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今年の3区は非常にレベルが高かった。
早稲田の竹澤の区間新を始め、62分台1人、63分台が2人。
そして区間14位までが64分台である。
やはり3区の重要性が増しているということか。
2区に上手く対応できないチームは特にこの区間に主力を置く傾向がありそうで、今後もこの流れは続くだろう。
さて、トップを走る山梨学院だが、宮城は自分の役割は果たしたといえるだろう。
竹澤が猛烈に追い込んできたが、これはしようがないことだ。
このあたりの区間で区間10位で走れる力がついてきているので、山梨もシードをなかなか今後も落とし難い状況になっていくだろう。
さて、竹澤だが、区間新記録はさすがである。
竹澤本人としては、先頭まで追いつきたかったのだろうけれど、キャプテンとして、チームの役割を果たした。
そして4区に待ち受ける三田の快走を引き出したのは間違い無いだろう。
一方、駒澤はまさかの区間21位で撃沈。
優勝の芽が完全に無くなったのだが、この時点でまさかシード落ちするとは予想ができなかった。
しかし、3区に渡辺しか置けなかった選手層の薄さは駒沢にしては珍しい。
来年もやはり、現1,2年生が育ってきていないので、層の薄さには悩まされそうだ。
東洋大学については、ここがまず一つのターニングポイントだった。
2区までで総合14位と流れはあまりよくない。
だが、その流れを見事に断ち切ったのがエース大西智。
東海の佐藤に付くこともなく、しっかりと自分のペースを守ったのが良かった。
大西智ほどの選手なら後ろからきた佐藤には付いていきたくなるものではないだろうか。
ただ、チームのためにしっかりと自分を見失うことなく冷静な判断ができたのが、東洋の総合優勝につながった。
今回の東洋はそのような攻めと守りのケジメがしっかりとついていたのが良かったのではないだろうか。
また、日体の野口拓も63分42秒と快走。
やはり来年は森とともに野口拓がエースとしてチームを引っ張っていくことになるだろう。
少し残念だったのが、神奈川の森本。
区間9位なのだが、エースとしては物足りない。
やはり64分を切る走りを展開してもらいたかったものだ。
そして、最も残念だったのが城西の高橋。
今回はエースの走りを期待していただけに・・・。
まさかの区間18位ということで、総合でも22位と低迷。
これほどの低迷を誰が予想できたであろうか。
田中、佐藤、高橋と並べてこれは脅威だなと感じていたのだが。
4区は区間新記録が二つ。
早稲田の三田と、帝京の馬場。
しかし、早稲田のルーキートリオはこれで二つ目の区間賞だ。
竹澤がしっかりと流れを作ったとはいえ、三田には強さを感じた。
山梨の後藤を序盤で一気に追い込み、そこからグイグイ引っ張って、突き放した。
主導権は常に三田が持っていたということである。
それで区間新記録を出すのだから、これは強いと言わざるを得ないだろう。
距離に不安が無くなれば、来年は主力区間を任されるのではないだろうか。
帝京の馬場はエース格でこの区間に出てくるのはもったいないのではと感じていたが、やはり力を持っていた。
最終的には残念ながら総合20位に終わったものの、この時点では5位。
今年もシード権を獲得できるのではと思わせたあたり底力はあったのだろう。
トップを走っていた山梨学院は後藤が区間4位と健闘。
早稲田に抜かれたとはいえ、4区終了時では往路優勝は山梨のものと思ったものである。
やはり日本人選手が徐々に強くなってきている印象だ。
来年はモグスがいなくなるので、大幅貯金は見込めない。
故に、より日本人選手の奮起が必要となってくるであろう。
また、活躍した選手の中ではやはり明治の松本を挙げないわけにはいかない。
故障明けではなく万全なら区間賞を取れただろう。
しかし、それでも区間3位でチームを3位に引き上げている。
将来的に早明戦という戦いが箱根で見られるかもしれない。
また、国士舘のルーキー伊藤も区間5位と活躍。
4年生カルテットが抜ける来年のためにも是非シード権が欲しかった国士舘だが、最終的に総合11位とあと一歩届かなかった。
秋の予選会はかなり厳しい戦いが予想されるが、伊藤という新たな芽も出てきており、連続出場を続けていきたいところである。
一方で中央の梁瀬がブレーキ。
区間最下位に沈んだが、これは意外な結果だった。
おそらく区間賞争いに絡んでくるものだと思ったが。
なかなか梁瀬は箱根で結果を残せていないが、来年はチームのエースとして主力区間でリベンジしたい。
駒澤はここでも区間19位と大失速。
近年の駒澤では考えられない凋落ぶりである。
4区を終わった時点でトップの早稲田と2位の山梨学院に往路優勝は絞られたものと思っていたが、ドラマはやはり山で起こった。
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管理人さん こんばんは
東洋の大西智はおしりの筋肉の故障で状態は非常に悪かったようです。ただ、その中でも区間3位の好走で順位を9位まで上げたことが優勝の要因になったことは間違いありません。
本調子だったら無理してでも佐藤についていって逆に悪い方向にいったかもしれませんね(笑)。
ただ、本調子だったら2区大西、3区山本になってまた違う展開になっていたと思います。それが良い方向に進むか悪い方向にいくかと聞かれれば私は後者になっていたと思いますが・・・
2009/1/9(金) 午前 1:22 [ てつこん ]
m7s**854さん、こんばんは。
大西が3区というのは私も大西にやや不安要素があるのかなと思ってました。
そういう故障があったからこその冷静な走りだったということでしょうね。
確実に流れを変えたのは大西でしたから、さすがエースというところでしょう。
山本は予想以上に走れなかったなという印象ですが、柏原が完全に帳消しにしてしまいましたね。
来年はこの序盤をどう乗り切って柏原につなぐか注目です。
2009/1/13(火) 午後 7:53 [ kob*r*n197* ]