木下長宏のウェブログ

網膜に積もる淡雪のように(まとめサイト:http://kinoshitan.com)

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次回のABCは、6月23日(金)19:00〜21:00 波止場会館4Bで。

「見開き日本美術史」<松本竣介>を巡って四回目です。

戦前から戦中、そして戦後、彼の書き物なら「絵画の階級性と非階級性」「生きてゐる画家」「全日本美術家連盟の提唱」まで、19歳の時からずっと保ち続けてきた問いの姿勢を確認して、早すぎる晩年のエッセイ「残骸東京」を読み、そこから読み取れる彼の思想の蠢きと絵画活動のつながりを考えてみたいと思っています。

これを打ち込んでいるときは、まるで夏のような朝ですが、金曜日の天気はどうでしょうか。
みなさん、体調にはくれぐれも、お気をつけて、金曜日の夜に元気な顔で集まれますように。

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次回の<土曜の午後のABC>は、14:00〜 波止場会館4Bで、<「老子」に挑戦>を続けます。
『老子』が「老子道徳経」と呼ばれるようになった事情を推測しながら、それ以前は、「徳経」と呼ばれる現在「下巻」なっている部分が上巻になっていたことの意味を確認し、その昔は一番巻頭にあったはずの現38章から39章へと読み進めてみたい、と思います。
それから、前回試みて見た「道(TAO)」と「無」「有」などの関係の図式化を改めて考え直して、みなさんのご意見を聞いて見たいと準備中です。

では。10日!

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次回5月26日(金)の<土曜の午後のABC>は、いつもの波止場会館4Bで、「見開き日本美術史」です。
松本竣介の「生きてゐる画家」を読みます。(前回は「全日本美術家組合の提唱」を読むのに時間を使い過ぎて「生きてゐる画家」を途中までしか読めないという失態を演じてしまいましたが、今回は、改めてじっくりこのテクストに取り組みたいと思います。)

ちょうど、国家が戦争へと全国民を駆り立てて行く最中、画家はどのように生きていけばいいか、時代と社会と芸術の関係を探り続けようとした竣介の言葉は、戦争時代の反省を忘れたかのように「テロ等準備罪」などの法案を成立させて行く今の情況にあって、あらためて居住まいを正して読まなければ、と思わせます。

たしかに、「大東亜戦争」と呼ばれ、無残な敗戦に終わった当時の経験、窮乏生活を強いられ続けた当時のことを、ボク自身、日頃は忘れてしまっているなぁと、竣介の言葉に耳を傾けながら痛感しています。

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次回5月13日(土)14:00〜 波止場会館4BのABCは、「老子に挑戦!」第11回目です。
もう11回目だなんて…いつも、第1回のような気持です。

今回は、老子の言う「道Tao」と他の、特に孔子(ということは『論語』)が言っている「道」とがどんな風に違うか、考えてみたいという計画です。
なんとなく「道」と口にしてますが、こんなに違うのか、と驚きのひとときを共有できればと願っています。
「道」と書いても、それに「Tao」とフリガナをつけて読むか、「みち」と読むか「ドウ」と読むかで、この語の持つ意味(connotations)が随分変わってきます。その「connotations(コノテイション)=内包している意味」の違いが、東アジアの歴史と思想を考えることへ誘ってくれます。

お知らせしておくべきことがあります。5月13日は、山下公園でトライアスロン競技が行われるので、交通規制があり界隈も混雑することと思います。くれぐれも気をつけておいでください。
ABCが終わった後も、いつものJack Cafe は避けて、元町の「三日坊主」を予定しています(トライアスロンが終わった頃の山下公園脇を歩いて行くか。ひと駅電車に乗って行くか、当日みなさんと相談して決めるとして)。

ではでは、当日!

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PS:プロフィールの写真を新しくしました。この橋、どこか、松本竣介の「Y市の橋」を彷彿させませんか?
ボクの住んでるところの近くにあるのですが、明治時代(明治29年)、隅田川に架けられて、1929年、鶴見に移築された橋です。俊介が東京から横浜へスケッチに来たとき、鶴見で(降りて)この橋を見ていたと考えてもおかしくない、この橋のそばにいると(いや遠くから眺めていても)いろんな思いの湧いてくる、ボクの好きな橋です。


次回4月28日(金曜日19:00〜)の波止場会館4BでのABCは、第十二期の初回「見開き日本美術史 作品篇」の一回目なのですが、前回予告しておきましたように、松本竣介の「全日本美術家組合の提唱」をじっくり読んでみたいと思っております。(実質「作品篇」は5月からですね)

松本竣介の「全日本美術家組合の提唱」を読むにあたっては、二つのポイントがあると考えます。

1.彼の考えている「美術」と「美術家」とその二つを取り巻く「世界」のあるべき姿が、現代の美術界ーーのみならず、現代社会にあってーーどんなにメッセージを投げかけてくるか。

2.彼の絵画の仕事をもっと理解し親しんでいく上で、彼の言葉は、どんなメッセージを投げかけてくれるか。

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この四月は、旧友の森口邦彦さんと(午後一時半から夜中まで)じっくり話をする(聞く)機会があって、その話をするために会った目的以外のことでも、ボク自身の仕事について発見があったりしたので(それはちょっと高揚する事件なのです)そんなお話はぜひみなさんに聞いてもらいたいのですが、それはまた別の日にと(高揚するとすぐ喋りたくなりますが)我慢して、「松本竣介」と向かいましょう。

  ⭐

それにしても、今年に入ってから、じつは二人も、ボクの旧い友人先輩が亡くなったり死線を彷徨う状態に陥ったりして、辛い日々が続いています。(ボク自身の身体の不調くらいでグズグズ言っていては情けない)悲しみに耐えて頑張らねばというのが、いまの気持です。考えねばならないこと、伝えたいこと、書き留めておかねばならないことが、目の前に広がっています。

4月28日には、元気な顔で会いましょう!

kinoshitan

⭐書き留めておかねばならないことが...と言いましたが、それにしても、いまのMacOSの最新版はなんと使い勝手が悪いことでしょう! 右眼が不調なので、読み書きにいつもより時間がいるし疲れやすいところで、この馬鹿OS! (トランプ政権天下ともにMacも変わってしまったのか=笑)こんなのなら、以前の古いヴァージョンに戻して欲しいです。 これはなんとかならないのでしょうかね〜。

こういう個人的な愚痴をちょっと書くと、すぐボクのなかから、そんなことを愚痴る前にもっと見つめるべきところがあるだろうという声がのし上がってきます。ハイ、その通りです。愚劣な戦争ごっこの好きな政治家たちをいますぐ変革できるすべはないけれど、そんな問題の根源を見据えて、松本竣介や日本美術史、そして「老子」に取り組んでいきましょう。



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