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詰将棋の作り方

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 私が詰将棋を作って、道場で発表するので、周りの子供たちがみんな詰将棋を作るようになりました。
 それは喜ぶべきことです。何しろ詰将棋を作るのは膨大な脳を使い、活性化に繋がると考えられるからです。そこで、よく聞かれるのが、「どうやって詰将棋を作るのか?」というものです。
 皆様の参考になるかはわかりませんが、自分なりにあります。
 1番は「作意手順を考える」、これがなければ単なるパズルにしかなりません。もちろんそれでいいのならいいのですが、そんな作品作っていて楽しいですか? あと肝心なのがありますが、後に述べます。
 2番は「手順の最初と最後を考える」、これは簡単そうで難しいものです。「最初を考える」というのは、手数を伸ばすということですが、それによって不愉快な駒が出てきたりしたら台無しになります。「最後を考える」これは詰む寸前を考えるのですが、なかなか納得できるようなのは難しいですね。
 3番は「余詰み、早詰み、不完全等を消す」、これは難しいようでいて実は楽しい作業だったりします。ここで大切なのは作意の矛盾に気づいたらあきらめることです。まあそれは実際に作られるとわかると思います。それで、ここまで来ると、「詰むんだけどいろんな手順が」「あれ詰まないなぁ」と2通りできるような気がします。それでいろんなテクニックですが、例えば盤面の駒をすべてずらしてみるのは有効です。それは上下どちらにも言えます。あと、私が考え付いたわけではないはずですが、相手に取らせるだけの駒を置いたりします。例えば、拙作「自作自演」では1一に銀がいますが、実は最初はあれがなくて詰む予定でした。しかしそれだと不完全なのでわざととらせるために置きました。まあいろんなテクニックは作っていくうえで編み出していくものでしょう。
 最後に「整形」することです。できれば、実戦形が格好いいですし、無駄な駒があったら取らなくてはいけません。ちなみに拙作「錯角」も整形すれば上記のようになります。しかし最後まで忘れてはいけないのは作意手順を消さないことです。なのであのまま香と歩が不恰好な形をしているわけです。

 最後に一番大事なことがあります。いくら詰将棋を作ろう作ろうと考えたってできません。そこはひらめきが必要です。やはりそこには持って生まれた「才能」というものがいるのかもしれません。(私が持っているとは思えませんが、そういう必要性は感じます)
 もし、なければ解いて楽しみましょう。それが嫌だったら将棋しましょう。それが嫌だだったら…好きなことすればいいじゃないですか。"Take easy"

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自分で書いてるのに思うんだけど、文章長っ!
改めて解いてくださる皆様に感謝を申し上げます。それだけで名誉です。

2009/2/7(土) 午前 5:15 [ 菊池広平 ] 返信する

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