木下長宏のウェブログ

網膜に積もる淡雪のように(まとめサイト:http://kinoshitan.com)

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次回、5月25日(金9)のABCは、いつもの波止場会館4B です。

大桟橋の夜景を横目に見ながら、日本の昔のひとが(といっても京[みやこ]の貴人たちですが)「絵」についてどんな考えをしていたか。「絵空事」という言葉をめぐって整理し、『古今著聞集』の冒頭部分を重点的に読み込んでいきたい、と計画しています。当時の人がこの絵は「いきいき」としているというとき、それは決して「写実的」に描かれているというのではなく、むしろ「魂が入っている」という意味でその言葉を使っていたことが、解ってくるようです。

金曜夜までに『古今著聞集』画図篇の全章現代語訳を志していたのですが、とても時間が足りないようで、全訳をみなさんにプレゼントできるのは、先延ばしになりそうです。

『古今著聞集』は画図篇に限らず、序文は漢文で、本文は仮名交じりのいわゆる古文で書かれていて(つまり、<無文字文化>と<文字文明>、意識の底にわだかまる伝統的な言語観と開化思想の葛藤が生んだ文体)のニュアンスを活かせる訳にしたいと、がんばっています。そういう文体自体が、当時の人の<美>への想いの現れだと思うからです。

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次回の<土曜の午後のABC>は、5月19日(土)14:00〜17:00 波止場会館4Aです。
いつもの4B ではなくその向かいの部屋ですから、お間違えないように。

<「老子」から教わること>第4回です。
今回は、『老子』のなかに見られる「樸(あらき)」という言葉に焦点を当ててみます。
「樸」は『老子』のなかではとても重要な概念で、と言うより、「老子」の好きな言葉で、どうして「老子」はこの言葉が好きなのか、そんなことを考えながらテクストを吟味したいと、資料を準備しました。

5月は土曜日の19日が終わると、すぐ六日後の翌週、25日が金曜日のABCです。諸般の事情で、こんな日程になってしまいました。みなさんもお忙しいでしょうが、よろしく!

では、まずは土曜日に。

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次回の<ABC>は、波止場会館4Bで、19時から、<見開き日本美術史>です。

今回は、『古今著聞集』のなかの「画図」についての記事を読んで見ようと思います。

いまから、千年前の、この日本列島(とくに京の都のあたり)に住んでいた人が、「絵」というものをどんなものだと考えていたか、あらためて、勉強します。

意外と、われわれは、現代人の都合のいい「近代的解釈」で、彼らの考えを解ったつもりになっていたことに気づくのです。

当日は、「画図序」を入れて24編ある「画図」の話のなかから、「序」と13(全体の396)番目、鳥羽僧正と彼の下で働く絵師(法師)とのやりとり(議論)を伝える逸話をじっくりと読みたいと思っています。「絵空事」という言葉が、現代のわれわれが納得しているのとはちょっと違う、そのへんを読み解ければという狙いです。

では、27日の夜!

kinoshitan

次回(4月14日)の<土曜の午後のABC>は、14:00〜17:00、波止場会館4Aです。
(4月と5月の土曜日は、4B が確保できませんでした。お間違えなく!)

「老子から教わること」第3回。これまで勉強してきたことを振り返り確認するために、もういちど「反」について考えたいと思っています。
『老子』という書物のなかで「反」が出てくるのは、4回(40、25、65、78章)と少ないのですが、「反」の思想は、『老子』全篇に浸透しており、『老子』の思想の核心となって働いている。その機微と奥深さを、いろんな角度から読み味わって行きたいと準備中です。
よろしく!

kinoshitan

次回3月23日(金)の<土曜の午後のABC>は、19:00〜21:00 波止場会館4Bで、<見開き日本美術史ー作品編>。<画像不在の美術史の試み>を続けます。

前回は芥川龍之介の小説「秋山図」を読みましたが、今回は、上田秋成の「夢応鯉魚」を取り上げます。

「秋山図」が、他人の記憶の中にしか存在しない名品を、芥川の文章から、われわれはどれだけ「作品」として、味わいかつ自分のものにすることができるかを、試してみたわけですが、こんかいは、そんな絵画が、むかしの人にはどんな存在だったのか、あらてめて考える素材になれば、と思って選びました。

やはり、画像は不在のまま、上田秋成の記述をとおして、「描かれた鯉」の「絵」と、われわれは、どんなふうな出会いが可能でしょうか。

「近代」に入るとともに、人類に担わされていた「絵画」の意味と役割は、大きく変わっていきます。その変容・変貌をみつめておきたい、そのことを心得ないで、古代の絵画を語ることにどんな問題があるかを考えてみる、というのも、ひとつの狙いです。

「夢応鯉魚」は、上田秋成の『雨月物語』のなかの一篇です。原文はちょっと古い日本語なので、すらすらと読み難い。そこで、現代語訳で読みたいと思います。すでに、多くの方が現代語版を試みておられますが、こんかいは、ボクが、新訳に挑戦して、みなさんにお届けする予定です。

もちろん、原文で読みたいという方は、『雨月物語』は映画にもなり、よく知られていて、文庫本でも手に入りやすいですから、ぜひ原文で読んで、木下訳とのギャップを見つけてください。

では、23日に。

kinositan


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