木下長宏のウェブログ

網膜に積もる淡雪のように(まとめサイト:http://kinoshitan.com)

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7月第四金曜は…

7月23日(金)の「土曜の午後のABC」は、「自画像の思想史─日本・近代以前 総集編」として、
「近代以前の日本の自画像 best 6」と「雪村の二つ目の自画像」を話題にしました。

「近代以前の日本の自画像 best 6」は、ボクとしては「明兆、雪村、又兵衞、守景、蕪村、良寛」を選んだのですが、そのうちの、雪村と良寛、明兆についてはまだ、詳しく話す機会がなかったので、この機会にまず、雪村をとりあげました。(守景については去年、金沢での守景展をみた報告がてら「美術史散歩」のテーマにとりあげ、かなり喋ったし、又兵衞と蕪村については第一期にBとUでとりあげています。)
そこで23日は、雪村の自画像は二点あるという「発見!」の報告と、雪村が日本の絵画の大切な伝統である「滑稽」「笑い」を実践した画家であることなどを喋りました。日本の絵画の伝統として「遊び心」が重要であるという意見はつとに語られていますが、ボクは「遊び心」というような上品な姿勢ではない、もっと、ときには豪快に笑いとばす機微が大きなモードとしてあったと考えています。

それにしても、美術館に行って大声で笑うなんて習慣は禁じられ、かつ忘れさせられてさえいる近代人のわれわれは、どのようにして、繪をみて笑うすべを復活させればいいのでしょうか。

とりあえずの報告です。
kinoshita


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