建築家小林英治のエッセイ

事情があり3週間ほど別府に帰っていました。

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本が出版されました

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家づくりの会編著で4人の委員が約1年を掛けて纏め上げた物です。
やがては全ての人に訪れるであろう老いの時を考え、何をしたら老後の住まい方を良くできるかを、イラスト入りで判りやすく説明した本です。

是非書店で手にとって御覧下さい。

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今映画ではパフュームと題されて放映されていますのでご存知な方も多いと思いますが、以前僕が読んだ本でした。今頃、どうして映画化されたんでしょうね。フランスでは話題になっているのでしょうか?
僕は買った本には、最後のページに何時何処で買ったのかを記す習慣があるので、この本の最後のページを調べてみると1989.8.3となっていて、何と18年も前に読んだ事になる。随分昔の事ですねー(笑)。

丁度18年前、通っていたスナックのママさんがココシャネルという香水を付けていた。
初めて嗅いだ香水の匂いに、香水も好いものだなーと興味を持たせるほどの物だったのでココシャネルについて当時調べてみた事があった。それは、ある日シャネルに自慢の香水が出来、歓喜してそれに自分の名前を付けた事が判った。余程の自信作だったに違いないですね。
 そんな香水は、一体どのようにして出来るのかを無性に知りたくなったが、香水に関する知識は皆無で僅かな想像すらも出来なかった。そんなある日、ふと入った本屋さんで「香水」と題された本を見かけたので飛びつくようにして買い求めたが、副題にある人殺しの物語とあるのには正直驚かされた。

映画館では、パフュームと題して放映が終わった所もあったり、これからの所もあったりですので、今ここで読んだ感想を詳しく述べることは差し控えますが、まぁ大体はもうほとんど覚えていないのが現実です(苦笑)。
 数キロ先の匂いも嗅ぎ分けるという特殊な才能の持ち主が主人公で、ストーリーの意外な方向への展開に、外国人ならではの感性に驚きながらも、日本人には真似出来ないだろうなと言うのが実感でした。僕はまだ、映画は見ていませんので判りませんが、これは本で読んだほうが面白いかもしれません。でも、近々映画も見に行くつもりです。その前にもう一度、読んでみようかと思っています。

僕が読んだのは単行本でしたが、今は文庫本でも出ているようですね。
香水−ある人殺しの物語 文春文庫 パトリック ジュースキント著 池内 紀翻訳 \1.142

お蔭様で、幾人かの人から紹介した本をお買い求めて頂いたようで、ありがとう御座います。
読んで頂いた事に無上の喜びを感じますが、オマケに通帳に120円位が振り込まれているのには驚きました。
多謝!!
今後ともよろしく、お願いします(笑)。

(1)からのつづき

さて、読み進めていくとこの八章の(愛のための家)の中に庭師鳥の項目があり、そこに、こんな涙ぐましい事が書いてある。
この庭師鳥は巣やその廻りを装飾する鳥として知られ、全体で二十種近くいて、それぞれがデザインやその方法が異なっているようである。
そもそも巣づくりはオスがメスを引き付けるために作るもののようで、必死な姿勢が伺える。巣の前庭には色とりどりの木の実を千個以上並べたり、直径2mの範囲を整地し絨毯を敷き詰めるように苔や木の葉を敷くものや、ドーム型の巣の前に回廊を配置し、その回廊には赤・青・黄色の木の実が色の効果を考えて配置され、壁には玉虫色に光る甲虫が埋め込まれたり、建築的に見ても興味を引きそうなもの等がある。また巣作りに数千本の小枝を使うものもあり、その作業には感嘆する。

いづれにしても、作ったものがメスに気に入ってもらえなければ夫婦となる契機を失う訳だから、作り方も必死である。
この努力が報われてメスが巣の近くに降りてきても、また一苦労で歓迎の意思表示としてのダンスを見せなければならない。
このダンスに熱意がなければメスはこのオスを見限り、他の巣へと飛び立ってしまうキビシーい世界なのだ。ちなみに、私はこのダンスの段階で落伍者となるのは、ほぼ確実だが、人間社会にも庭師鳥の背景が少しでもあれば、住宅の質も多少変わるだろうと思われる。

ほとんどの鳥類が一夫一婦制であるにも関らず、この庭師鳥は永遠の愛に対して否定的で「決まった男」を持たないそうだ。それ故オス達は一瞬の愛の成就を願い、必死にデザインするようだ。一夫一婦の人間社会では、この必死さを持った人が少ないのは仕方のない事だろうか。
ともあれ近代以降、装飾を断ち、幾何学形態と工業生産で作ってきた現代建築に、装飾とその意味を原点に帰れと、この庭師鳥が教えているのかも知れない。

この本は、全体に装飾と形態を再考させて止まない、私にとって大切な一冊である。

Amazon 本 : 生きものの建築学 著者:長谷川 尭 講談社学術文庫
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061590421/kobayashiarch-22
上のアマゾンから買って頂くと、私に10円位のキャッシュバックがあるようです。
どんどんお買い求め下さい(笑)。
専門外の人には、多少難しい所もあるかとは思いますが、決して読めないものではありません。
これを機会に、是非建築とは何かを考えて頂ければ幸いです。

この本は建築関係者だけでなくても、とても面白く読めますので是非お薦めします。

生き物の建築学という題名を見ただけで、これは面白そうだと直感し、目次を見ただけで買ってしまった。タイトルを見て直ぐ連想したのは、ビーバーの巣作りや小鳥の巣ぐらいで、そんな物に果たして建築学と云われるようなものがあるのかどうか興味津々だったが、読んでみて大変面白いものだった。 

私が読んだ本の中で、とても面白かった本や感銘を受けた本には、背表紙に赤丸が付いている。百数冊ある中でたった5〜6冊にしか印が無い、その中の一冊であるので自信を持ってのお薦め本である。 いつ頃読んだ本だったかと、引っ越して片付かないまま山積みになっている本の中からようやく探し出して見てみると、1983年12月20日の白井晟一氏(建築家で私が心の氏と仰いでいる人物です)の告別式の帰りに、新宿の紀伊国屋で買った事になっていた。そうだったのかと感慨もひとしおで、あの時は自宅の二階のコンクリート打ちをほったらかしてNさんと一緒に告別式に出掛けたのだったと、懐かしく思い出された。 脇道にそれたが、この本の目次を列挙して見ると

第一章・幾何学のない家
第二章・吊り下げる家
第三章・水に浮く家
第四章・地中の家
第五章・空気のめぐる家
第六章・土でつくる家
第七章・高層の家
第八章・愛のための家
第九章・威嚇のための家
第十章・バベルの家

となっている。
ここで気を引くのが、愛のための家であろう。特別な事を連想しているという訳ではないが、他は大体の想像ができるのにこれだけは全く想像できなかったからである。(つづく)

以前、知人から薦められ団鬼六著「真剣師 小池重明」を読んだ事がありますが、そこで少しだけ小池重
明本人が書いた自叙伝の記述があり、中々素直で何処と無く心を打つ文章だったので是非読んでみたいと
思っていました。ようやくその本、やはり団鬼六著「真剣師 小池重明の光と影」が手に入り読んでみる
と、自叙伝では赤裸々に嘘偽りの無い自己の生い立ちを語ったものの様で、想像通りの中々面白いもので
した。自叙伝の他は以前読んだのとさほど変わりませんでしたが、何度読んでもすごい人物が居たもんだ
と感心させられます。真剣師とは、お金を掛けて勝負するアマの棋士だそうですが、いつもお金に窮乏し
ていた小池重明は、金がかかった勝負は負けたことが無いと言うぐらい強かったようです。アマ強豪とや
っても勝ち、果てはプロとやっても勝つのです。こと将棋に関しては天才的なのですが、お世話になった
人のお金を持ち逃げしたり、人妻と駆け落ちすること三回、と性格破綻者のようです。その為かプロへの
道も閉ざされ、結局病気になり44歳と言う若さで悲惨な最期を遂げるのでした。私は、将棋に天分がある人は、プロにさせたら良いと思います。彼もそう出来ていたらもっと違った人生が送れたことは間違いないし、そのほうが将棋界の為にもなったのではないかと素人ながらも思わずに居られません。我々建築の世界では、40歳過ぎて建築を覚えてデビューし、いきなり世界的なトップスターの建築家となった人も居るし、白井晟一なども50歳を過ぎて歴史に残るような建築の設計をしています。建築の世界でも少しずつ変わってきていて、今では建築士の資格を持たない有名な建築家が何人か居ますし、資格で才能が開花する訳ではないので、どんな場合でも、人の持っている才能は伸ばせる方向でありたいものですね。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4094030174?ie=UTF8&tag=kobayashiarch-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4094030174" 真剣師小池重明の光と影 (小学館文庫)

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