木下長宏のウェブログ

網膜に積もる淡雪のように(まとめサイト:http://kinoshitan.com)

Information

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全60ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 前のページ | 次のページ ]

次回10月14日(土)の<土曜の午後のABC>は、シルクセンター地下1階小会議室です。

すでにお知らせしていたように、12月まで、波止場会館の工事中、波止場会館の向かい側にあるシルクセンターの会議室を借りることにしました。勉強が終わった後の、ジャックカフェでの歓談。これは変わりません。

次回は、「老子に挑戦!」を続けます。52章をまず読んで、そこから繋がってくる、25、16、36、47、76章を読んでみる(すでに読んだはずの章も読み直す)という組み立てをしてみようと考えています。いつもは、章の番号順に並列的に進めていますが、今回、ちょっと進め方を変えてみるわけです。

さらに、「老子」をそういう立体的読み方でひと勉強した後、第二部として別のテーマ「1963年パリで開かれた日本美術展」という話題で、日本美術を考える時間を見つけたいと、企んでいます。これは、金曜日に勉強している「見開き日本美術史」を土曜日に呼んでくる企みと言い換えてもいいかと思います。そして、こういう企みが決して「老子」から離れているのではないことを、みなさんと一緒に納得できたらいいなと思っている次第。

ではでは、14日の午後に。

kinoshitan

追伸:次回から、配布資料を前もってメールでお送りするようにしました。前もって眼を通してもらっておくのは、お互いの理解に役立つかもしれないと思います。いま、ボクが把握している限りのみなさんに送ります。受け取ったからといって出席しなければ、などと考えないでください。資料を読んで、面白くなさそうだからや〜めた、というのもありです。
いつもいらっしゃるのに、アドレスをいただいていない方もおられるかもしれないし、その日初めていらっしゃる方もおられることもあるので、コピーも少数作って行きます。メールをもらったけど、当日持ってくるのを忘れたという方のことも、考えに入れておきます。
ボクのドジで、今回アドレス漏れになってしまった方など、あるいは、出席するつもりはないけど、資料は欲しいなと思っている方、ボクの方へアドレス教えてください。Bccにお入れします。
今回は、割と早い目に送れそうですが、たいていは前日ギリギリに仕上がるもので、メールを受け取ったけどコピーはできなかったという人がおられることも、前提にしておきます。




ABCに参加してくださるみなさんには、ボクの語るところから、何か、みなさんの考えかたに語りかけ、生きかたやお仕事にも、活かしてもらえることがあれば、と喋ってきました(これからも、その心がけで語りつづけたいと思っています)。これまで、このブログも、HPも、ボクの言葉しか掲載してこなったのですが、参加してくれるメンバーが、ボクの語るところからどんなことを考えたか、その声や言葉も集めておきたいと、思いつき、「ABCの部屋」というページを開設しました。

早速、先日、森脇孝介くんからもらっていた手紙、こんど新しく書き下ろしてくれた椋本輔くんの「木下長宏論」を一気に掲載しました。

この場所はみなさんの場所なので、うんと生かしてください。

原稿は、木下の方へ送ってください。こちらで編集して掲載します。

kinoshitan

PS:9月のABCも無事終りました。
10月からは、波止場会館が工事に入りますので、波止場会館の筋向いにある「シルクセンター」の地下一階を借りることにしました。(11月まで予約作業が完了しています。部屋はB1の小会議室であったり中会議室であったり、都合よくいきませんが、お許しのほどを)
10月は14日(土)と27日(金)。いずれも小会議室です。(時間帯は土曜は14:00〜、金曜は19:00〜と同じです。終わった後は、いつもの通り、ジャックカフェで歓談と夕食。これも、変わらず続けていきましょう!)
次回の<土曜の午後のABC>、9月22日(金)19:00〜 波止場会館4B は、「見開き日本美術史 作品篇」です。
日本列島で営まれてきた<無文字文化>の起源を、いくつかの作例を眺めながら、考えを深めていきたいと思います。
時代的には、縄文・弥生・古墳時代の作品(特に、今回は改めて<起源>を問題にしたいから、主として縄文土器、土偶)を取り上げます。 

<無文字文化>を考える上で、切っても切れないのが、<見立て>と<三体(真・行・草)>で、これについては、続いて考えていきますが、その際、岡倉覚三の『茶の本』を引っ張ってくることになりそうです。で、それに先駆けて、もし、ボクの訳した『新訳茶の本』をお持ちの方は、ぜひ、9月22日にご持参ください。当日ABCが終わった後のジャックカフェで、誤植等、突き合わせをしたいと思います。ジャックカフェに不参加の方は、のちに誤植一覧を作って、お送りします(ご希望の方は、連絡先お教えください)。

kinoshitan
9月9日(土)の<土曜の午後のABC>は、波止場会館4B(14:00〜17:00)です。

[9月中は波止場会館です。10月から12月の間、波止場会館が工事なので、会場が変わります。
10月14日(土)10月27日(金)は波止場会館の道路を隔てた向かい側にある「シルクセンター」のB1小会議室を確保できました。]

9月9日(土)のABCは、もちろん、「老子に挑戦!」の続きです。
ようやく、「老子」を儒教イデオロギーから解放される視点で読む姿勢が身について来たところ。この視点は、、ただ「老子」という本を学ぶということを超えて、わたしたちのものの考えかた、生きかた、いろんな場面へ、大切な示唆を投げかけてくれるようです。
次回は、46章からですね。

それでは、9月9日!

kinoshitan
この7月から8月にかけて、雨の日も多く、右目の調子が思わしくない状況下、みてまわった(回ることができた)いくつかの展覧会。日頃は雑談で流しておくのだが、メモ(寸評)して、誰か、興味のある人の参考にしてもらえれば、と書き付けてみることにした(中にはもう終ってしまった展覧会もあるが、ごめんなさい)。

遠藤利克展(埼玉県立近代美術館)
「近代」が用意した「等身大」という尺度を越えようとする造形(超彫刻作品とでもいうべきか)。若いころからの作品も展示されているのだが、回顧展になっていないところに注目。全ての作品が「現在」に根を降ろそうとしているからだろう。言い換えれば、作家個人の芸術思想の展開など興味にさせない力のある作品展なのだ。
こういう「近代」のねじ伏せかたがある。
背後にバタイユがいる気がした。

根岸芳郎展(ガレリア表参道、長野市)
色彩が形を作る。あっさりした言いかただが、その方法を徹底している画家はそうはいない。
まずは、うんと引きをとって観よう。そしてゆっくり作品の方へ近づいていくと、普通はそこで画面の細部が見えてくるものだが、根岸作品は細部が見えてこないで、観ている自分が絵に包まれている(自分が細部になっている)。
絵画という経験の一つの極地を指している根岸芳郎の仕事を忘れないようにしたい。

ジャコメッティ展(国立新美術館)
ジャコメッティのいないジャコメッティ展だった。「ジャコメッティ不在のジャコメッティ展」といえば、いかにもジャコメッティにふさわしい展覧会になるのだが、小像はともかく、彫像作品をアクリルケースに収納して展示するとは! これは、囚われたジャコメッティだ。
ジャコメッティは、自分で台座も作っている、それをわざわざもう一つ(ジャコメッティが指示しているわけではないのに)大きな台の上に載せて(観る人を近づけない、それどころか、拒絶している)展示をするとは。
これは祀り上げられたジャコメッティ展だ。
(ルイヴィトン美術館が設立されたとき、あそこも、ジャコメッティをケースに入れて展示していて、ジャコメッティが見たら怒るだろうなと思ったことを思い出した。いまや、フランスでもジャコメッティは祭り上げられる存在になってしまったのか。)

レオナルド×ミケランジェロ展
レオナルドとミケランジェロの違いは、やはりレオナルドは世界の「コスモス」を追究構築した「近代」人の祖であり、ミケランジェロは「カオス」を探し造形化しようとした人だった、ーーということを納得させられるには、選ばられた作品だけでは物足りないが、それでも、それはよく判る。細部へのこだわりのちがい。デッサンをするときにどこを観ているかのちがい。たった一点ずつだけで二人を比べても、いや、作品の部分だけでも、その対比が見えてくるのだろう。

URUSHI展(国立歴史民俗博物館)
「人と漆の12000年史」と銘打たれた、人類史の始まり、漆の起源から現代を考えさせてくれる展覧会。
沖縄中国東南アジアにも目を配って(出品点数は少なくても)そのエッセンスをみせてくれる。
漆の役割、その美しさを再発見し再考を促す点でも有意義な展覧会だが、こういう展覧会は、いま、美術館ではできないのでは、とふと思った。美術館は「美」とか「芸術」とかいった概念に無意識の裡に囚われて「展示」をしている。そのために人類史の広がりのなかで現代(の美・芸術)を考える仕事を、既成の「美・芸術」概念を超えて考え企画展示しようとはしない(超えてはいけないと自己規制している/させられていると言い換えてもいい)。そろそろ、「美術館」を全部廃棄して「博物館」から出直すべきときが来ているのではないか。
(別室で開かれている「楽器と漆」展もお見逃しなく!)

横浜トリエンナーレ(横浜美術館ほか二箇所)
横トリについては、小沢剛氏の仕事を「内容報告」でちょっとお伝えしているが、40人に及ぶ作家が参加していて、それぞれを語るのは別に機会があればということにして、それぞれの作家の仕事が仕切られて個展形式のように展示され、それぞれに主張しているので、時間をかけて見て回りたい、ということだけをとりあえずメモしておこう。

全60ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 前のページ | 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事