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網膜に積もる淡雪のように(まとめサイト:http://kinoshitan.com)

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次回6月24日(金)は、19:00〜 波止場会館4Bで、<見開き日本美術史>のタイトルのもと、漱石の「文展と芸術」というエッセイを通して、<日本近代>と<芸術>の問題を考える時間にしたいと思います。kinoshitan


長いあいだ取り組んでいた『自画像の思想史』が、ようやく刊行。この本について、いろいろ語る時間を作りたいと思いますが、それは、みなさんが、眼を通して下さったあとくらいがいいと思っています。(7月?)

で、次の<土曜日の午後のABC>は、もちろん、<「老子」に挑戦!>です。

 
こんどで二回目。今回は、「荘子」との関係を視野に入れ、「老子」を考えてみたいと思っています。

『自画像の思想史』で鍛えた視点から、中国哲学の専門家には見落されがちな「老子」の思想、生きた、われわれの生活にもっとも接近してくる<老子>を発掘、手に入れていきたいと意気込んでいます。

ではでは、6月11日(土)14:00に、波止場会館4Bで!

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新しい本が出ます

長いことかけて取り組んでいた、『自画像の思想史』(五柳書院)がいよいよ来週出来上がります。
書店に並ぶのは6月はじめでしょうか。お近くの書店で注文していただけると嬉しいです。
パンフレットはこんな感じです。
kinoshitan

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次回のABCは5月20日(金)19:00〜 いつもの、波止場会館4Bで。
今月は、波止場会館の都合で土曜日のABCはお休みしました。
金曜日は、<見開き日本美術史>のタイトルを掲げての、二回めに入ります。
露伴大先生の教えに倣って、池に氷をが張るように、あちこち氷作りに励んで、いつかカチッと池いっぱいに素晴らしい氷が張り巡らされて「日本美術史」が出来上がる日を待ちながら、いろいろ、問題と課題を探っていきたいと思います。
前回(つまり第一回)は、いわゆる「日本美術」の背景に隠れて、大きな力を埋めている「画の六法」について考えました。その後も、この問題はボクの頭の中を駈け巡っていて、とりあえずの増補版を作り、前回出席してくれた人にお送りしたのですが、さらに増補を目指して、勉強中です。次回には、まだその新増補版は間に合いません。そして、この<「画の六法」論>に取り組んでいるときに、閃くようにボクの意識の中に割り込んで来た、夏目漱石の『三四郎』(この本にも「氣韻」という言葉が出てきます)をついつい、読み耽ってしまった、その報告をしたいと思っています。子供の頃、「姿三四郎」のかっこよさを期待してこの本を手にしたときから、そんなに表立って言わないのですが、ボクの大事な本の一つではあります。学生のころは、三四郎池を確認しに東大本郷をわざわざ訪ねたこともあったっけ。帰りに「藤村の羊羹」を買って帰ったことも‥。10年程前、横国の卒業生、水谷と森山と三人で(工藤はフランス留学中だったように思う)漱石を朗読する集まりをABCとはべつに持って、『猫』を声を出して読みながら腹をよじって笑い合った。あのとき以来の『三四郎』で、初版の復刻版をこんどは独りで読みながら(現今手に入る文庫版の「漱石」は、どれもこれも、読みやすくするため、漱石の文体を無責任にめちゃくちゃに壊しているのであれはかなわない。なかには、漱石が「早速[さそく]の歩調」と書いているところを「さっそく歩調を」などと酷い書き換えをやって百何版訂正もしないで50年間売りまくっている文庫もある! なんとも恐ろしい!!)、つらつら読んでいると、『三四郎』一篇に再発見するところいっぱいあり、それをABCのメンバーにお裾分けしたいと考えた次第。題して、
<「三四郎」の絵画論>。
「見開き日本美術史」の一部を占める立派な氷片になる予定です(なぁんて、胸張ってますねぇ、ま、がんばってみます。)
それでは、20日をお楽しみに!
kinoshitan

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