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広島交響楽団 第308回定期演奏会 2011年4月17日(日) 15:00開演/広島市文化交流会館 [出演者] 指揮:秋山和慶 ピアノ:伊藤恵 [プログラム] ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲 モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467 バーバー:弦楽のためのアダージョ ベートーヴェン:交響曲第5番Op.67「運命」 すばらしい演奏会でした。 今回の演奏会、スウェーデン外務省からの日本への渡航自粛勧告を受けて、指揮者、ソリスト、プログラムが変更になったとのことでした。 そのせいかどうかわかりませんが、1曲目の「運命の力」の最初の一音から、力のある、そして深みのあるいい音で、思わず「おおっ」と心の中で唸りました。 2曲目のモーツァルトのPn.Con.は、うってかわって軽やかな名曲ですが、やはりしめるところはきっちりしまって、これもまたなかなかの名演。 休憩をはさんで、バーバーの弦楽のためのアダージョ。 もう、この時期にこの曲は・・・涙が出そうになりますね。 そして、なんといっても、最後の「運命」! ものすごい気合の入り方でした。 第一楽章は、「おお、気合入ってるなあ」という程度でしたが、第二楽章の集中力がすばらしかった。気合が入った演奏というのは、時として気合が入りすぎて乱れ気味になることもありますが、この第二楽章は、一音一音に神経が行き届いていて、実に表情豊かな名演でした。 第三楽章は、弦バスがすばらしかった。。。これだけ弦バスが完璧に決まると、ものすごい安定感がありますね。ベートーベンの音楽が、完璧な土台の上に、見事に構築された・・・と、理屈っぽくいえばそうですが、まぁ、簡単に言うと、「とにかく凄い」です。 そして、この完璧な土台の上に載って、ぐいぐいぐいぐい伸びていって、第4楽章に入った瞬間の大爆発。冗談抜きで、心拍数が上がりました。 でもね、運命の第4楽章に入った瞬間っていうのは、だいたい爆発的にビシッと決まるものなんですよ。演奏というより、曲自体がそういう曲なんです。そこから息切れするかどうかがポイントですよね。だから、ここで喜んではいけない、、、ここで喜んでは、、、ここで喜んでは、、、ここで、、、ここで、、、ここで、、うわああああ、すごい、、、、、、、、! ブラボー!!! いや、もう、ほんと、最後の最後まで、気合がはいった、それでいて集中力がすごくて、雑にならない、どこまでもぐんぐん伸びる、すごい名演でした。 今日は、何度鳥肌が立ったか分からない。 ほんとにいい演奏会でした! ものすごく元気が出ました! 音楽って、すばらしい! |

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