木下長宏のウェブログ

網膜に積もる淡雪のように(まとめサイト:http://kinoshitan.com)

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7月7日(土)14:00〜17:00のABCは、いつもの波止場会館4Bです。

<「老子」から教えられること>。
今回は、いままで、読んだことのない、通行テクストの最後の章、つまり81章を取り上げてみたいと思います。

そこに出てくる「天之道(タオ)」とういう言葉に注目して、「ヨハネによる福音書」の冒頭「はじめにことばがあった」の「ことば」(原文ギリシャ語では「ロゴスlogos」英訳「the Word」)が、中国語の新約聖書では「道(タオ)」(「太初有道」)と訳されていることなどに想いを馳せながら、「天之道」「人之道」に纏わる章として、77章、それから連想して、「国を治める」(60、80章)、「人を治める」(59章)など、訪ねて行ってみようという計画です。

猛烈に暑い毎日、お元気で!

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次回6月22日(金)の<土曜の午後のABC>は、いつもと同じ波止場会館4Bです。19:00〜21:00。
<見開き日本美術史>として、今回は、シアトル美術館所蔵の「烏図屏風」を取り上げてみたいと思います。

作者不明、制作時期は江戸初期と言われています。
どこかの殿様のコレクションから出て来たのでしょう。その由来も判らない。ニューヨークの山中商店から、アメリカのコレクターが購入したのが1934年。以来、シアトル美術館に収まっています。

ちょっと、すごい作品です。そのすごさをどのくらい語れるか、自信がないので、のびのびにしてましたが、一度この辺で、そのすごさを追いかけておきたい、それで鬱陶しい梅雨の重さが晴れるとは行かないにしても、少し気分良く過ごせるようになるかもしれない。

ま、そんな願いを込めて、向かい合ってみましょう。

ミケランジェロ展がはじまったので、あの「ダヴィデ/アポロ」像についても語りたいのですが、それはまた別の機会に。

kinoshitan

次回6月9日(土)<土曜の午後のABC>は、14:00〜17:00。いつもの波止場会館4Bに戻って、初夏の風と光にそよぐ大桟橋を横目に見ながら、『老子』を読み継いで行こうと思います。

「樸(あらき)」をめぐって、前回問題を残したままの19章と28章も読み直し、『老子』のなかに占める「樸」の意味とその現代に投げかけてくるものを展望しようと考えています。

『老子』最古のテクスト、楚墓竹簡では「絶偽棄慮」とあるのが、馬王堆墓帛書では「絶仁棄義」と変わっていることから、どんなことが考えられるか。

それから、19章で「仁を絶ち義を棄てれば、人びとは孝と慈を回復する」という「慈」に注目して、67章に目を配って行きたいとも思っています。「仁義孝」は儒教の徳目ですが、「慈」はむしろ「老子」のなかで付け足されたようですね。「孝慈」という語は、15章と18章に出てくるだけ。「慈」は67章だけ。「慈」はとても仏教の匂いのする概念です。「慈」と「樸」とどんなふうに関連しあうのか。しないのか。

                      ⭐
新約聖書「ヨハネによる福音書」の冒頭、「始めにロゴスがあった。神はロゴスであった」の中国語版は、「太初有道、道與神同在」と「ロゴス」が「道(タオ)」と訳されていることを教わりました。これは、ちょっとじっくり、考えてみたいですね。
この訳に『老子』が影響していることは明らかだし、また、『老子』の「道(タオ)」が、ギリシャ語の「ロゴス」と相重なる意味をもっているということです。「影響」し合っているのではなく、重なっている。.....

『老子』は、東洋の知恵というより、世界の知と言えそうです。
                     ⭐
こんどの土曜日は、天気は良さそうですから、「樸」「慈」「道(タオ)」「ロゴス」と考え巡らせて疲れた頭を、ジャックカフェのテラスの欅の下で癒しながらワインを囲みたいですね。

では、9日に!
kinoshitan

次回、5月25日(金9)のABCは、いつもの波止場会館4B です。

大桟橋の夜景を横目に見ながら、日本の昔のひとが(といっても京[みやこ]の貴人たちですが)「絵」についてどんな考えをしていたか。「絵空事」という言葉をめぐって整理し、『古今著聞集』の冒頭部分を重点的に読み込んでいきたい、と計画しています。当時の人がこの絵は「いきいき」としているというとき、それは決して「写実的」に描かれているというのではなく、むしろ「魂が入っている」という意味でその言葉を使っていたことが、解ってくるようです。

金曜夜までに『古今著聞集』画図篇の全章現代語訳を志していたのですが、とても時間が足りないようで、全訳をみなさんにプレゼントできるのは、先延ばしになりそうです。

『古今著聞集』は画図篇に限らず、序文は漢文で、本文は仮名交じりのいわゆる古文で書かれていて(つまり、<無文字文化>と<文字文明>、意識の底にわだかまる伝統的な言語観と開化思想の葛藤が生んだ文体)のニュアンスを活かせる訳にしたいと、がんばっています。そういう文体自体が、当時の人の<美>への想いの現れだと思うからです。

kinoshitan

次回の<土曜の午後のABC>は、5月19日(土)14:00〜17:00 波止場会館4Aです。
いつもの4B ではなくその向かいの部屋ですから、お間違えないように。

<「老子」から教わること>第4回です。
今回は、『老子』のなかに見られる「樸(あらき)」という言葉に焦点を当ててみます。
「樸」は『老子』のなかではとても重要な概念で、と言うより、「老子」の好きな言葉で、どうして「老子」はこの言葉が好きなのか、そんなことを考えながらテクストを吟味したいと、資料を準備しました。

5月は土曜日の19日が終わると、すぐ六日後の翌週、25日が金曜日のABCです。諸般の事情で、こんな日程になってしまいました。みなさんもお忙しいでしょうが、よろしく!

では、まずは土曜日に。

kinoshitan


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