔講義を行いました。 この企画は、広島県教育委員会や中四国の大学や高校などが設立した教育ネットワーク中国の主催行事でして、大学の少ない地域の高校にインターネットで大学の講義を届けようという試み。 昨年から、私もお手伝いさせていただいていて、これで3校目です。 この写真は、こちらから高校側に話しかけているところですね。 高校生の名簿を画面に映しながら、「名簿もあるから、どんどんあてて行くからね!」とか言っているところです。 実際、この後、名簿に載ってる高校生の名前を呼んで質問したりとかしまして、同じ教室にいるのとかなり近い感じで、講義ができます。 大学側では、こんな風に、私とカメラを操作しているスタッフの方しかいないんですけどね。 でも、高校の教室にいるみんなと、結構つながっている感じがして、そこそこ楽しく講義ができます。 さて、今日は、遠隔講義のほかにも仕事がありました。 守秘義務がある仕事で細かいことは言えませんが、まぁ、審査員の仕事とだけ言っておきましょう。 朝一から15時くらいまでやってまして、結構長丁場でしたが、でも、審査を受ける立場の方はほんとに熱心で、あっという間に時間が過ぎました。 で、この後、大学に戻って、すぐ遠隔講義だったわけです。 そんなこんなで、あっという間に一日たって、7月1日締め切りの論文執筆作業が・・・ (日本時間では7月2日朝7時が締め切り) といっても共同執筆なので、研究仲間がその間にバリバリ進めていてくれるので、原稿自体は出来上がっていくのですが・・・ 仲間に頭が上がりません・・・ そして、この研究仲間と一緒に仕事を進める重要なツールもまた、スカイプだったりメールだったりするんですね。 つまり今日は、いろんなところで、いろんな仕事をした一日でしたが、インターネットをフル活用した一日でもありました。 インターネットが出始めのころって、ホームページを見るくらいのものかと思っていたのに、世の中どんどん変わっていくものですね。
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高校生向け講義
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今年も始まりました、広島市立商業高校(略して市商)とのコラボレーション授業です。 商業高校というのは、経済学部と学ぶ内容が重複する部分が多いわけですが、それを大学で教えるような高い専門性を維持しながら、高校生にも分かるように教えてみようという試みです。 この早いもので、もう6年目です。 今年も、市商の2年生の皆さんに、ほぼ月一回のペースで講義をしていきます。 今年の最初のネタは、例のもみじ饅頭のマーケティングです。 市商でも何度も実施したネタですし、他の高校でも実施したネタです。 実は今年は大学一年生対象にもこのネタを使っていまして、使い倒しているネタなんですが、しかしね、やればやるほど発見があって、実に面白いネタなんですよ。 まず、売り上げナンバーワンの「にしき堂」のもみじ饅頭と、あまり知られていないけれども実は老舗の「岩村もみじ屋」のもみじ饅頭を食べ比べてもらいます。 この食べ比べは、ブランド名を隠したブラインドテストで行います。 すると今日はほぼ全員が「岩村もみじ屋」がおいしいと答えました。 これによって、にしき堂が売り上げナンバーワンなのは「おいしいからではない」ということをまず実感してもらうわけです。(もちろん、比較するとという話で、にしき堂も十分おいしいです。念のため。) となると、にしき堂の圧倒的な強さは一体どこから来るのか? それがマーケティング力の差だ!ということで、マーケティングとは何かを解説していきます。 極端な話、製品そのものに手を加えなくても、売り方一つで、売り上げは変わるはずだというわけですね。 この辺を理解してもらったうえで、岩村のもみじ饅頭の売り上げを伸ばすためのポスターを考えてもらいます。 その際、いくつか条件があります。 ・製品には手を加えないこと。 ・これまでもみじまんじゅうを食べていなかったであろう「新ターゲット」を設定すること。 ・新ターゲットがもみじ饅頭に対してどんなイメージを持っているかを説明し、それを好意的なものに変えていくためにはどんな工夫が必要かを説明すること。 ・そして、その工夫がポスターにどう活かされているかを説明すること。 などなどです。 そして、出来上がってきたポスターの中から、いくつかご紹介いたしましょう。 まずは、このポスター、見た目の派手さはありませんが、よく考えてあります。 岩村もみじ屋には、こしあん、つぶあんという二種類のもみじ饅頭しかないことに注目。他社がいろんな味のもみじ饅頭を出して売り上げを伸ばす中、弱点ともいえるこの特徴を「あんこ一筋」という好意的なイメージに転換しようというわけです。 また、もみじ饅頭の初期のころ、こしあんしかなかった時代に、岩村が初めて粒あん入りの紅葉を開発したという事実にも基づいています。 そして、知名度の低さを「秘めたうまさ」というコピーで、好意的なイメージに転換しようという試みも面白い。 電話番号が大書されているのは、宮島島内にしかお店がなく、広島市内ではほとんど買うことができないという弱点を補うため、このポスターで需要を喚起したら通信販売で商品を届けようという工夫です。 高校生が、わずか30分足らずの作業時間で、これだけ練られたアイディアを出してくるとは驚きました。 お次は、もみじ饅頭を給食に取り入れようというアイディアです。 もみじ饅頭というと、あまり若々しいイメージがない。 しかし、子供だって、食べさせたら喜ぶのは間違いない。 そこで、子供に食べさせよう。 それならば給食だ。 給食でいつももみじまんじゅうを食べていれば、子供たちが大人になってももみじ饅頭を食べ続けてくれる。 しかもそれが岩村のもみじ饅頭だということになれば、将来の成功はまちがいない! これもなかなか面白いアイディアでした。 ちなみに、今日一番、私が気に入った(というかウケた)のは、このアイディア。 「もみじ饅頭をオタクに食べさせよう」というアイディアです。 こんなおたくっぽいキャラクターを考えて、パッケージを飾り、インターネット通販でもすれば、きっとオタクが飛びつくだろうというわけです。 まぁ確かに秋葉原あたりで売れそうな気がします。 このアイディア、細部が練れていないのですが、そこは30分という短い作業時間なので、大目に見ることにしました。 むしろ、高校生らしい(?)面白いアイディアで楽しませてもらいました。 というわけで、今回は、コラボレーション授業初日とは思えない、面白いアイディアがたくさん出てきました。 なぜかなと考えてみると、このコラボ授業も6年目ともなってくると、完全に高校のカリキュラムの中に溶け込んでいて、高校の授業自体が変わってきているようなんですね。 この高校の授業では『1からの流通論』を教材に使って、大学レベルの知識を伝える一方、教科書の専門用語を丸暗記するなんていう退屈な授業はなくなってきているんですね。 今日のように、もみじまんじゅうの食べ比べをするなんて言うのはめったにないとしても、この授業でよく使うポストイットを使ったブレーンストーミングとか、今回のポスター制作のようなじっさいに何かを考えてみるとか、じっくり自分で考えて納得するという学び方が定着しつつあるようです。 また、ここで学んだ知識を本格的に生かす場として、市商ピース・デパートという、生徒を株主とした株式会社としてデパートを運営するという、面白い試みが実施されています。もちろん、この手の試みは全国の商業高校で始まりつつありますが、この市商はそうした試みのパイオニアの一つです。 商業高校というのは、どんどん進化してますねえ。 というわけで、ことしもコラボレーション授業が始まりました。 市商の皆さん、今年もまた一年間頑張りましょう!! ※よろしければこちらもご覧ください。
この講義の仕込みのためのもみじ饅頭に関するリサーチの記事 http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/21767791.html もみじ饅頭のマーケティング http://blogs.yahoo.co.jp/kn_hosoi_hue/21816434.html |
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今日は、西城町の西城紫水高校というところへ、模擬講義に行ってまいりました。 (現在は、市町村合併で、庄原市西城町になっています)。 広島から片道116キロ(往復232キロ)、この山並みを越えてきたわけです。 新緑が美しいこの時期、山中のドライブは快適ではありましたが、 失礼ながら「ほんとにこんな山の中に高校があるのか?」とたどり着くまでかなり不安でした(汗)。 しかし、受講された生徒さん、ご父兄、先生方、皆さん大変熱心に聞いてくださいました。 わざわざうかがった甲斐がありました。 ありがとうございました。 そして、私、仕事であちこち行った際には、その地の食文化を研究することを心がけております(笑)。 もちろん、お好み焼き屋さんもチェックしておりましたが、狭い県道が「工事のため通行止め」と書かれていて、やむを得ず断念。 代わりのお好み焼き屋さんを探すものの、発見できず。 そして、何も発見できないまま、庄原ICのあたりまで来てしまいました。 しかし、あきらめきれず、ICとは反対側にちょっと曲がってみると。 そば屋さんを発見。 この外観、なかなか期待させるものがあります! というわけで、行ってみました、「手打ちそば なかや」さん。 http://r.tabelog.com/hiroshima/A3405/A340502/34003070/ 麺はかなり太めに切ってあり、食べ応えがあります。 香りもとてもよく、とってもおいしいおそばでした。 それにしても、広島市内には千件ものお好み焼き屋さんがあるというのに、同じ広島県内なのに、全然違うんですね。 広島では、5分歩いただけで、必ず何件かお好み焼き屋さんを発見することができます。 お好み焼き屋さんを探すのに苦労したことなど、一度もありません。 そういえば、中国新聞のお好み焼きサイト「炎の鉄板」にも、庄原市のお好み焼き店の情報は3軒しか載っていません。 やはり、こういう山間地はソバなんですかね。 とてもいい勉強になりました。 ※今日はこれから東京とイギリスの研究仲間とスカイプで打ち合わせ。この庄原地区の別の高校とは、インターネットを使った遠隔授業をやったこともあります。こういう出張講義も、通信手段の発達で、次第に形が変わっていくかも知れません。
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今日は入学前スクーリングでした。 |
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今日は、アサイチで、広島市のお隣、廿日市市の某女子高に出前講義に行っておりました。 今回は、高校の主催でも、大学の主催でもなく、企画会社の主催です。いろんな大学に声をかけて、進路説明会をやって上前を撥ねる業者がいるのです。もう10年近く前でしょうか、初めてこういう業者の存在を知った時には、驚きましたが、今では当たり前の光景です。 最近、こういう単発の出前講義は若手の先生に行っていただくことが多いのですが、今日と明日は本学の一般入試でして、監督に駆り出されている人が多く、人の手配がつかないので私が行くことになりました。 まぁしかし、そんな裏の事情は、もちろん高校生には関係なくて、皆さん、ほんとに熱心に聞いてくださいました。 今日は、コンビニの製販統合の話を主にお話ししましたが、ニーズが違えばビジネスのやり方も違ってくるということを、コペンハーゲンのスーパーやストックホルムのセブンイレブンやベルリンの危険なソーセージ売りの話をネタに、お話しました。 さらに、ビジネスというのは、ニーズに合わせるだけでなく、時としてニーズを創り出すという話を、昨年4月に本学の前に開業したイオンモール広島祇園ショッピングセンターによる立地創造の話をネタにさせていただきました。 ブログネタだけで講義ができてしまうのが、我ながら呆れますが・・・(笑) なにはともあれ、皆さん、とても熱心に聞いてくれて、講義していて楽しかったです。
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