KOALA 都市創生交通ネットワーク@関西

人と環境にやさしい都市を目指す「交通まちづくりネットワーク」

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「交通基本法の制定と関連施策の充実に向けた基本的な考え方()」に関する意見   (C氏)
 
(該当箇所:交通基本法の制定と関連施策の充実に向けて)
総論
・低炭素社会の実現、急速な少子高齢化という課題をかかえるなか、過度にクルマに依存しない社会を実現し、誰もが自由に安全に移動できる権利を保障する交通基本法の早期制定を希望します。今回の「交通基本法の制定と関連施策の充実に向けた基本的な考え方(案)」については、総論として賛同いたします。
・ただし、効率的な総合的な交通システムの確立は喫緊の政策課題ではありますが、過去の重大事故に鑑み、事業者による「安全の確保」を大前提としていただきたいと思います。
 
(該当箇所:地域の活力を引き出す交通網の充実、三位一体の低炭素化の推進)
地域主権と財源の確保
・その地域にとって、どのような交通システムが最適であるかはその地域が知恵を絞り、住民、事業者、行政が一体となって検討していくべきではありますが、以下の条件整備が必要です。
 
(1)地域における人材の確保と交通政策部門の確立
(2)当該地域が、現状のサービスレベルと改善計画の妥当性を簡易にチェックできるシステムの導入と国による支援体制を確立
(3)地域単位の政策実行状況を随時確認、公表できるシステムの導入
(4)住民ニーズを把握した総合的な地域交通ビジョンの策定
(5)必要な地方財源の確保
 
(該当箇所:三位一体の低炭素化の推進)
輸送用分野における低炭素化はクルマ抑制が最優先
・輸送用分野における低炭素化は喫緊の課題ですが、先ずは過度なクルマ利用の抑制、公共交通の利用促進が望まれます。この基本方針は、交通基本法の中で強く理念として織り込む必要があります。また、官公庁、一般企業、学校などでも、エコ通勤の実施など、率先して取り組むべきです。一定規模以上の事業場においては定期的な報告、監査なども実施することも必要であり、成果は随時、公表すべきです。
 
・クルマ抑制や公共交通を基本理念とする社会をめざすにあたり、学校教育などでの積極的な取り組みが必要です。
 
・道路行政のあり方についても、クルマ需要への追随という概念から、歩行者、自転車の安全な通行を最優先にTDMという発想に転換することが必要です。
 
・クルマの輸送用分担率を縮減することが大前提ではありますが、電気自動車の普及に加え、既存のガソリン車の超低燃費化の更なる推進も必要です。
 
・また、過度のクルマ利用にはペナルティーや罰則規定も必要であると考えます。
 
(該当箇所:地域の活力を引き出す交通網の充実)
総合交通政策の推進
・地域の自立性求める時代ですが、国においても道路、航空、港湾、鉄道、バス、自転車など交通にまつわる関連諸策、予算の統合を図り、その地域にとって何が不足しているか、何が求められるかを客観的な基準で示すことも必要です。限られた予算のなかでその地域にとって何が必要なのかを考えさせる仕掛けが必要であると考えます。
 
・そのうえで、総合交通政策の推進にあたっては、可能な限り、20世紀に造ってきた交通インフラを活用し、限られた予算を地域の足を確保するという基本理念のもと、地域生活交通の維持を最優先にしていくべきであると考えます。
 
・また、クルマ需要を過度に誘発する政策(高速道路無償化)については、交通基本法の理念との整合性をとるべきであり、財源を地域公共交通に振り分けることが優先されるべきです。
 
(該当箇所:移動権の保障と支援措置の充実)
環境税などの導入
・公助の前提となる財源の確保に関しては、一般財源化されたガソリン税を環境税に転換し、先ずは財源を生活道路改善や、公共交通施策推進振り向けていただきたいと思います。全ての道路整備予算までを否定するものではありませんが、従来の道路整備予算は国際的に比較しても突出したもので一般財源も投入されていることをもっと国民全体が認識すべきです。
 
・クルマなど環境面等社会的費用を多大に発生させる輸送手段については、環境税の創設など応分の費用負担を求めるという税制の構築が必要です。
 
                                   以上
 
会員相互の情報共有化という観点で会員の国土交通省への応募意見を掲載します。あくまでも個人意見ですのでよろしくお願いいたします。太字は管理者が対応しております。)

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少し前の話題ですが、阪堺電車活性化フォーラムで、わが国の電力はフランスと比べ環境性が低いとの論議がありました。論点は炭酸ガス排出原単位で、LRTを推進するフランスは原子力先進国であるため脱炭素が進んでいるため「LRT推進」に妥当性があるが我が国はそうではないという意見でした。

http://www.jepic.or.jp/data/gl_date/gl_date08.htm

しかし、以下の2点が気にかかります。先ず環境性の評価は脱炭素だけで論議してよいのでしょうか。20世紀後半は、公害との闘いでした。NOX,SOXは多くの喘息患者を苦しめ、全国で道路公害が住民訴訟の対象となり、その後、国、事業者が一体となった環境対策が取られてきたという歴史があります。
続く

2010/10/18(月) 午後 8:04 [ no_*y*car_o**aka ] 返信する

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随分、前の話にはなりますが、京都市電の廃止が論議された来た際にも、輸送用分野におけるエネルギー利用が「脱内燃機」であるべきと主張されています。もちろん、発電段階でのNOX,SOX発生という問題はあります。しかし、我が国では、公害問題が社会問題化した苦い経験もあり、徹底した環境対策が取られ、現在、NOX,SOXの排出原単位は世界水準にあります。

http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/01/01030702/07.gif

確かにCO2にも人類の生存を脅かす恐怖感もありますが、炭酸ガス排出原単位のみで、わが国の電力の環境性を論ずることは論議としては十分なものでないと考えます。

続く

2010/10/18(月) 午後 8:06 [ no_*y*car_o**aka ] 返信する

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2点目は先ず、代替する内燃機輸送機関との比較が必要ではないかということです。輸送効率が悪化すれば輸送用分野でのエネルギーの環境性メリットは縮小します。想定される同一の条件のもと内燃機と電力とで、どちらが総合的に優れているのかといった論議が海外事例との比較とともになされることが必要です。

交通システムを検討する場合は、環境性は当然のこと、コストや社会的条件などを精査する必要があると感じていますが、今回のケースは、ただ炭酸ガスだけに特化した問題提起に過ぎないと感じています。
環境派の独り言

2010/10/18(月) 午後 8:07 [ no_*y*car_o**aka ] 返信する

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2010/10/18(月) 午後 8:06の訂正

現在、NOX,SOXの排出原単位は世界水準

現在、NOX,SOXの排出原単位は世界最高水準

2010/10/20(水) 午前 9:46 [ no_*y*car_o**aka ] 返信する

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