上海ネオバンスキング

上海在住の日本人が思いつきで語るブログ。皆様のコメント大歓迎です。宜しくお願いします。

全体表示

[ リスト ]

篤姫

最近の大河ドラマの中では突出して好評だったとされる篤姫が終わった。
「純情きらり」で好評を博した宮あおいを主役に大抜擢して始まった今回の篤姫。
幕末ものは好きなだけに、結構楽しんでみることができた。
しかも、江戸城の無血開城にかかわった重要人物の物語とのことで、
内容についても興味があった。

舞台の中心は大奥だったが、当時の激変する社会状況の中、いろんな人間が登場し、
幕末ハイライト劇場ともいえる感じであった。

このドラマで感じたのは、江戸城の無血開城という、
世界にも類を見ない無血クーデターが実現したのは、
ひとつには島津斉彬の政策が結果的にその方向を決定づけたこと、
日本の天皇制システムあってこその無血開城の実現だったこと。

島津斉彬は琉球を通して清国に忍び寄る欧米列強のアジア侵略を感じ取り、
因循姑息とした幕政を薩摩の手で改革し、日本を欧米列強から守るべく、
篤姫を「送り込」んだ。

その篤姫がある意味島津斉彬の意向とは違う方向にも進むわけだが、
しかし、それが結果的に、やはり当時の日本にとって最も望ましい、
無血クーデターの実現を導いたと思う。

もうひとつは天皇制システムあったればこその無血開城。
鳥羽伏見の戦いで「錦の御旗」という「威光」というものがあったからこそ、
当時の内戦はあの程度で食い止められた、とも言えよう。

まぁ、それはともかく、今回の大河ドラマで面白かったのは、
何と言っても、西郷隆盛役の小沢征悦と大久保利通役の原田泰造であった。
とにかくよく似ていた!

西郷役は何となく納得の配役だったが、原田泰造は誰が気づいたのだろう?
彼が大久保利通に似ている、と気づいた人にMVPを送りたい(笑)。
特に、昨日の最終回、われわれがよく知る、ひげ面に扮しての演技だったが、
このドラマは、原田泰造が大久保利通に似ていることを大々的にアピールする目的が、
「裏に流れている」テーマだったのかも知れないとすら思えてしまう似方だった(笑)。
私の中では、この最終回の主役は完璧に原田泰造だった(爆)。

最終回では、幕末に活躍した人間が、明治に入り、次々と亡くなっていくことが紹介されている。
本当に幕末の同時期に生を受け、明治維新を見届ける形で、殆ど同じタイミングで、
次々と死んでいっているのである。
この人たちがもう少し長生きしていたら、その後の歴史ももう少し違った展開をしたかも知れない、
と思うと、少し残念な気もする。

明治の元勲の偉大さをあらためて思い知ったドラマだった。

その元勲の血をひいた現首相、もちょっと頑張ってほしいと思う。
応援してるで!

来年は結構若手の売れ線どころが出る感じで、全然大河ドラマっぽくないキャスティング。
ま、面白そうだし、引き続き見てみるか。

閉じる コメント(4)

顔アイコン

原田泰造は見るたび小林まことの漫画に似ていると思うのですが。

2008/12/15(月) 午前 11:30 きつねのしっぽ

顔アイコン

ローズです。
篤姫は見ていませんが、宮尾富美子の小説は以前よく読んでいました。

>この人たちがもう少し長生きしていたら、その後の歴史ももう少し違った展開をしたかも

全くそのとおりだと、私も思います。

2008/12/15(月) 午後 5:46 [ suz*men**atabir**14 ]

顔アイコン

小林まことて、1.2の三四郎の作者だったんですね。
なるほど、あの「アツい」感じはまさにそうですね(笑)。

2008/12/15(月) 午後 8:20 [ 上海 ]

顔アイコン

ローズさん、
本当に、特に、小松帯刀とか、考え方とか、すごい今っぽいですよね、っていうか、そういう描き方をしただけかも知れませんが。

2008/12/15(月) 午後 8:23 [ 上海 ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事