3位決定戦は3−1で開催国ドイツが3位・ポルトガルが4位と言う事で終わった。 ドイツは開催国の役目を果たしたと言えるであろう。お疲れ様でした。 毎回のことながら、ワールドカップの3位決定戦はベストメンバーで臨まない国がほとんどである。 僕は少年のころ、この事が理解できなかった。「ベストメンバーを出さないで負けたらどうするんだ!」 と思っていた。しかし、大人になりやっと意味が解かって来た。そして、この感性から学ぶべき事が 多いと言う事にも気付いてきた。 そもそも・・3位決定戦に駒を進めてくる国の目標は、「優勝」だったのである。 勝っても、何処に進む訳でもないし、負けて何処に落ちる訳でもない。 しかしワールドカップの大一番・・この機会を「ご褒美」として有意義に利用する。 一番は・・若手に経験を積ますことによって、自国サッカー界の発展に繋げるコト。 そして、今まで出番のなかった人をリスペクトするコト。 逆に言えば「怪我人」や「コンディションの悪い選手」をフルタイム使うことなど有り得ない。 そろそろ選手を、無事に所属クラブに帰す事を、考えなければならない。 (もちろん芝生の上の選手達は、勝利する為にプレーしている。) 特に欧州では、怪我などに対しての考え方が日本などとはかなり違う。 テーピングを、グルグル巻きにして出場している選手は、非常に少ない。よほどの大一番でしか、 無理をさせない土壌がある。
仮に監督が使うと言っても、選手が出たいと言っても、チームドクターなどが許可しなければ
使用不可能なシステム(監視機能)が存在する。フランス大会の時、ゴン中山選手が骨折しながら、出場し続けゴールを決めた時、 テーピングが必要=試合に出れないとも考えられる。特に若年期などには、徹底されている。
日本では、高校サッカーなどでもテーピングだらけの選手が出場したりしている。
下手をすれば、小学生の大会から・・しかもW杯よりも過酷な日程なのだ。これから始まるであろう高校野球でもそうである。 一人のピッチャーが連投する姿が「美談」として語られる。バレーボールなども同じで、 チームの柱だからと言う理由のもとに酷使されている。 少しは改善の兆しを見せているが、まだまだ99%不充分だと考える。 よく、本人の意志が大切だ・・と言う人がいるが、僕が選手だったとすれば、骨折していても 「折れてない」と言うし39度の熱があっても「大丈夫」だと言うし、 血が出ていても「マッキ−で塗った!」などと言い出すかもしれない。 ましてや、目に見えない精神的部分の問題であれば・・なおさら・・出場したいがために 絶対ウソをつくであろう。戦う「選手」とはそういう者なのだ。 だったら「セコンド」がなんとかしなければならない。 そうする事によって、選手も安心して限界まで戦えるのである。 このような事は、日本の社会そのモノにも言えるのではないか? 例えば、インフルエンザでも会社を休めない。嫁さんが出産なのに仕事をしている。 ひどい時は親の臨終にも立ち会えない。神戸震災の時も、必死で会社を目指していた人が大勢いた。 (職種や立場によっては理解できるが・・)その割には、JR脱線事故の時に・・事故を知りながら ボーリングに興じていたりする・・・果たしてその様な事で良いのだろうか? 3位決定戦を見ながらこんな事を考えているのは、僕だけであろうか? イヤイヤ・・気付いておられる方々は沢山いるはずである。 追記 いよいよ決勝戦ですね。 逆風の中が故か?団結力を見せるイタリア ジダンが最後の輝きを見せるフランス・・・・ とにかく最後です。楽しんで観戦したいです。 |
ワールドカップドイツ大会
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