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マリンさんがうちに来て、もうすぐ1年と3ヶ月になる。 その間、私にもさまざまなことがあったけど、結局いい方向には向かってない。 顕微受精も始めは期待も大きかったし、初めてのことだったから、 友達や親にも今はこんな状況で、次はこうするんだとか、細かく話をしてた。 だめだった時も泣きながら話すことができた。 それを繰り返してもう5回になる。 なかなかうまくいかず、もはややることも誰にも話せなくなった。 だめだったときに言った全員にだめだったことをまた報告しなきゃならない。 それが苦痛だった。 マリンさんはどんなときでも私のそばにいてくれる。 泣いてても笑ってても、怒っててもそばにいてくれる。 私の話を優しい顔で聞いてくれて、時には涙をなめてくれる。 怒ってるときなんて余計にそばによって、謝るように体をすり寄せてくる。 どんどん誰にも言えなくなって、ひとりになっていくこんなちっぽけな私でも マリンさんは慕ってくれる。 それがどんなに私を救ってくれているか。 家に閉じこもりがちだった私を、外に出ようという気にさせてくれる。 小さな子供連れを見ると、それだけで目をそらしたくなるほどだったのに、 マリンさんが一緒なら、そんなこともあんまり気にならなくなった。 不妊っていうだけで、生きている意味を考えることが多い。 女に生まれて、子供を生めないなんて、私は何のために生きてるんだろうかと。 だけど、マリンさんだけは私は幸せにしなきゃいけない。 こんなにたくさんしてもらってるんだから、マリンさんを不幸にはできない。 だから、私は生きていかなきゃいけないって思う。 毎日、マリンさんがいる幸せを感じる。 すやすや寝てる寝顔、散歩のときちょくちょく私の顔をのぞく顔、 なでてると目を細めてする幸せそうな顔。 ホントにこんなに犬ってたくさんの表情があるんだと、初めて知った。 そのどれもが、私を幸せにしてくれる。 これからもずっと、一緒に生きていこうね、マリンさん♪ |

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