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網膜に積もる淡雪のように(まとめサイト:http://kinoshitan.com)

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今後の予定

吉本隆明さんの逝去の知らせを聞いて思わず書いた文章を、「内容報告」に載っけるつもりでいてまちがえて「information 」のほうに入れてしまったので、こちらで、informationをやっておきます。

今後の予定です。

2月3月と不規則な日程にしましたが、4月以降は、8月の夏休みをはさんで、11月まで、出来るかぎり、<第2土曜+第4金曜>のペースを守っていくつもりです。(何か急に変更せざるを得ないことがあったときには、すぐにこのブログとHPで報告します。)

とりあえず、
4月は、14日(土)14:00〜17:00 + 27日(金)19:00〜21:00
です。
場所は、波止場会館、4階4B。

追悼。吉本隆明さん。

吉本隆明さんが亡くなったという知らせを今朝、聞いた。

今年に入ってから、レオンハルト、アンゲロブロス…と、大事な人がつぎつぎと亡くなっていく。
ボクのものの考えかたや感じかたを、そのお仕事振りから、深く教わった人たちだ。

とくに吉本さんは、(ボクが京都にいた若い時分から、三月書房の宍戸恭一さんのおかげで)、吉本さんが京都に来られたときは、一緒に行動させてもらったことがよくあった。吉本さんは、京都に来ると、個人タクシーを借り切って、京都を廻られることもあった。そのあと、宿まで押し掛けて話をうかがったこともあった。宍戸さんのほかに誰かがいっしょのときもあり(なにしろ吉本隆明である、京都に来られたのならと顔を出す人がいた)、そんな人がなみなみと注ぐ杯を眼の前に、ことわりもしないで、話を続けられるのだった。お酒は呑まない方だった。それよりも、そんな人が、すでに吉本さんが著書の書いていることを質問すると、その質問をはじめてかのように、ていねいに答えておられたのが忘れられない。(ボクは、そんな質問をするのはとても恥ずかしいと思うし、そんな質問をまえにすると、あのを本を読んでください、と突っぱねて当然だ思っていたものだ。)

そんな思い出話より、やはりたくさんの著書から教わったことを、あらためて思い出す。大学院生のとき、学部の後輩たちと、全共闘の封鎖のなかで、根気よく『言語にとって美とはなにか』を読み続けた。これは、一緒に勉強しただれよりもボクの感性と思想を育ててくれたと思う。『言語にとって美とはなにか』は、去年も、工藤貴響、水谷達朗、森山聡平といった昔のボクの横国の学生で現在も<土曜の午後のABC>のメンバーである三人と読書会をしたところだった。

東京のお宅にも、なんどかお邪魔したことがあった。いつも、おおきなショートケーキをごちそうになった。阿木津英さんといっしょにうかがったこともあった。お家を出て、お宅の脇にあるお寺の参道を通り過ぎたころ、雨が降り出した。そしたら、吉本さんがうしろから、傘を持って行きなさいと、走ってこられたことも、思い出す。

いつだったか、夢に出てきて、ボクの不勉強振りを厳しい言葉で指摘された。あの夢は、いま思い出しても、身が引き締まる。

大事な人が、亡くなっていくのは、つらい。
遺された身を、とにかく、全力で行きていこう。

2012年3月16日
木下長宏



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