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ボクは旧暦の正月に合わせて、みなさんに年賀のご挨拶をしたいと思っていますので、すぐにお礼状が送れませんが、お許しください。 さて、新年のご報告; 去年の四月五日、京都精華大学で美術学部の新入生に入学祝いをかねて話をしましたが、それをようやく文章化したので、HPに掲載しました。ごらんください。 いかにも話をしているような文体ですが、当日の話をもとに、うんと書き加えています。 ☆ 年末から年始の三日間は、新潟十日町の松之山温泉で過してきました。日頃はパリにいるヨシ笈田さんが、40年振りに正月を日本で過す機会が訪れたので、というので、雪国の温泉を計画したのですが、とてもすばらしい年末年始を迎えることができました。 あたり一面、一メートル近い雪に埋もれていて(しかも、黙って、ずんずん、重そうでもなく軽やかというふうにでもなく、黙々と、降っていき)、日常の風景が雪の下にすっぽり被われてしまった世界は、ひごろはとても遠いと思っている異世界が、すぐそこにあるというふうにわれわれを包んでくるのです。 地上に露出していた世界がぜんぶ「真っ白」になってしまう(しかし、ああして雪の中にいると「雪」は「白一色」では決してない)、ずうぅんと、どこか、この世の奥深いところまで沈んで行って、そこでものを考えているような気分にとらわれます。ここで、一仕事してみたいという思いにとらわれました。 小説や映画で、雪の場面はいろいろ読んだり、またこれまでにも雪のあるところで過したりしましたが(子供時代は彦根で、結構雪が積っていましたが子供だったから気づかなかったのか。ボストンでもパリでもアルルでも雪は経験しましたが、こんなふうに日常をすっぽりすべておおいつくして変容させるような積りかたはしなかった)、ともかく今回は、かくべつ、雪の奥深さを味わった旅でした。 kinoshita |

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