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4.第10章 見取り図4-4

ファンタジー編

惑星神話シバルバ
第4部 キチェ族の草原
第10章 見取り図4-4

コアトルとマックは立ち上がり、サーベルタイガーの隊長に一礼した。

「ガルル、村のみんなが騒ぎ出している、キチェ族の土地に何をしているのかと。」
隊長が切出した。

「ガオガオ、キチェ族を、シバルバ族の様にしたくないんだ、キチェ族に未来を残しておきたいんだ!。」
コアトルは切羽詰まった口調で言った。

「ガルル、ゴ族は本当に襲ってくるのだな。」

「ガオガオ、必ず襲ってくる、シバルバ族、マント族、次は君たちキチェ族の番だ!。」

サーベルタイガーの隊長はしばらく無言のままだったが…。
片方の口角をあげると、こう言った。
「ガルル、よし、我々の隊は、お前に協力しよう。」
「さあ、何から手伝えばいい。」

部下たちは一瞬エッ…、と云う感じであったが、隊長が穴掘りを始めたので、続いて手伝わざるおえなかった。

屈強な大人たちが加わった事で、ここで一気に空堀と、柵は完成した。

多少余裕の出来たマックは、ボーラと云う投擲武器を作り出した。
三つ又のロープの先に、重りの石をくくり付けた簡単なものだ。
ロープの中心を持ち、ぐるぐると回転させて、ゴ族の騎馬めがけて投げつけるのだ。
馬はその三つ又のロープに足をからめ捕られて、動きを封じこまれてしまう。
もちろん乗っているゴ族も、落馬する。
ゴ族の騎馬軍団の動きを封じ込める、最強の武器だった。

隊長を中心に、部下たちもその練習に励んだ。
マックとキチェ族は、すんなりと連携が取れる様になっていた。
あいだに立つ、通訳のコアトルも満足げであった。
マント族とキチェ族、同じ金星同士の種族であったから。

村の中心部からこの光景を、苦々しく見ているキチェ族がいた。
キチェ族の「星読みの者」だ。
長い耳を持ち、目は細く吊り上っていた。
他のキチェ族に比べると、小柄で細身の身体つきをしていた。
キチェ族の中のフォックス種であった。

「これはもう族長ギルを動かさざるおえないな。」
そうつぶやくと、族長ギルのもとへと歩き出した。

イメージ 1

















ゴ族を迎え撃つ準備は出来た。
キチェ族の仲間も増えた。
しかし「星読みの者」の動きが気になる……。


本日も最後まで、お付合い下さり ありがとうございます。
ナイス!やコメントをいただけると、嬉しいです。



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    ナイスです!

    次回はイラスト付きですか⁈

    毎回楽しく拝見させて頂いてます(ᵔᴥᵔ) 削除

    [ fafamiti ]

    2019/6/23(日) 午後 3:50

    返信する
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    ナイス!をありがとうございます。
    イラスト、遅れて入れました。
    見てやってください。

    [ tutimikado21 ]

    2019/6/26(水) 午後 0:15

    返信する

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