★月臣くにひとの”サイエンス素人勘定”★

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脳科学

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タンニンとは
 
タンニンとは植物に含まれる水溶性成分のうち、蛋白質・アルカロイド(植物に含まれる塩基性含窒素化合物。ニコチン・モルヒネ・カフェインなど)・金属イオンと強く結合し、難溶性の塩を作る性質をもつ化合物の総称です。

非常に多くの化合物がタンニンとして知られていますが、主に二種類に大別することができ、それぞれ加水分解性タンニン・縮合型タンニンと呼ばれています。
加水分解性タンニンは名前の通り、酸加水分解(希塩酸とともに熱すると分解)される性質をもつものです。この群のタンニンはブドウ糖など(環状多価アルコール)に複数の、没食子酸に代表される多価フェノールカルボン酸が結合(エステル結合)した構造を持つものが多く知られています。
この代表的な例としてはタンニン酸(ヌルデなどの虫こぶから得られる、複数の加水分解性タンニンの混合物)があり、薬用や皮なめし薬として使われます。

一方の縮合型タンニンは、カテキンやエピカテキン(茶などに多く含まれる化合物の一つ。カテキン類)などが複数で結合(縮合)した構造を持ち、酸加水分解を受けません。
こちらの代表例は紅茶に含まれるテアフラビン、テアルビジンなどです。これらは緑茶には含まれず、醗酵の過程で緑茶のカテキン類から作られます。
 
加水分解性タンニンも縮合型タンニンも、分子内に多価のフェノール性水酸基をもつ、ポリフェノール化合物に含まれます。
 

タンニンの性質

タンニンのもっとも重要な性質は、その定義でもある「蛋白質・アルカロイド・金属イオンと結合し、難溶性の塩を作る」ことです。このため、タンニンの水溶液と蛋白質などの水溶液を混ぜ合わせると、単独では溶けきっていたものが不溶化し、沈澱・濁りを生じます。
これを「タンニン活性」と呼びます。
これはタンニンが共通して持っているものですが(この性質がなければタンニンとは呼べませんので)その強さは化合物の分子構造によって変わってきます。

この性質は皮なめし(皮の蛋白質を変成させて「革」にし、持ちをよくする)染色(水溶性の色素を布に染み込ませた後、不溶性の沈澱にする)などに工業
的に利用されます。

またそれだけでなく、薬としても局所の蛋白質と結合して被膜を作り、粘液の分泌を抑えて、消炎・止瀉作用を持つため、タンニンを多く含む植物には薬用とされるものも多くあります。このタンニンの薬理作用は収斂(しゅうれん)作用と呼ばれています

ただし、タンニンを薬として飲用するには一つ問題があります。それはタンニンが、どれも極めて渋いという点です。この渋味こそがタンニンの薬効の本体とも言えるのですが、そのままではとても飲むことに耐えられないほどの渋味があります。
  渋柿を食べたことのある人であれば、あの渋さを思い出してください。

しかしうまくしたもので、渋柿を干して甘くしたりするのと同じように、タンニンの渋味を弱くする方法は存在します。
タンニンは水に溶けてあの渋味を生じさせるのですから、水に溶けなくしてしまえばいいのです。それにはタンニンの基本性質である、いろいろなものと結合して難溶性になることが利用できます。

実際、加水分解性タンニンの一つ、タンニン酸とアルブミンという蛋白質を結合させたタンニン酸アルブミン(=タンナルビン)、殺菌作用を持つアルカロイドの一つ、ベルベリンと結合させたタンニン酸ベルベリン(ベルベリンの強い苦味も同時に消える)などが、収斂・止瀉薬として認められています。これらはタンニン酸製剤と呼ばれます。

これらの薬は口に入ったときは結合したままですので渋味を感じませんが、腸に到達した時点で代謝されて、薬効を現すようになります。タンニンは胃を刺激するという副作用も持ちますが、タンニン酸製剤であれば結合した状態のまま胃を通過するので、この副作用も軽減されます。
 
茶、紅茶のタンニン

紅茶には例にあげたテアフラビン、テアルビジンと呼ばれる縮合型タンニンが多く含まれます。
またこれらのタンニンの原料になるカテキン類に没食子酸が結合した、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレートという低分子化合物などが、紅茶のみならず緑茶にも多く含まれることが知られていますが、これらの化合物は極めてタンニン活性が強いことが判っています。

総じて紅茶、お茶はタンニン活性の強い化合物を多く含むようです。

このため、例えば鉄分を補うために鉄剤をお茶で飲むと吸収が落ちるとか、カルシウムやマグネシウム濃度の高い硬水で紅茶を淹れるとタンニンが抽出前に不溶化して、水色や味が充分に引き出せなくなるなどの現象が見られます。
蜂蜜を紅茶に入れると黒くなるのも蜂蜜の鉄分がタンニンと反応することが原因だと言われています。
さらに紅茶をゆっくりと冷ましてしまうと、クリームダウンと呼ばれるような白濁を生じますが、これは紅茶に含まれるカフェイン(アルカロイドの一種であるため)とテアフラビン・テアルビジンが結合したものが、さらに蛋白質や多糖類と一緒に、時間をかけて凝集し大きく成長しながら析出してくるためだと言われます。この現象は急いで冷やした場合には大きく凝集するだけの時間がなくなるため、防ぐことが可能です。

また一方ではカフェインと結合することで、カフェインの薬理作用を弱める力があるのではないかとも考えられます。
 

珈琲のタンニン(?)

珈琲にはクロロゲン酸類と呼ばれる、加水分解性タンニンに非常によく似た構造の化合物が多く含まれています。
これは糖の代わりにキナ酸、没食子酸の代わりにコーヒー酸という物質がエステル結合しているもので、クロロゲン酸、ネオクロロゲン酸、クリプトクロロゲン酸、イソクロロゲン酸などからなる、一連の化合物です。
これらクロロゲン酸類は構造もタンニンとよく似ており、多価フェノール性の水酸基も多く持っているために、ある種のタンニンの定量試験に反応することなどから「カフェータンニン」と呼ばれていたことがあります。

しかし、これらのクロロゲン酸類は総じてタンニン活性が極めて低く、現在ではタンニンとして扱うのは不適当であるとされます。

   ただしイソクロロゲン酸には若干のタンニン活性が見られます。

このことから珈琲は紅茶に比べてタンニン活性が低いと考えられます。これは珈琲と紅茶の違いを考えるとき、多くのヒントを与えてくれます。

 例えば、珈琲は紅茶に比べると水の硬度の影響は受けにくいと言われますが、これにはタンニン活性が低くて濁りにくいことが一因(他にももともとの水色の濃さや風味の強さなどもありますが)ではないかという仮説が立てられますし、カフェインとの反応も紅茶のタンニンほど強くないのであれば、カフェインの苦味や薬効がより強く現れることの説明になるかもしれません。

また、珈琲だけに限って考えた場合、クロロゲン酸類の量が増えて多少なりともタンニン活性が上がったとしたら、カフェインの苦味を抑えてマイルドなものにできるということが考えられます。これは苦味に質的な幅を与え、味に立体感とコクを与えることに繋がるかもしれません。もっとも一方では渋味が増えるので増えすぎると却ってまずい結果になるでしょうが。
コーヒーも紅茶同様、ゆっくり冷やしていくと濁りを生じます。この濁りはカフェイン−クロロゲン酸類複合体と少量の蛋白質や多糖からなることが調べられており(このことからもカフェインとクロロゲン酸類が若干なりとも反応していることは示唆されるのですが)紅茶同様に急冷することで防ぐことが可能です。

また、珈琲の抽出時に出てくる泡との関係も見逃せません。珈琲の泡には渋味が凝縮していますから、おそらくこの部分にクロロゲン酸類のように、弱いながらもタンニン活性を持つような成分が集まっているという可能性は考えられます。泡の形成には界面活性作用を持つ物質(セッケン分子など)が必要ですが、もしかしたらクロロゲン酸類にこのような働きがあるのではないかと考えています。
 

ご質問、ご連絡は、こちらまで。
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転載元転載元: ++魔法戦艦リュケイオン【酔月@世界史トレカ】

血液脳関門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
脳関門から転送)
 
血液脳関門(けつえきのうかんもん、英語: blood-brain barrier, BBB)とは、血液(そして脊髄を含む中枢神経系)の組織液との間の物質交換を制限する機構である。これは実質的に「血液と脳脊髄液との間の物質交換を制限する機構」=血液髄液関門 (blood-CSF barrier) でもあることになる。ただし、血液脳関門は脳室周囲器官松果体脳下垂体、最後野など)には存在しない[1]。これは、これらの組織が分泌するホルモンなどの物質を全身に運ぶ必要があるためである。

歴史

BBBの存在に最初に気づいたのは細菌学者のパウル・エールリッヒで、19世紀後半のことで、ある組織の染色実験中のときであった。この当時盛んに使用していた染料であるアニリンを使用して染色すると脳だけが染色されなかったためである。ただし、このときエールリッヒは、この現象を単に「アニリンの特性」としていた。
BBBの存在が決定的なものなったのは1913年のことで、エールリッヒの学生であったエドウィン・ゴールドマンが脊柱に直接染料を注入すると脊柱および脳は染色されるが逆にほかの組織は染色されないことを発見したためである。このとき両者との境界には膜のようなものは発見されず、血管がその役割を担っているものと推測された。これが証明されたのは走査型電子顕微鏡が発明された1960年代のことである。

構造

血液脳関門は、毛細血管内皮細胞の間隔が極めて狭い(密着結合)ことによる物理的な障壁であるが、これに加え、中枢神経組織の毛細血管内皮細胞自体が有する特殊な生理的機能、すなわち、グルコースをはじめとする必須内因性物質の取り込みと異物を排出する積極的なメカニズムが関与している。脂肪酸は脳関門を通れないため、は通常、脳関門を通過できるグルコースをエネルギー源としている[2]。グルコースが枯渇した場合、肝臓アセチルCoAから生成されたケトン体も脳関門を通過でき[3]、脳関門通過後に再度アセチルCoAに戻されて脳細胞のミトコンドリアTCAサイクルでエネルギーとして利用される[2]。血液脳関門の働きにより、中枢神経系の生化学的な恒常性は極めて高度に維持されている。
その一方で、アルコールカフェインニコチン抗うつ薬は、脳内へ通過できる[4]。かつては分子量500を超える分子(多くの蛋白質など)や、脂溶性が低い荷電したイオン脂質二重膜を透過できず、血液循環から中枢神経系の中に入ることができないとされていた(分子量閾値説)が[5]、近年の研究により、脳毛細血管内皮細胞の細胞膜に存在するタンパク質が、脳内から血管へ物質を積極的に排出していることが明らかにされている[6]。こうした毛細血管内皮細胞の機能はリンパ球マクロファージ神経膠細胞から放出されるサイトカインによってコントロールされ得る。このため、脳炎髄膜炎のときは血液脳関門の機能は低下する。また、膿瘍その他の感染巣形成や腫瘍といった、よりマクロなレベルの破壊を起こす疾患の存在によっても、血液脳関門は破綻する。
【BDNF:脳由来神経栄養因子】
 
 脳由来神経栄養因子(のうゆらいしんけいえいよういんし、BDNF; Brain-derived neurotrophic factorとも)は、標的細胞表面上にある特異的受容体TrkBに結合し、神経細胞の生存・成長・シナプスの機能亢進などの神経細胞の成長を調節する、脳細胞の増加には不可欠な神経系の液性蛋白質である。
 
 現在、BDNFに関しては自閉症痛風との関係等、神経疾患治療に応用可能な蛋白質として着目されている
 
  また、広島大学の栗原英見教授らによってBDNFが歯の関連細胞や血管の増殖、分化を促進することが発見され、歯周再生への関与が見いだされた。
  すでに動物実験において、BDNFの投与した歯周病モデル動物が健常動物と同様の歯周の状態に回復させることに成功している。
  一般開業医で可能な簡単な手術により、歯周病でダメージを受けた歯周を再生できる治療を目指し開発が進行中であり、国際特許を出願している。

転載元転載元: ++魔法戦艦リュケイオン【家族の時間】

タンニンとは
 
タンニンとは植物に含まれる水溶性成分のうち、蛋白質・アルカロイド(植物に含まれる塩基性含窒素化合物。ニコチン・モルヒネ・カフェインなど)・金属イオンと強く結合し、難溶性の塩を作る性質をもつ化合物の総称です。

非常に多くの化合物がタンニンとして知られていますが、主に二種類に大別することができ、それぞれ加水分解性タンニン・縮合型タンニンと呼ばれています。
加水分解性タンニンは名前の通り、酸加水分解(希塩酸とともに熱すると分解)される性質をもつものです。この群のタンニンはブドウ糖など(環状多価アルコール)に複数の、没食子酸に代表される多価フェノールカルボン酸が結合(エステル結合)した構造を持つものが多く知られています。
この代表的な例としてはタンニン酸(ヌルデなどの虫こぶから得られる、複数の加水分解性タンニンの混合物)があり、薬用や皮なめし薬として使われます。

一方の縮合型タンニンは、カテキンやエピカテキン(茶などに多く含まれる化合物の一つ。カテキン類)などが複数で結合(縮合)した構造を持ち、酸加水分解を受けません。
こちらの代表例は紅茶に含まれるテアフラビン、テアルビジンなどです。これらは緑茶には含まれず、醗酵の過程で緑茶のカテキン類から作られます。
 
加水分解性タンニンも縮合型タンニンも、分子内に多価のフェノール性水酸基をもつ、ポリフェノール化合物に含まれます。
 

タンニンの性質

タンニンのもっとも重要な性質は、その定義でもある「蛋白質・アルカロイド・金属イオンと結合し、難溶性の塩を作る」ことです。このため、タンニンの水溶液と蛋白質などの水溶液を混ぜ合わせると、単独では溶けきっていたものが不溶化し、沈澱・濁りを生じます。
これを「タンニン活性」と呼びます。
これはタンニンが共通して持っているものですが(この性質がなければタンニンとは呼べませんので)その強さは化合物の分子構造によって変わってきます。

この性質は皮なめし(皮の蛋白質を変成させて「革」にし、持ちをよくする)染色(水溶性の色素を布に染み込ませた後、不溶性の沈澱にする)などに工業
的に利用されます。

またそれだけでなく、薬としても局所の蛋白質と結合して被膜を作り、粘液の分泌を抑えて、消炎・止瀉作用を持つため、タンニンを多く含む植物には薬用とされるものも多くあります。このタンニンの薬理作用は収斂(しゅうれん)作用と呼ばれています

ただし、タンニンを薬として飲用するには一つ問題があります。それはタンニンが、どれも極めて渋いという点です。この渋味こそがタンニンの薬効の本体とも言えるのですが、そのままではとても飲むことに耐えられないほどの渋味があります。
  渋柿を食べたことのある人であれば、あの渋さを思い出してください。

しかしうまくしたもので、渋柿を干して甘くしたりするのと同じように、タンニンの渋味を弱くする方法は存在します。
タンニンは水に溶けてあの渋味を生じさせるのですから、水に溶けなくしてしまえばいいのです。それにはタンニンの基本性質である、いろいろなものと結合して難溶性になることが利用できます。

実際、加水分解性タンニンの一つ、タンニン酸とアルブミンという蛋白質を結合させたタンニン酸アルブミン(=タンナルビン)、殺菌作用を持つアルカロイドの一つ、ベルベリンと結合させたタンニン酸ベルベリン(ベルベリンの強い苦味も同時に消える)などが、収斂・止瀉薬として認められています。これらはタンニン酸製剤と呼ばれます。

これらの薬は口に入ったときは結合したままですので渋味を感じませんが、腸に到達した時点で代謝されて、薬効を現すようになります。タンニンは胃を刺激するという副作用も持ちますが、タンニン酸製剤であれば結合した状態のまま胃を通過するので、この副作用も軽減されます。
 
茶、紅茶のタンニン

紅茶には例にあげたテアフラビン、テアルビジンと呼ばれる縮合型タンニンが多く含まれます。
またこれらのタンニンの原料になるカテキン類に没食子酸が結合した、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレートという低分子化合物などが、紅茶のみならず緑茶にも多く含まれることが知られていますが、これらの化合物は極めてタンニン活性が強いことが判っています。

総じて紅茶、お茶はタンニン活性の強い化合物を多く含むようです。

このため、例えば鉄分を補うために鉄剤をお茶で飲むと吸収が落ちるとか、カルシウムやマグネシウム濃度の高い硬水で紅茶を淹れるとタンニンが抽出前に不溶化して、水色や味が充分に引き出せなくなるなどの現象が見られます。
蜂蜜を紅茶に入れると黒くなるのも蜂蜜の鉄分がタンニンと反応することが原因だと言われています。
さらに紅茶をゆっくりと冷ましてしまうと、クリームダウンと呼ばれるような白濁を生じますが、これは紅茶に含まれるカフェイン(アルカロイドの一種であるため)とテアフラビン・テアルビジンが結合したものが、さらに蛋白質や多糖類と一緒に、時間をかけて凝集し大きく成長しながら析出してくるためだと言われます。この現象は急いで冷やした場合には大きく凝集するだけの時間がなくなるため、防ぐことが可能です。

また一方ではカフェインと結合することで、カフェインの薬理作用を弱める力があるのではないかとも考えられます。
 

珈琲のタンニン(?)

珈琲にはクロロゲン酸類と呼ばれる、加水分解性タンニンに非常によく似た構造の化合物が多く含まれています。
これは糖の代わりにキナ酸、没食子酸の代わりにコーヒー酸という物質がエステル結合しているもので、クロロゲン酸、ネオクロロゲン酸、クリプトクロロゲン酸、イソクロロゲン酸などからなる、一連の化合物です。
これらクロロゲン酸類は構造もタンニンとよく似ており、多価フェノール性の水酸基も多く持っているために、ある種のタンニンの定量試験に反応することなどから「カフェータンニン」と呼ばれていたことがあります。

しかし、これらのクロロゲン酸類は総じてタンニン活性が極めて低く、現在ではタンニンとして扱うのは不適当であるとされます。

   ただしイソクロロゲン酸には若干のタンニン活性が見られます。

このことから珈琲は紅茶に比べてタンニン活性が低いと考えられます。これは珈琲と紅茶の違いを考えるとき、多くのヒントを与えてくれます。

 例えば、珈琲は紅茶に比べると水の硬度の影響は受けにくいと言われますが、これにはタンニン活性が低くて濁りにくいことが一因(他にももともとの水色の濃さや風味の強さなどもありますが)ではないかという仮説が立てられますし、カフェインとの反応も紅茶のタンニンほど強くないのであれば、カフェインの苦味や薬効がより強く現れることの説明になるかもしれません。

また、珈琲だけに限って考えた場合、クロロゲン酸類の量が増えて多少なりともタンニン活性が上がったとしたら、カフェインの苦味を抑えてマイルドなものにできるということが考えられます。これは苦味に質的な幅を与え、味に立体感とコクを与えることに繋がるかもしれません。もっとも一方では渋味が増えるので増えすぎると却ってまずい結果になるでしょうが。
コーヒーも紅茶同様、ゆっくり冷やしていくと濁りを生じます。この濁りはカフェイン−クロロゲン酸類複合体と少量の蛋白質や多糖からなることが調べられており(このことからもカフェインとクロロゲン酸類が若干なりとも反応していることは示唆されるのですが)紅茶同様に急冷することで防ぐことが可能です。

また、珈琲の抽出時に出てくる泡との関係も見逃せません。珈琲の泡には渋味が凝縮していますから、おそらくこの部分にクロロゲン酸類のように、弱いながらもタンニン活性を持つような成分が集まっているという可能性は考えられます。泡の形成には界面活性作用を持つ物質(セッケン分子など)が必要ですが、もしかしたらクロロゲン酸類にこのような働きがあるのではないかと考えています。
 

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転載元転載元: ++魔法戦艦リュケイオン【家族の時間】

東大、幼児の脳機能発達過程には
複数のプロセスが存在することを発見
マイコミジャーナル 2月14日(月)21時10分配信
 
 
 東京大学 大学院総合文化研究科の開一夫教授らの研究グループは、近赤外分光法を用いて、幼児の脳機能発達過程には複数のプロセスが存在することを突き止めた。Developmental Cognitive Neuroscience誌のオンライン版に掲載された。
 
 これまでの研究により、子どものある認知課題の成績とある特定の脳領域の活動の強さの間には関連があることが示されていた。これらの結果から、研究者らは、その特定の脳領域の活動が強くなることで認知課題の成績が向上すると推測し、脳発達においては一本道の経路であるということが想定されてきた。
 
 研究グループでは、幼児に認知課題を与え、3歳時点と4歳時点における下前頭領域の活動を、近赤外分光法を用いて計測。その結果、3歳時点で認知課題を解ける幼児(グループA)は右の下前頭領域を活動させたのに対して、解けなかった幼児(グループB)はその領域を活動させなかったことが判明した。
 
 その後、グループAの幼児は、4歳時点では左右両側の下前頭領域を活動させた。一方、グループBの幼児は、認知課題を解けるようになったが、右側ではなく左の下前頭領域を活動させたことが確認された。
 
 この結果、同じ課題においても、早くから解ける子どもとそうでない子どもの脳の発達プロセスには違いがあることにより、幼児の脳の発達には複数の経路が存在することが示された。
 
 なお、研究グループではこの結果を踏まえ、子どもに対する画一的な教育的関わりでは不十分で、子どもに応じて関わりを変える必要性があることを示唆していると指摘している。
[マイコミジャーナル]

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