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[医学史]
【東洋医学メモリーツリー】
昔、売薬・中医学・漢方などに興味をもった時、なんとなく作ったメモリーツリー。
きれいに書き直そうかとも思ったのだが、なかなかこれを超えられるツリーを描く自信がないので、そろそろアップすることにした。
戦国時代の中国で、深刻な伝染病への対処として編成された「傷寒論(伝、張仲景/著)」をひとつの契機(結節点)として、中国・日本それぞれの進化・融合を重ねてきた中医学・漢方は、西洋医学に欠ける『患者個人だけでなく、その家族の体質・容態にまで光を当てる大局的な視点』を持っている。
元来人間とは、大自然の中から生まれ、大自然の流れと共に生きているものなのだ。
↑↑↑唐の玄奘のインド訪問から、中国東北部の金(きん)や、モンゴル帝国による巨大な支配やシルクロードを通した西洋・イスラム文物の流入による広大な知識・技術の集積熟成の流れは、鎌倉・室町時代の日本にも伝えられ、特に「足利学校」での講義によって「日本の漢方」として独自の発展を重ねてゆく。
安土・桃山の時代には、西洋人によって高度な日本の文明の様子が海外に伝えられ、鎖国が布(シ)かれた江戸時代にも、オランダを通じて世界じゅうに日本の情報は伝えられ続け、漂流者の大黒屋光太夫が、ロシアで日本の学者の名(桂川甫周)に接する、というような「グローバル的現象」まで起こるほどだった。
↓↓↓上図右上の部分を切り取って、再編成したモノ。
【予防医学】よぼう‐いがく
病気の原因の除去および発病前の予防を目的とする医学の一分野。 治療医学に対していう。→予防医療
【予防医療】よぼう‐いりょう 予防医学に基づいて行われる予防接種、保健指導などの医療行為・医療サービス。 【予後】よ‐ご
1 病気・手術などの経過または終末について、医学的に予測すること。 2 病気の治癒後の経過。「―を大切にする」
【未病】み‐びょう 東洋医学において、検査を受けても異常が見つからず病気と診断されないが、健康ともいえない状態。放置すると病気になるだろうと予測される状態をいう場合が多い。
【公衆衛生】こうしゅう‐えいせい 地域社会の人々の健康の保持・増進をはかり、疾病を予防するため、公私の保健機関や諸組織によって行われる衛生活動。母子保健・学校保健・老人保健・環境衛生・生活習慣病対策・感染症予防など。
◇ ◆ ◇
[オマケ]
(検索して面白かったWebページより、部分引用)
ツュンベリーは江戸を離れる日、学業修了の証としてオランダ語で書いた紙を渡した。 『カール・ペーテル・ツュンベリー』(甘木氏のWebページより。)
いつの時代も、「医者」という職業は『純粋な善意』から生まれるものなのだな、と思えてしまうのである。
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【予後】(よご)
prognosis
ギリシア語のpro(あらかじめ)と、gnosis(知る)から生じたことばで、ある疾患に罹患(りかん)したとき、その後いかなる経過、あるいは終末をたどるかを予測することを意味する。
予後は、病因とそれに対する個体の反応、治療方法などが関連して決定されるものである。
しかし、病因が不明な疾患も数多くあるほか、病因や治療法に対する生体の反応には個人差が大きいし、いまだに根治療法のみいだせない疾患も多いことなどから、予後の判定が困難である場合も少なくない。
近年、コンピュータを含めた統計的処理法の進歩から、疾患に対する多数例についての経過や予後、さらに予後を規定している因子やリスク(危険)因子などに関するデータが数多く報告されるようになったため、より広い視野からの結論が下せるようになっている。
[ 執筆者:井上義朗 ]
[ 日本大百科全書(小学館) ]
2011/11/27(日) 午後 8:57
【未病】(みびょう)
-社会-2005年1月26日
病気ではないが、健康ともいえない中間の症状。
検査値などではわずかな異常が認められるものの、病気扱いするのは行きすぎと考えられる状態の人を「未病者」という。
しびれやだるさなどがあり、体調が思わしくないのに、健康診断では正常という結果が出る。
あるいは逆に自覚症状がないのに、健康診断の結果が正常でないと出る場合もある。
こうした状態に対して、国際医療福祉大学熱海病院教授の都島基夫は「未病は病気に進展させてはいけない状態。健康に戻る好機である」と述べている。
上記のような場合、CT(コンピュータ断層撮影装置)で頭部を調べると、急所は外れているものの血管のところどころが詰まっており、脳卒中になるかもしれない危険性を抱えていることもあるという。
[ 新語探検 著者:亀井肇 / 提供:JapanKnowledge ]
2011/11/27(日) 午後 9:00